茶匠のひとり言 | 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 茶匠のひとり言 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

社長ブログ

2025.06.11

目が覚めた

 

シーガイアさんが、この度ブランド変更をされるということでイベントを開催されました。

 

 

 

それに参加。

 

 

 

しかし普通に

 

「1本1.000円の煎茶です」

 

では、全く場にそぐわないと予測し、新緑園らしからぬ??規格(企画)で販売。

 

 

 

 

いやあ、忙しかったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

女将もスタッフも、途中から応援で来てくれたメンバーも笑顔で奮闘してくれました。

 

 

 

 

その中でも一番人気は、スコール抹茶でした。

 

 

 

 

 

昭和39年生まれのオヤジには想像も出来ない内容を、女将が知恵を絞って、アドバイスも受けながら形にしてくれました。

 

 

 

急遽、福岡から帰って手伝ってくれた娘も笑顔満載!

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めた1日でした。

 

 

 

 

 

 

2025.06.03

先行者利益

 

 

 

早めに梅雨入りしたのに、思ったより降らなかったり、やっぱり振ったりの日々です。

 

 

 

 

ところで私、茶業界に入って大よそ30年程になります。

 

 

その中で茶業界の流れを言いますと、急須を使ってお茶を飲まれる家庭や会社が減り、ティーバッグ類が広がってきたというトレンドがありますが、ここに来て一段ととういか予想以上のスピードで増えているのが「抹茶」の流通です。

 

 

その広がりは急激なものがあり、生産者もそれに事業転換したり、商社側はその扱いに翻弄され気味でもあります。

 

 

 

ですので、最近は(わが社に限らず)全く知らない茶業者以外の新規の企業さんから連絡が来て、

 

 

 

「抹茶、ありませんか?」

 

 

 

と、問われることも非常に増えています。

 

 

 

 

そこで我が社。

 

 

その分野に関しては、徐々にです。

 

 

自分の一番好かん言葉に言い替えると、

 

 

「ぼちぼち」

 

 

です。

 

 

(先手を打たれてスタートされていた農家さん、企業さんはすごいです)

 

 

 

出張先のカフェ系でもお土産の菓子類でも、まあどこでも「抹茶なんちゃら」、「ほにゃらら抹茶」が目立ちますね。

 

 

 

 

 

 

この緊迫した状況が5年後、10年後、その流通量でも価格でもどうなっているか、誰にもわかりません。

 

 

 

 

 

 

どうなるやら・・・・。

 

 

 

 

2025.05.16

ふりかえり

 

 

新茶期も作り手としては、お陰様でまだ忙しい日々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんで、この1ヶ月をカルク振り返ると・・・・。

 

 

 

茶園作業ではアルバイトさん、親戚、社員とよくやってくれたと思っています。

 

 

 

 

姪も、急遽来てくれて助かったり。

 

 

 

 

今回は娘も福岡から帰ってきて、お店の方を応援してくれたりでした。

 

 

 

 

 

恒例となったシーガイアさんとの企画も、県内外、海外からも来られ、皆様楽しんでおられた様に見えました。

 

 

 

 

 

自園では足りない分を仕入れるお茶の市場でも、各社が各社の事情や自己都合で仕入れを繰り返し、時には見えない火花が散っておりましたね。

 

 

 

 

(私は、ダークな火花を線香花火の様にチリチリ散らしておりましたが)

 

 

 

 

社内に目を向けると作り手も売り手も、それぞれが感情を高ぶらせながら踏ん張ってくれていました。

 

 

 

 

 

そしてそして、、、、

 

 

連休中は特に多くのお客様にご来店頂いたり、スーパーさんや百貨店さん、通販でもお買い上げ頂いておりますが、新茶の季節を満喫して頂けただろうか?と、考えてしまいます。

 

 

 

品質、空気感、会話、お値段、包装、商品の使い勝手などなど・・・。

 

 

 

 

この時期しか味わって頂けないコトを、どれ程お伝え出来、どれ程お客様の心に響いたか・・・。

 

 

 

考えると、答えは出てきませんね。

 

 

 

 

 

 

考え過ぎて沼りかけていましたので、昨夜は久しぶりにサックスのレッスン。

 

 

 

 

 

 

 

音は相変わらず、北風のようにピ~プ~鳴っていましたが、心のリセットには良かったです。

 

 

 

 

 

さてまた来週から、頑張ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025.05.05

そこは、違うやろ!

