2022年5月|宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 日本茶Trip – ページ 3 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

2022.05.07

お茶をテーマにしたホテルの、お茶ずくめのヘルシーなデリカテッセン「DELI&BAR 1899 TOKYO」

お茶をテーマにしたホテルの、お茶ずくめのヘルシーなデリカテッセン「DELI&BAR 1899 TOKYO」 お茶をテーマにしたホテルの、お茶ずくめのヘルシーなデリカテッセン「DELI&BAR 1899 TOKYO」

お茶ずくめのメニューが食べられる素敵なお店をご紹介します。

お茶をテーマにしたホテルの、お茶ずくめのヘルシーなデリカテッセン「DELI&BAR 1899 TOKYO」

お茶をテーマにした新橋のブティックホテル「HOTEL 1899 TOKYO」。
その1階に併設しているのが、今年1月にグランドオープンした
レストラン&デリカテッセン「DELI&BAR 1899 TOKYO」です。
HPによると「今までみたこともないようなお茶料理で
“茶を食す”という新しい体験ができるレストラン」とのこと。
お茶好きとしては行くしかありません。

お茶の新緑園(画像1353)

地下鉄の御成門駅から歩いて行くと、見えてきました1件のビル。
デザインコンセプトは「現代的に解釈された茶屋体験」と聞いたのですが、
普通のカフェとどう違うのだろう?

お茶の新緑園(画像1355)

と建物の周りを歩いてみると……。

確かに日除けのれんがお茶屋さんっぽい!
壁の模様や木の意匠も和モダンで素敵。
嬉々としてここから入店しましたが
こちらはホテルの入り口で、反対側がレストラン専用入り口のようです。

お茶の新緑園(画像1357)

ガラス張りの店内は、まさに伝統とモダンが入り混じる空間。
茶箱や茶器、お茶に関する書籍などのディスプレイ、
和傘をモチーフにしたペンダントライト、
障子をモチーフにしたパーティションなど随所にお茶が感じられます。

お茶の新緑園(画像1359)

お茶の新緑園(画像1360)

お茶の新緑園(画像1361)

ランチメニューの中から一汁三菜セットを注文。
主食(十八穀ごはん、茶粥、パン6種から2枚)1品と
スープ(抹茶豆乳スープ、生姜入りきのこと寒天のスープ、豚汁)1品を選び、
さらにショーケースに並ぶお惣菜の中から
主菜(肉、魚、お茶料理)を1品、副菜を3品選ぶ方式です。

お茶の新緑園(画像1363)

私が選んだのは、主食が十八穀ごはん、スープが抹茶豆乳スープ、
主菜がグリルチキン抹茶チーズソース、副菜が抹茶ポテトサラダ、
彩り野菜の碾茶オイルマリネ、サーモンとキノコのマリネ。

お茶の新緑園(画像1365)

連れは主食が茶粥、スープが生姜入りきのこと寒天のスープ、
主菜がハンバーグ、副菜が抹茶ポテトサラダ、
かぼちゃとカッテージチーズのスイーツサラダ、彩り野菜の碾茶オイルマリネ。
こういう時はお互い被らないように注文してシェアするのですが
抹茶ポテトサラダと碾茶オイルマリネはたっぷり食べたくなったようです(笑)。

お茶の新緑園(画像1367)

オイルマリネの碾茶はよく分からなかったのですが、
豆乳スープは抹茶がよく利いています。
ポテトサラダも微かに抹茶の香りとコクが感じられました。
どれも全体的にやさしい味わいで、デリも一つひとつの量は控えめ。
でも種類が多いので、女性にはちょうど良いのではないでしょうか
(男性には物足りないかもしれませんが)。

セットのデザートに酒茶ケーキの抹茶を付けたら
かなりお腹がいっぱいになってしまいました。
香りは抹茶よりお酒がかなり勝っていましたが
しっとりして小さくても食べ出があります。

お茶の新緑園(画像1369)

番茶と水出し緑茶、お水がセルフで飲み放題です。

お茶の新緑園(画像1371)

