森下典子さんの「日日是好日」がついに映画化。
私も数年前に愛読した「日日是好日」が2018年いよいよ映画化。当時2~3回は読み返し様々な刺激をいただきました。キャスト陣も本作とイメージ通り。今年の楽しみのひとつです。
女優・黒木華が、大森立嗣監督の最新作「日日是好日」に主演し樹木希林、多部未華子と初共演。
今作は、森下典子氏が町の茶道教室に通い続けた約25年間にわたる日々を綴った人気エッセイ「日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」(新潮文庫刊)を映画化するもの。文庫の解説で、人間国宝の柳家小三治氏が「感動の読了だった。この感動を誰かに伝えたい。いても立ってもいられなくなった」と思い立ったほどの1冊だ。近所の書店へ飛んで行き、“茶道・華道コーナー”に平積みされている本書を見て「ここにあるべき本じゃないんだよこの本は」「いや、ここにも一冊ぐらい置いてもいいけど、とにかくここじゃないんだよ」と綴るように、茶道の素晴らしさを描くだけでなく、多くの読者にとってかけがえのない、人生のバイブルとなっている。
映画は、主人公の典子が就職につまずき、失恋や大切な人の死という悲しみの中で、気づけば側に「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。季節を五感で味わう喜び。そして「いま、生きている!」という実感に迫る感動のドラマを描く。東京テアトルとヨアケの共同配給。2018年に全国で公開予定。