 

 

 

 

入札場(お茶の市場)で、試飲の際のポット。

 

 

 

 

そのフェイスはどう見ても、「像(ぞう)さん」の目と長い鼻に見える・・・。

 

 

 

 

 

 

 

しかしメーカーは、

 

 

 

 

「タイガー」

 

 

 

 

「そこは【象印】じゃろ!?」

 

 

 

 

 

1人で、ニヤッとしたところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025.05.04

繁忙期

 

 

 

茶園での収穫も、あと一息。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらのお茶もブレンド、加工されてどこのどなたに飲んで頂くのだろう・・・・。

 

 

(それぞれのお茶はどの商品に使用するかは、大よそ決まっていますが)

 

 

 

 

そして昨日は、UMKさんのU-dokiに生出演させて頂き、新茶の情報発信。

 

 

 

 

 

若いプロたちの軽妙な?気さくな?トークに助けられて、無事終了。

 

 

 

(録画が終わって、胃痛発生。緊張が後から体に出るタイプです)

 

 

 

 

 

そんなこんなの繁忙期。

 

 

 

 

店舗にも多くのお客様が来て頂いています。

 

 

 

 

 

お近くから遠くから、常連の方も新規の方も、ご来店、心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

2025.04.30

八十八夜前夜

 

 

 

新茶の繁忙期に突入しております。

 

 

 

 

その新芽を摘むタイミングは、1年に1度の一発勝負。

 

 

 

天気が気になって、1日に何度もスマホで天気予報を見ています。

 

 

 

 

 

 

さてさて、

 

 

 

摘んだ生葉はまず蒸気で蒸して、製造は始まります。

 

 

 

 

その蒸した後の、

 

 

 

「ぬめっ!」

 

 

 

とした手触りで、大よその良し悪しがわかります。

 

 

 

 

 

 

そしていくつかの工程を経て出来上がった(焙煎やブレンド前の)茶葉も、シビアな取捨がなされます。

 

 

 

 

 

 

 

とにかく、品質。

 

 

 

 

 

 

お茶は飲むもの。

 

 

 

 

 

 

 

茶業界にも押し寄せたルッキズム?の波に飲み込まれない様に、見かけが良い茶葉よりも、本当に「うまいもの」を選択していくのみです。

 

 

 

 

明日は、八十八夜。

 

 

 

「新緑園」という、一年中、お茶が美味しそうな社名をつけてくれた、今は亡き父に感謝しながら、お茶と向き合いたいと思います。

 

 

 

 

 

2025.04.21

重圧

 

 

新茶の繁忙期突入はまだ3,4日後という感じですが、早くも気持ち的には重くなりかけています。

 

 

と言うのも、目の前の期限の決まった新茶販売に向けての茶葉の確保や、あるいは1年間の適量在庫を揃えていくのに大きな責任を感じるからです。

 

 

 

 

 

 

そして自社園で足りない分はお茶の市場で仕入れますが、仕入れに集中すると周りの同業者と雑談をする気持ちも無くなって、少しブスッとしてる様に見えるかもです。

 

(それはそれで、いいっ茶けど)

 

 

 

 

 

当然ながら、選択した後もその比率、加工をしっかり考えないと美味しくはならず、目指す「品質」にも届きません。

 

 

 

 

でもこんな感じで気が重くなるのは、毎年のことなんです。

 

 

 

そんな中、午後からはUMKさんの取材。

 

 

 

 

緊張もしましたが、良いリセットになりました。

 

 

 

今年の新茶も、ご期待くださいませ!