食後に2階を見学。フロントは茶室をイメージしているとか。
ミシュランガイドに掲載された「ホテル龍名館お茶の水本店」や
「ホテル龍名館東京」を運営する老舗旅館が運営しているとのことで
機会があればホテルの方も泊まってみたいですね。

お茶の新緑園(画像1373)

お茶の新緑園(画像1375)

お茶のティーバッグや、ホテルのアメニティと同じ
緑茶成分入りのシャンプーなども販売しています。

お茶の新緑園(画像1374)

お茶の新緑園(画像1381)

お茶の新緑園(画像1382)

せっかくなので全国から厳選した6種類のお茶を
ブレンドしたという「六煎茶」を購入。
後日飲んでみましたが、旨みよりも甘みが強く渋みも少なくて、
外国の方にも喜ばれそうなお味でした。

お茶の新緑園(画像1378)

お茶の新緑園(画像1379)

<店舗概要>
店名:DELI&BAR 1899 TOKYO(イチハチキュウキュウ トウキョウ)
所在地:〒105-0004 東京都港区新橋6-4-1
アクセス:都営三田線 御成門駅A3b出口から徒歩6分
営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)、15:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:土日祝日
電話:03-3432-1890
URL: http://1899.jp/hotels/tokyo/

2022.05.07

渋谷新名所に生まれた緑茶メーカー王者の新たな挑戦「ocha room ashita ITO EN」

渋谷新名所に生まれた緑茶メーカー王者の新たな挑戦「ocha room ashita ITO EN」 渋谷新名所に生まれた緑茶メーカー王者の新たな挑戦「ocha room ashita ITO EN」

“お茶の新しい楽しみ方”や“お茶との新しい接点”を提案するお店をご紹介します。

渋谷新名所に生まれた緑茶メーカー王者の新たな挑戦「ocha room ashita ITO EN」

11月1日にオープンして、日本最大級の屋上展望などが
話題になっている渋谷スクランブルスクエア。
皆さんはもう行きましたか?
新業態や日本初上陸、都内初、旗艦店など店舗が集まっていて
ショップ&レストランも注目されています。

お茶の新緑園(画像3991)

JR渋谷駅の中央改札を出て東口を出たらもう右側が入口です。
オープンから1カ月でちょっとは空いているかと思ったのですが
まだまだ混みあっていますね。
本日の目当ては、緑茶飲料市場でシェアナンバーワンを維持し続けている
伊藤園が運営する店舗「ocha room ashita ITO EN」。
10階なのでエレベーターで行こうと思ったのですが行列になっていたので
エスカレーターを使います。

お茶の新緑園(画像3994)

お茶の新緑園(画像3993)

7階まで上がると一度エスカレーターが途切れ、
8階にかけて吹き抜けになったイベントスペースがあります。
現在は雲をモチーフとしたインスタレーション
(空間体験芸術)が展示されています。

お茶の新緑園(画像3996)

イベントスペースを抜けてさらにエスカレーターで上がると
お目当てのお店が見えてきました。

お茶の新緑園(画像3998)

明るいテーブル席と、落ち着いた照明のカウンター&ソファ席。
印象がまったく違いますがどちらも同じお店のようです。
間には物販が陳列されて仕切られています。
空席があるので店員さんに声をかけると
お店の奥のスペースで並ぶように言われました。
ちょっとこの辺わかりにくいですね。

お茶の新緑園(画像4000)

よく見たらちゃんと看板が出ています(笑)。

お茶の新緑園(画像4002)

席に通され、メニューに目を通しますと
抹茶から冷茶まで本格的なお茶がいただけるようです。

お茶の新緑園(画像4003)

かと思えばフルーツティーやチーズティーなど
新しいメニューもあります。

お茶の新緑園(画像4006)

今年の8月に、同じく渋谷にできた「伊右衛門サロン」に行きましたが
食事メニューを比べてみると、あちらは定食メニューに力を入れていて、
こちらは軽食メニューに力を入れている印象を受けました。

ペットボトル飲料のブランド名を冠した京都の人気カフェが東京進出「伊右衛門サロン」 – Green QualiTEA of Life~日本茶のある心地よい丁寧な暮らし。

