大型書店がプロデュースした日本茶スタンドカフェ「紀伊茶屋」 大型書店がプロデュースした日本茶スタンドカフェ「紀伊茶屋」
有名書店とコラボレートした日本茶カフェをご紹介します。
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が解除されて
1か月以上過ぎましたが、皆さんいかがおすごしでしょうか?
しばらくお休みしていた月1の日本茶カフェ紹介ですが
お店を応援するためにも、再開しようかと思います。
再開するにあたり、真っ先に行きたいと思ったのは
紀伊国屋書店がプロデュースする
日本茶カフェ「紀伊茶屋(きのちゃや)」。
書店はたまに利用していましたが、このカフェはスタンド式で
座ってゆっくり飲みたいので利用したことがありませんでした。
外出自粛期間中、個人的に困ったこと……
それは欲しい本が買いにくかったこと。
自宅近くの書店は品ぞろえが悪く、
よく利用していた書店は駅ビルに入っていて
ビルごと営業休止していました。
通販という手もありますが、ただでさえ忙しい宅配業者さんに
不要不急の注文をしていいのだろうかと悩ましい。
それにやっぱり現物を手にし、あらすじや出だし、
帯やPOPなどを見て決めたいんですよね。
平日の昼間に書店で買い物をしたついでに
スタンドカフェでサッとお茶を飲んで帰れば、
まぁ、都のロードマップをそう大きく逸脱しないのではないかと。
というわけで久しぶりの新宿です。
駅や街は以前に比べると、確かに人は少ないようですが
それでもそこそこの人手でした。
書店内も同様です。
急ぎ足でフロアを回って目星を付けておいた本を購入。
1階に降りてカフェのカウンターに
荷物を載せようとしてPOPに気づく。
え~~~!
本重たいのにー!
テイクアウトで持って帰らなきゃいけないのかしら?
「飲み終わりましたら」ということは
この場で飲むのはOKなのね。ちょっとホッとしました。
うーん、分かっていたら買い物前に利用したんだけど。
そんなことHPには書いてなかったなぁ。
レジにはビニールシートが貼ってあります。
飲み物のほか、ようかん、茶葉、茶筅なども販売。
日本茶は180円からで、200円台がメインとかなりリーズナブル。
一番高い福岡は八女星野村の玉露でも440円。
お抹茶やラテ、シェイクはそれより少し高めの380円~580円。
ソフトクリームやぜんざいもあります。
また、メニュー表にはありませんが、お店のPOPには
チーズティーやタルゴナミルクティーを
抹茶やほうじ茶でアレンジしたものもありました。
この日は蒸し暑くてホットは飲む気になれず
喉が渇いていたので水出しの静岡掛川かごよせ煎茶にしました。
ホットの日本茶は産地ごとにかなりバリエーションがあるのですが
アイスは煎茶、玄米茶、ほうじ茶、抹茶しかないのが残念。
あとカウンターが使えるなら、ぜんざいかソフトクリームなど
スイーツも付けたかったんですが……。
レジで注文してお金を払うと、隣の受け渡し口から
すぐに商品が出てきました。
ついトレイを掴もうとしてしまったのですが
「商品のみお取りください」と店員さん。
これもコロナ対策なのね。お恥ずかしい……。
カウンターの前でカウンターは利用せず
荷物を抱えつつ飲んでみると、爽やかな苦みが口に広がります。
甘みも旨みもあるんですが、それ以上に苦みの印象が強い。
でもえぐみはないし、苦みが柔らかくて美味しい!
蒸し暑さで疲れた気持ちがシャッキリしました。
商品受け取った時は全体的に深緑色だったのですが
徐々に色が薄くなって、底に茶葉が沈殿してきます。
かき混ぜながら飲んでもいいですし、
底にたまった茶葉ごと濃いお茶を飲んだ後に
上澄みを飲んで味の変化を楽しんでもいいですね。
このクオリティでたっぷり入って200円はかなりお得。
また書店を訪れる時は必ずカフェも利用しようと思いました。
これから夏本番。
次は冷茶の玄米茶かほうじ茶も試してみたいです。
帰りがけにPOPをよく見ると
臨時営業時間「10:30~18:00 土日臨時休業」とのこと。
HPだと「11:00~19:00」で土日休みなんて書いてなかったのに!
<店舗概要>
店名:紀伊茶屋(きのちゃや)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊国屋書店 新宿本店1F
アクセス:地下鉄 新宿三丁目駅 B7出口より徒歩1分(地下道直結)
JR 新宿駅 東口より徒歩3分
営業時間:10:00~21:00
※現在、臨時営業時間10:30~18:00にて営業中。
定休日:なし ※現在、土日は臨時休業中
電話:03-6380-1017
URL: http://kinochaya.co.jp/