 

 

 

 

 

 

 

 

2025.04.15

見事な新芽

 

 

お茶屋に入って30年程。

 

 

もう30回ほどは出会っている、春の新芽。

 

 

 

 

毎年見ている似て非なるその新芽ですが、今年は例年以上に充実しています。

 

 

 

肥料高騰の折り、そこは踏ん張って1年間かけてしっかり肥料をまいてきましたので、あとはうま味満点の成熟した茶葉をベストなタイミングで収穫するのみです。

 

 

 

 

誰かに言われた訳でもなく、ボタンのスイッチを押した訳でもなく、自分でこの季節に息吹いてくるこの自然の摂理。

 

 

感謝とある意味の脅威を感じながら、この環境で仕事ができることを堪能していきたいと思います。

 

 

 

 

2025.03.31

お言葉

 

 

1週間ほど前のことになりましたが、「春の蔵ざらえセール」では多くのお客様にご来店頂き誠に有難うございました。

 

 

 

(今回も店内の混雑を回避するために、時間帯によっては外の振る舞い場でお待ち頂くことがあり、すみませんでした)

 

 

 

さてその中で少し余裕のある時間帯に、お客様と色んなお話をさせて頂きました。

 

 

 

 

私の父の代から50年ほど、うちのお茶を飲んでいると言われた方。

 

 

「春待ち茶」を毎年楽しみに待つことで、春を感じると言われた方。

 

 

 

 

 

高校の教員を頑張って勤め上げ、その一区切りで職場に配る大切なご挨拶のお品を、何十個と買って頂いた高校の同級生。

 

 

40年程前?に新築を建てられた方の庭に私の父が木を2本植えて、それが今でもあるとお聞きしたり。

 

 

(18年前の)高鍋高校OB祭では、星野仙一さんを呼んでくれて有難う!と言って頂けたり。

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

 

「今日は割引だから、「煎茶まれもの」、自分の御褒美にやっと買えます」

 

 

 

 

それはどんな研修や講演会より、どんな自己啓発本より心に響く言葉でした。

 

 

 

 

そして、本当に私もまだまだ懸命に仕事をして、懸命にお茶を見極め、取捨選択し、お客様に喜ばれる一品をご準備出来る様に努めなきゃと思わせて頂くお言葉でもありました。

 

 

 

(いかん、腹が出ちょる)

 

 

 

 

新茶期を前に、身が引き締まる想いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025.03.19

微ぶり(信吾の新語)

 

 

近頃、

 

 

「程良さ」

 

 

って難しいというか、それがあるといいなあと思います。

 

 

 

お茶の味でも濃いめで少しキツさのある味もたまには良いですが、絶妙に程よく旨味が感じられると飽きずにずっと飲めると感じています。

 

 

 

 

(そこは言葉に出来ない感覚ですが、平たく言うと味が濃過ぎず火香も強過ぎず、しかし味わいは弱すぎず・・なのかな??)

 

 

 

人との会話や接し方も、それが営業だろうと社員との会話だろうと、友人や家族との他愛のない時間だろうと、インパクトがある様なガツガツした感じだと相手は少し息苦しくなるというか、居心地の良さは感じらんですがね。

 

 

 

 

先日の都内出張でも、取引先様で出されたスペイン??の微炭酸水は、その「微」ぶり?が絶妙で、ぶち美味しく感じました。

 

 

 

 

(ボトルのデザインも、品がいい)

 

 

 

この、

 

 

「程良さ」

 

 

とか、

 

 

 

「微」

 

 

の加減が無意識に出来ている人が、落ち着いた品格や品の良さを感じさせる人なんだろうな・・・。

 

 

 

 

さて明日から日曜日まで、春の蔵ざらえセールです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝手申しますが、皆様、この期間は「微」でなくガッツリお買い求めくださいませ。

 

 

 

以上、ブログのしめは我が社の都合でした(^^)!

 

 

 

 

 

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