ペットボトル飲料のブランド名を冠した京都の人気カフェが東京進出「伊右衛門サロン」 - Green QualiTEA of Life~日本茶のある心地よい丁寧な暮らし

お茶を通じて食・心・身体の健康バランスをプロデュースしてくれるお店をご紹介します。

お茶の新緑園(画像4008)

パフェの盛り方が素晴らしいです。
アフタヌーンティーはいろいろ食べられていいですね。

お茶の新緑園(画像4010)

注文を受けてから作るわらびもちや
抹茶しるこも心惹かれますね~。

お茶の新緑園(画像4012)

お酒も飲めるようです。

伊藤園というとペットボトルの「お~いお茶」の
イメージが強いのですが、それを忘れてしまうくらい
どれも本格的で、おしゃれで、美味しそう!

お茶の新緑園(画像4014)

クアトロフォルマッジや抹茶バケットサンドとかなり迷ったのですが
初めての利用ですし、いろんな味を楽しみたくて
アフタヌーンティーセットを注文。
思っていたより可愛らしいサイズです。
トレイの隣に文庫本を置いてみましたが伝わりますでしょうか?
このくらいなら食後に、注文を受けてから作るという
抹茶わらびもちを注文してもいいかも!?

お茶の新緑園(画像4016)

見とれているとセットのお茶が到着。
抹茶や緑茶も選べますが、
この日は体が冷えていたのでほうじ茶にしました。
そういえば最近、日本茶Newsも
ほうじ茶を使った商品のニュースが多いですね。

お茶の新緑園(画像4019)

温められたプラスチックの急須には茶葉が入っていて
店員さんによると、まずは茶葉の香りを楽しんでから
お湯を入れて欲しいとのこと。
ほうじ茶というとお茶屋さんの前でただよってくる
強烈な香しさが思い出されますが、
急須の中を嗅いでみるとちょっと違います。
確かにほうじ茶の香ばしさはあるのですがもっと柔らか。
そしてほんのかすかにツンとした刺激も。いい香りです。

お茶の新緑園(画像4021)

私は普段、自宅でほうじ茶を飲む時は煎茶より長めに濃く抽出するのですが
店員さんから一煎目は30秒ほどで茶杯に注いでほしいと言われたので
その通りにします。
いつもより明るい色になりました。
飲んでみると香りや味もいつもより薄いのですが
その分、旨みや甘みなど複雑な風味が感じられます。
そうか……いつも抽出しすぎだったのか。
もう一度急須の中の茶葉の香りを嗅いでみると
茶葉が開いたのか香ばしさが増しています。

お茶の新緑園(画像4023)

お茶が美味しくて堪能していたら大変!
アイスが溶けかかっている!!

お茶の新緑園(画像4025)

とはいえ、やっぱりアフタヌーンティーは
最初にサンドイッチを食べて、スイーツは後にしたいんですよね。
急いで抹茶のブリオッシュのだし巻きサンドを食べました。
ブリオッシュもだし巻きも甘いかと思ったら、どちらも甘くない。
その分、ブリオッシュは抹茶の風味が
だし巻きはおだしの味が感じられていいですね。
もうちょっと食べたくなるサイズでした。

溶けかかってしまったほうじ茶ジェラートは
さっぱりして甘さ控えめです。
ここらでお茶の二煎目を淹れたのですが、
同じ抽出時間でもさっきより深みと味が増していました。

上皿の抹茶ラングドシャはサックサクに軽くて、
抹茶はあまり感じられませんが
よく焼き上げられた香ばしい味がします。

烏羽玉(うばたま)は初めて食べました。
こし餡を寒天でコーティングし、けしの実を付けた和菓子。
黒糖を使っているのか、しっかり甘くてコクがあります。

お茶の新緑園(画像4027)

食べるのに夢中になって
気付いたら急須にお湯が残ったまま放置していました。
茶杯が小さいので、お茶を淹れるのが結構忙しいです。

季節のティーマカロンは上がほうじ茶、下が抹茶でしょうか。
中は抹茶クリームと小さな栗の甘露煮が入っています。
マカロンって嫌いじゃないけど
すごく美味しいと思ったことがなかったんですが、
このマカロンは外側がパリッと、
中の生地はモッチリしていて
クリームと一緒に食べると本当に美味しい!

