京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』 | 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

日本茶NEWS

2022.07.02

京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』

京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』 京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』

お茶に関する随筆をご紹介します。

京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』

【発売日】2020/6/1
【出版社】新潮社
【著者】渡辺 都
【価格】文庫本630円+税

【解説】
ゆったりと流れる時間、その時々で変化する風味、茶葉が持つ本来の美味しさ――お湯を沸かし、急須で淹れてこそ感じられるお茶の味わいがあります。
江戸時代半ばから京都に店を構える老舗茶舗「一保堂」に嫁いで知った、代々が受け継ぎ伝えてきた知恵と経験、家族のこと、お店のいまと未来、出会いと発見に満ちた京都生活。
お茶とともにある豊かな暮らしを綴った、心あたたまるエッセイ。
(新潮社HPより)

渡辺都 『お茶の味―京都寺町 一保堂茶舖―』 | 新潮社

渡辺都 『お茶の味―京都寺町 一保堂茶舖―』 | 新潮社

ゆったりと流れる時間、その時々で変化する風味、茶葉が持つ本来の美味しさ――お湯を沸かし、急須で淹れてこそ感じられるお茶の味わいがあります。江戸時代半ばから京都に店を構える老舗茶舗「一保堂」に嫁いで知った、代々が受け継ぎ伝

【感想】
書店で見つけて「お茶好きならチェックせねば!」と手に取ったこの本。
なんとも表紙のイラストが鳥獣戯画のように愛らしいのです。
そして最初の文章の出だし
「春の雨は音までやわらかな気がします」
の一文で、すっかり心掴まれレジへ向かいました。

お茶の新緑園(画像12344)

中も愛らしいイラスト入りです。

お茶の新緑園(画像12349)

創業300年の京都の老舗茶商の女将さんによるエッセイで、
茶商の仕事や京都の古い習慣、お茶や茶器の歴史、
美味しいお茶の淹れ方、保存方法などが綴られています。
一つひとつは短いので、仕事の合間や電車の中など
ちょっとしたスキマ時間に読み進められました。
嫌なことは書かれておらず、やさしい言葉で
女将さんの四方山話を聞いているかのよう。
それでいて、スッと背筋を伸ばしたくなる本でした。

<本の中で紹介されていた水出しのお茶の淹れ方>
①大き目の急須に15グラムの茶葉を入れ、冷たい水をいっぱいに注ぎ、
氷のかけらを3個ほど加えます。
②フタをして30分ほど置いてから出し切る。

お茶の新緑園(画像12346)

まろやかで甘みがあり、暑い日に飲むと最高でした!
この一杯にどれほどの時間と人手暇がかけられてきたのか……。
本を読んでから飲むと、お茶の作り手や商う人たちの想いに
感嘆せずにはいられません。

一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ) 公式サイト

一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ) 公式サイト

一保堂茶舗は、1717年(享保2年)創業、京都に本店を構える日本茶専門店です。抹茶、玉露、煎茶、番茶などのお茶や茶器の販売、淹れ方教室やイベントも開催しております。

新緑園の通販商品ご紹介

Loading RSS Feed
最新の投稿(5件)

『静岡まるよ茶屋物語』煎茶にかける赤堀商店の伝統と未来

「一流シェフ愛用の急須展」開催。ミシュランシェフが愛用する急須を通してその奥深い魅力をご紹介します。

江戸時代創業の老舗茶問屋が新たなお茶の楽しみ方を提案‼和紅茶フレーバーティの新商品『フルーツ和紅茶』がMakuakeにて2024年11月8日にプロジェクトスタート

「日本茶は、ラブストーリー。」全国から選りすぐりの日本茶を集めたセレクトブランド「JAPANESE TEA COMPANY 鈴の茶(すずのちゃ)」デビュー!

オーガニック日本茶「ISSO TEA」、オリジナルトラベルタンブラーのギフトボックス10月30日発売

カテゴリー
お知らせ
社長ブログ
スタッフブログ
メディア掲載
日本茶NEWS

過去の記事