日本茶のあるくらし。 日々の暮らしに日本茶を取り入れてみませんか？ 日本茶のあるくらし。 日々の暮らしに日本茶を取り入れてみませんか？

日本茶の主な成分を知る

苦み成分のカテキンやカフェインは高温でないと抽出されず、甘み成分のテアニンは低温でもよく抽出されます。

基本の淹れ方

＜準備するもの＞
・急須
・茶葉（1人分4ｇ）
・湯のみ
・湯（1人分100cc）
・温度計※なくても可
・茶さじ※ティースプーンでも可

1沸かした湯を湯のみに入れて､急須に湯を注ぐ(3の工程)までに70℃に冷ます(約1分半待つ)。

2湯を冷ましている間に､急須に茶菓を入れる。1人分は4g、2人分は6g、3人分だと8g。

370℃に冷ました湯を急須に注ぎ､蓋をして40秒待つ｡苦みと甘みのバランスがとれた味に。

4お茶の濃さと量が均等になるよう、各湯のみに順次4，5回に分けて注ぎ入れる。

二煎目からの淹れ方

抽出後は急須のフタをずらし、茶葉が不要に蒸れないように。
二､三煎目の基本は、湯温は高く、抽出時間は半分。

湯量は同じで二煎目は80℃､三煎目は90℃に。抽出時間は20秒と短めで滝れましよう。

苦み･渋みが苦手な方は、玄米を加えてマイルドに

茶葉と同量の焙じた玄米を入れると香ばしい味わいに変わり､苦み･渋みが和らぎます。

目的に合わせた新しい楽しみ方

清々しい気分に　～炭酸を加える～

基本の淹れ方で抽出したお茶を氷の入ったグラスに注ぐ。お茶と同量の炭酸水を静かに加えて完成。お茶の苦みや香りは活かしつつ､清涼感のあるすっきりとした飲み口に。

ぐっすり眠りたいとき　～水出しで淹れる～

基本の滝れ方と分量は同じで､茶葉4gと水100ccを入れ約3分置くだけで完成｡冷蔵
庫に1時間～ひと晩入れておくと､さらに甘みが増します。(深蒸し茶を使用した場合）
カフェインの抽出を抑え、リラックス効果のあるテアニンがたっぷり抽出されます。

一日の始まりはすっきりと　～高温で滝れる～

1人分4gの茶葉に90℃のお湯を100cc注ぎ､30秒～1分間待って抽出します。あえて高温で滝れ､覚醒作用のあるカフェインをしっかり出して､頭をシャキッと。

ダイエットを目指す方　～コーヒーで割る～

基本の淹れ方で抽出したお茶を同量のコーヒーで割ります。ダイエット効果のあるカフェインをダブルで摂れるハイブリッドな－杯。