抹茶プリンは抹茶の香りが豊かで口当たりがまろやか。
下にはサッパリとした味のこしあんのソースが隠れていて、
プリンだけでもソースと一緒に食べても美味しいです。
上にのった栗の甘露煮は甘さ控えめで
ちゃんと栗の味や香りが感じられます。

お茶の新緑園(画像4029)

可愛らしい亀型の器を開けると、
いちごのお麩チョコレートと
紅茶と桃のパート・ド・フリュイ。
お麩チョコレートは形がたまごボーロっぽいですね。
歯ごたえがあって甘さのないお麩の生地と
甘いいちごチョコレートのバランスが良く
いくらでも食べられそう。

パート・ド・フリュイとは
フルーツのピューレをペクチンで固めたゼリーのこと。
写真だとちょっと分かりにくいですが、
上が茶色い紅茶のゼリーで
下がピンクの桃のゼリーの二層になっています。
結構固めですごく甘酸っぱい!
紅茶の方だけ食べても酸っぱさがあって
言われないと紅茶だと分からないです。
桃の方だけ食べると紅茶よりも酸味が強いです。

お茶は三煎目でやっと抽出時間が多少長くても大丈夫になりました。
一煎目を飲んだら溶けやすいアイスだけ先に食べ、
二煎目まで飲んでお茶を堪能した後で
残りの食べ物をじっくり楽しむといいかもしれません。

スイーツは甘さ控えめとしっかりした甘さとメリハリがあって
いろんな味や食感が楽しめて最後まで飽きません。
食べる前は何か追加注文するつもりでしたが
お茶をたっぷり飲んだせいか結構お腹もふくれました。

お茶の新緑園(画像4031)

お茶の新緑園(画像4032)

物販コーナーには茶葉や茶器、オリジナルグッズなどが販売されています。
(ギフトボックスのほこりがちょっと気になりましたが……)
その中でも私が気に入ったのは「読むお茶」。
本をかたどった箱の中には茶葉と短編小説が入っているそうです。
ちょっとしたプレゼントにも、自分用にも素敵ですね。

お茶の新緑園(画像4034)

お茶の新緑園(画像4035)

アフタヌーンティーについてきた烏羽玉やマカロンも売っていました。
いちごのお麩チョコレートも売ってほしいな(笑)。

店員さんによると、店名の「ashita(明日)」には
“新しさ”や“革新性”といった意味を込めているそうです。
ロゴは「あした」を漢字一字で表した「旦」をモチーフに
「日の出=新しい日(コト)の始まり」を表現しているとか。
店内ではイベントも開催予定だそうで、楽しみですね。
次回こそ、クアトロフォルマッジとわらびもちを頼みます!

<店舗概要>
店名:ocha room ashita ITO EN
  (オチャ ルーム アシタ イトウエン)
所在地:〒150-6110 東京都渋谷区渋谷2-24-12
渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン10F
アクセス:JR線・東京メトロ線・東急線・京王井の頭線
渋谷駅直結・直上/地下出入口番号 B6
営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:1月1日(元日)
※臨時休業含め渋谷スクランブルスクエアの休日に準ずる
電話:03-6803-8112
URL: https://www.itoen.co.jp/

お茶の新緑園(画像4037)

2022.05.07

静岡県掛川市内5施設に“チャバコの自動販売機”が設置。「掛川観光記念チャバコ」も同時発売。

静岡県掛川市内5施設に“チャバコの自動販売機”が設置。「掛川観光記念チャバコ」も同時発売。 静岡県掛川市内5施設に“チャバコの自動販売機”が設置。「掛川観光記念チャバコ」も同時発売。

タバコ風の箱に入ったスティック粉末茶『チャバコ』の販売を行う株式会社ショータイム(本社:静岡県掛川市、代表取締役:森川翔太)は、掛川市内5施設に“チャバコの自動販売機”を常設設置いたします。 なお、自動販売機設置を記念して、自動販売機ごとに設置場所にちなんだ限定パッケージ仕様の『掛川観光記念チャバコ』を10/8(月・祝)より同時発売。さらに、5つの『掛川観光記念チャバコ』をすべて集めて、チャバコの販売元である株)ショータイムが運営する休憩所『ちゃまり場』(掛川市東山)に持参いただいたお客様に“金のチャバコ”を進呈する“掛川チャバコ巡り”キャンペーンも開催いたします。

