VRChatワールド『metaCHA – Japanese Tea Experience』が2024年3月13日にオープン。3月16日の「まちやでメタバース」のメタバース体験会に使用される。
株式会社ゆずプラスが企画・開発として携わったVRChatワールド、『metaCHA – Japanese Tea Experience』が2024年3月13日に公開されました。京都の老舗茶舗、株式会社福寿園とのコラボレーションにより生まれた本ワールドは、企業初の「お茶をテーマとしたメタバース空間」の設立を目的として作られました。
本ワールドはけいはんな学研都市に実在する「福寿園CHA遊学パーク」内の茶室を再現したもので、バーチャルな抹茶体験やお茶の歴史解説などが楽しめます。
茶室でのリアルな抹茶体験
茶室内ではVRゴーグルとコントローラーを使って抹茶をつくり、抹茶を飲む体験ができます。HMDとコントローラーのみで操作する(現実世界での足の動きがVRに反映されない)場合でも正座ができるギミックがあり、また抹茶のつくり方を示す説明書などが細かく記載されています。
茶筅で抹茶を攪拌するとリアルな音が鳴り、湯気が立ち上がります。茶碗を口元に近づけると、少しずつ抹茶が減っていく様子を目の当たりにし、実際にお茶を飲んでいる感覚を体験することができます。
東屋に腰掛ける「茶つぼちゃん」
ワールド入り口の東屋には、「茶つぼちゃん」と呼ばれるキャラクターが腰かけています。彼女は茶壷をイメージした衣装を身にまとい、茶葉と茶壷の文化・歴史に由来しています。また東屋内に入ると、日本の茶の歴史を解説するテキストも表示されます。
富士山の山頂でもお茶会が可能
茶室・東屋エリアの奥に近づくと、京・山城の仏さまが現れ、「そなたを茶を巡る旅へと連れて行ってしんぜよう」と富士山の山頂へワープできます。そこでも茶道具を使った抹茶体験が楽しめます。日本一の高峰でお茶会を楽しめるのは、メタバースならではの贅沢な体験です。
「まちやでメタバース」でのメタバース体験
2024年3月16日、立命館アカデミックセンター主催の「まちやでメタバース」第5回プログラムにて、株式会社ゆずプラスの水瀬ゆず代表が講師として登壇しました。本プログラムは、メタバースの起源と日本の役割について学ぶプログラムで、現実世界(船鉾町会所)とオンライン(Zoomウェビナー)、二つの会場がありました。
プログラムの後半ではメタバース体験会が実施されましたが、その際に使用されたメタバース空間が、『metaCHA – Japanese Tea Experience』の茶室内部でした。受講生は茶道具を用いての抹茶づくりを体験し、「本当に目の前に抹茶がある感覚が良い」「現実世界と比較して、気軽に抹茶をつくる練習ができるのが良い」といった好評の声をあげました。
ワールド情報(VRChat)
ワールド名:metaCHA – Japanese Tea Experience
URL:https://vrchat.com/home/world/wrld_a88c403a-bacf-49ef-9019-a9a6133e5ee9
対応機器:Windows PC / ゲーミングPC+Steam VR対応VRヘッドセット
株式会社福寿園:https://www.fukujuen.com/
企画・開発:株式会社福寿園 / 株式会社ゆずプラス / 有限会社アーキテクトタイタン
公開日時:2024年3月13日
株式会社ゆずプラス
『会社概要』
商号:株式会社ゆずプラス
設立:2022年6月21日
本社所在地:京都府京都市南区吉祥院中島町30番13号
代表者:代表取締役 岡村 謙一
『事業内容』
・メタバース空間政策やイベントの企画、新規事業の提案
・関連会社 一般社団法人プレプラ
『実績例』
・メタバース不登校支援「ぶいきゃん2023年度全国」 連携協力
・ロボットメタバース就労 プロジェクト企画、実施
・NHKアート メタバース実証実験 企画・運営
・学校法人立命館 様 メタバース教育プログラム企画、導入
公式ホームページ:https://www.yuzuplus.co.jp/
『お問い合わせ』
メール:info@yuzuplus.co.jp
株式会社福寿園
商号:株式会社福寿園
設立:寛政2年(1790年)
本社所在地:京都府木津川市山城町上狛東作り道11
公式ホームページ: https://www.fukujuen.com