日本でたった十数人!茶師十段が作る濃厚抹茶かき氷が食べられる「しもきた茶苑大山」 日本でたった十数人!茶師十段が作る濃厚抹茶かき氷が食べられる「しもきた茶苑大山」
一年中抹茶かき氷が食べられる大人気の日本茶専門店を紹介します。
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9月に入った途端、急に暑さがやわらぎましたが
それでもまだまだ蒸し暑い日が続きますね。
抹茶のかき氷で美味しく涼みたいものです。
2010年代からかき氷ブームが来ていますが
それに伴い家庭用かき氷器も売り上げを伸ばしています。
昔ながらの手動のものも風情がありますが、
シャリシャリ系からふわふわ氷まで作れる電動も気になりますね。
かき氷器をお持ちの方は、
ミニシェイカーで作る簡単かき氷レシピを参考に
ご自宅で抹茶かき氷を作ってみてはいかがでしょうか。
ミニシェイカーで作るカンタン抹茶かき氷シロップのレシピ
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さて今回のお店紹介は「しもきた茶苑大山」です。
ここは一年中かき氷が食べられるお店ですが、
かき氷専門店ではなく日本茶専門店。
マスコミにもたびたび取り上げられているので
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
2020年現在、日本でたった15人しかいない
茶師の最高位「茶師十段」の称号を持つ方がお二人もいるそうです。
その茶師が手ずから作る「茶師十段のかき氷」は大人気で
マスコミでもたびたび取り上げられているほど。
そしてブームになったエスプーマのかき氷の発祥とも言われています。
新型コロナウイルスの影響で2階の喫茶室は営業休止中。
代わりにテイクアウトを1階店舗で始められたそうです。
以前は「茶師十段のかき氷」は60食限定でしたが
テイクアウト化にともない限定はなくなりました。
これはチャンス!
ということで久しぶりにやってきました、下北沢駅。
お店のHPには「北口 徒歩2分」とありましたが北口がない……。
グーグルマップでお店の位置を確認してみると
中央口を出て駅前広場方面へ出れば良さそう。
私が知っていた頃の下北沢は、駅前に食品市場や飲み屋がひしめいて
アングラなイメージでしたがそれもなくなり、
すっかり駅も街もキレイで全然違う町に感じられました。
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駅前通りを進んで、ガラス張りのキレイな吉野家を左に曲がると
すぐに見つかりました。2分もかからないかも。
人だかりがしていて瓦屋根が目印です。
かなり並ぶと聞いたのですが、思っていたよりお客さんは少なそう。
これもテイクアウトになったおかげですね。
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メニューは「茶師十段のかき氷」と「茶師十段の抹茶ラテ」の二つ。
迷うことなくかき氷を注文してお金を払うと
手書きで整理注文番号を書かれたレシートを渡されました。
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こちらが茶師十段のかき氷、テイクアウト仕様。
かき氷というよりドリンクのような見た目です。
まずは一口……ほろ苦っ!
かき氷なのでてっきり甘いと思い込んで食べたんですが
甘さはあまりありません。
そして芳醇な抹茶の風味が鼻を抜けます。
二口、三口と食べると
ほろ苦さの中にもまろやかなお茶本来の甘みが感じられ
とっても贅沢な気分になります。
これが噂の抹茶エスプーマ。
エスプーマとは亜酸化窒素を使い、あらゆる食材を
ムースのような泡状にする画期的な調理法のこと。
世界一予約の取れないレストランとして有名だった
スペインの「エル・ブリ」のシェフが生みだしたそうです。
「しもきた茶苑大山」の抹茶エスプーマは
抹茶クリームよりも食感が軽く、繊細なシャリシャリ系の氷と
やさしく混ざりあって、シャリシャリなのにフワフワ♡
抹茶エスプレッソの泡を濃厚にして冷やして食べているみたい。
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下の方もすくってみると今度は甘い!
甘いだけじゃなく抹茶をさらに濃く感じますし、
ミルクのまろやかさやコクも感じられます。
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カバーを外すと3層に分かれているのが分かります。
見てください、真ん中の緑の濃さ!
甘いのが好きな方は全体を混ぜて食べた方が良さそうですが
私は抹茶本来の味を堪能した後で“味変”をする方が好きですね。
ちなみにこの写真↑、半分ほど食べたように見えますが
商品を受け取ってから5分も経っていません。
とにかく口どけが軽くてスイスイ食べられてしまうのと
炎天下の下で食べているので氷が解けるのがもったいなくて
ものすごい勢いで食べてしまいました。
後でお店の方に聞いたのですが、かき氷を16時までとしたのは
テイクアウトカップをその辺に捨ててしまう人がいて
かき氷終了に町のゴミ拾いをしているのだそうです。
この話はとてもショックでした。
タピオカブームの時に飲み干さずに
ポイ捨てしまう問題が話題になりましたが
「ごく一部の極端な人がやったことを大げさに騒いでいるだけ」
なんて思っていましたが、どこにでもそういう人はいるのですね……。
こんなに美味しいものを食べさせてくれるお店に
迷惑をかけるなんてとんでもない。
お店の周りでサッと食べてサッと捨ててサッと帰る。
美味しさに見合う美しい精神をもっていたいです。
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お店の前にはゴミ箱もあります。
プラスチックは箱へ、カバーやお手拭きは右の袋へ。
<店舗概要>
店名:しもきた茶苑大山(チャエンオオヤマ)
所在地:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-30-2
アクセス:小田急線・京王井の頭線 下北沢駅中央口より徒歩2分
営業時間:9:00~19:00
テイクアウトは13:00~16:00限定
※ただしお客様の人数によっては16時より前に終了することも。
定休日:水曜
電話:03-3466-5524
URL: https://shimokita-chaen.com/
東京まで食べに行くのが難しい方は
かき氷器とお茶屋さんの抹茶や粉末緑茶を買って
ご自宅でかき氷を楽しみましょう!
ミニシェイカーで作るカンタン抹茶かき氷シロップのレシピ,
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