お茶農家を舞台にしたヒューマンドラマの映画「種まく旅人 みのりの茶」
お茶作りをテーマにした映画をご紹介します。
【制作年】2011年
【制作国】日本
【監督】塩屋俊
【出演】陣内孝則、田中麗奈、吉沢悠、柄本明、永島敏行ほか
【販売元】TCエンタテインメント
【価格】DVD 3800円+税
【あらすじ】
リストラされた元デザイナーのみのりは、
祖父の急病のために期せずして祖父の茶畑を継ぐことに。
農林水産省の役人の“金ちゃん”と一緒に、
有機栽培のお茶作りに悪戦苦闘するが……。
【解説】
農業や漁業といった第1次産業に従事する人々をテーマに
描いた「種まく旅人」シリーズの第1弾で、
この映画のあと「くにうみの郷」「夢のつぎ木」と続きます。
本作は塩屋俊監督が、故郷の大分県臼杵市を舞台に
描いた日本の農業の姿。
多くの農業従事者に取材をしながら構想を膨らませ、
「農業の活性化がきっと日本の再生・再興の起爆剤になる」、
そんな期待をこめてお茶の製造過程を追いかけています。
派手なストーリー展開はないものの、美しい風景の中、
俳優たちの演技が光ります。
観終わった後に清々しさの残る作品で、
急須で丁寧に淹れた美味しいお茶を飲みたくなりました。