皇室御用達の有田焼窯元・深川製磁による新業態「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」、2020年3月30日(月)東京ミッドタウンにオープン!
深川製磁株式会社 (本社:佐賀県西松浦郡有田町、窯主:深川一太)は、深川製磁による新業態として、ティー&ギャラリー「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」を、2020年3月30日(月)に東京ミッドタウン(住所:東京港区赤坂9丁目7-4東京ミッドタウン ガレリア3F)にオープンします。
深川製磁は、1894年(明治27年)に深川忠次により日本の磁器発祥の地といわれる有田で創設された老舗窯元です。1900年パリ万国博覧会にて「金賞」を受賞後、従来の有田焼のデザイン様式と一線を画した斬新なデザインは、国内外の品評会で評価され、1910年に宮内省御用達を拝命。世界に誇る独自の美観を持った作品を生み出しています。生地生産から釉薬及び絵具の調合、染付、上絵まで一気通貫し生産する工房スタイル※により生まれる深川製磁特有の技術を集結した高品質な器は、世界中のファンから根強く愛されています。
今回、日本のデザイン・アートの発信地・六本木に誕生する「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」は、世界中が日本に注目するこの節目の年に、国内外問わずたくさんの方々に深川製磁の器を実際に手に取り、食とともに体験していただきたいとの想いから、新しいスタイルのティー&ギャラリーとしてオープンします。職人がひとつひとつの器に手わざを盛り込み、上品で透明感のある風合い、手に馴染む形や手触り、最適な重量など、長く使っていただけるよう細部まで精巧に作られた器を、国内有数の紅茶鑑定士が厳選した高品質な茶葉で淹れた紅茶や、自然派スイーツのパティスリー「shodai bio nature」のパティシエがつくる「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」限定のオリジナルチョコレート等とともにお楽しみいただける、特別なひとときをお届けします。
伝統とモダンが調和する柔らかな光に包まれた心地よい空間で、器が人に馴染み溶け込む感覚を是非ご体感ください。
※一般的工房は、生地屋、下絵付け、上絵付けとそれぞれ生産されたものを仕上げる生産スタイル。
深川製磁の魅力
1. 特有の技術が生み出す「フカガワブルー」と「透白磁」
深川製磁独自の「付け濃み(つけだみ)」技法から生まれる染付(藍色)のグラデーションは、創業以来「フカガワブルー」と呼ばれ、1350度の高温焼成によって生まれる「透白磁」の磁肌で上品で透明感のある風合いを実現します。
2. 職人の手わざを集結した人に馴染む精巧なつくり
「精巧さのない磁器は、決して工藝と呼ばない」とし、成型・絵付・施釉・焼成などの工程毎に熟練した職人たちを集結。
長く使っていただけるよう、手に馴染む形や手触り、最適な重量など、細部まで人に馴染む器づくりを徹底しています。
3. 有田焼とは一線を画す独自のデザイン「深川様式」
いち早く有田焼のモダン化を目論み、伝統的な染錦技法を継承しながら常にデザインの革新を断行。これまでの有田焼のデザインにはない朝顔、紫陽花、花菖蒲、富士山などのモチーフを、19世紀フランス・パリのジャポニスムの香りを感じさせるモダンなデザインと融合した、従来の有田焼のデザイン様式を一変させる独自の「深川様式」を確立しました。
※画像はイメージです。実際に店舗で提供する器とは異なる場合がございます。
メッセージ <深川製磁 窯主 深川一太>
東京ミッドタウンと言う国際色豊かな場所で初のティーカウンターを併設した新しいスタイルの「ティー&ギャラリー」は、深川製磁の挑戦と考えています。
紅茶とともにお楽しみいただける器は、伝統技法を駆使したクラシックな意匠をセレクトいたしました。「百年の技法」でお茶を飲み、優雅なひと時を過ごして頂きたいと思います。尚、百年技法は、伝統工芸士を含め、キャリアの長い職人のみが作り得る至極の名品です。七人の伝統工芸士を始め熟練の職人達は、「百工技能」の中でも秀逸な者ばかりです。
この度、東京ミッドタウンのお客様にご紹介出来る事を、心より楽しみに致しております。
店舗情報
店舗名:FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA (フカガワセイジ 1894 ロイヤルキルン アンド ティー)
所在地:〒107-0052 東京港区赤坂9丁目7-4東京ミッドタウン ガレリア3F
営業時間:11:00 – 21:00
オープン日:3月30日(月)