静岡県掛川市内5施設に“チャバコの自動販売機”が設置。「掛川観光記念チャバコ」も同時発売

お茶の新緑園(画像741)

お茶の新緑園(画像742)

タバコ風の箱に入ったスティック粉末茶『チャバコ』の販売を行う株式会社ショータイム(本社:静岡県掛川市、代表取締役:森川翔太)は、「チャバコの自動販売機」を掛川市内5施設に常設設置いたします。
 日本屈指のお茶の名産地であり、日本の市区のなかで男女ともにガン死亡率がもっとも低い(※1)健康タウンでもある掛川市ならではの新たな“珍名物”として、「飲む」だけではなく「購入」するところからお茶を楽しさを提供することで、不況にあえぐお茶業界の活性化に繋げてまいります。

 また、自動販売機の設置を記念して、自動販売機ごとに設置場所にちなんだ限定パッケージ仕様の『掛川観光記念チャバコ』を同時発売。さらに、5つの『掛川観光記念チャバコ』をすべて集めて、チャバコの販売元である株)ショータイムが運営する休憩所『ちゃまり場』(掛川市東山)に持参いただいたお客様に“金のチャバコ”を進呈する「掛川チャバコ巡りキャンペーン」も開催いたします。
 掛川市内の各施設を巡っていただくことで、市内の誘客に結びつけると同時に、最後は世界農業遺産に認定されている「茶草場農法」のメッカである東山へと誘導することで、掛川市および掛川茶の魅力をより多くのお客様に知っていただくきっかけを創出したいと考えております。

♦︎日時:2018年10月8日(月・祝)より販売開始
 ※自動販売機の稼働時間は、各施設の営業時間に準じます。
 ※自動販売機の設置は10月7日(日)に実施いたします。

♦︎設置場所:
①これっしか処(住所:掛川市南1丁目1-1 JR掛川駅南口・コンコース内)
②掛川市観光物産センター こだわりっぱ(住所:掛川市掛川城下6-12)
③道の駅かけがわ(住所:掛川市八坂882-1)
④つま恋リゾート彩の郷 ギフトショップ(住所:掛川市満水2000)
⑤JA掛川市 お茶処いっぷく(住所:掛川市弥生町234)

♦︎金のチャバコ進呈所『ちゃまり』場概要
住所:掛川市東山1172-3 営業時間:11:00〜18:30
定休日:毎週火曜・水曜
※営業時間外は金のチャバコの進呈はできません。
※5種類1セットにつき、金のチャバコをおひとつ進呈いたします。
※一度進呈に利用したチャバコの再提示はできません。

2022.05.07

ペットボトル飲料のブランド名を冠した京都の人気カフェが東京進出「伊右衛門サロン」

ペットボトル飲料のブランド名を冠した京都の人気カフェが東京進出「伊右衛門サロン」 ペットボトル飲料のブランド名を冠した京都の人気カフェが東京進出「伊右衛門サロン」

お茶を通じて食・心・身体の健康バランスをプロデュースしてくれるお店をご紹介します。

ペットボトル飲料のブランド名を冠した京都の人気カフェが東京進出「伊右衛門サロン」

京都にサントリーの緑茶ブランド・伊右衛門のカフェがあるのをご存じですか?
2008年に烏丸三条で開店した、その名も「伊右衛門サロン京都」。
10年ほど営業して来店客数は累計約210万人となりました。
今年3月に東山へ引っ越し「伊右衛門サロンアトリエ 京都」と
名前も新たにリニューアルオープン。
「Tea Renaissance(ティー・ルネッサンス)」をコンセプトに
京都の伝統を受け継ぎながらモダンな解釈で再編集した食事メニューをはじめ、
ヴィーガン和洋菓子や豊富なティーメニューを楽しめるお店として
連日行列ができるほど人気を博しています。

そして今年7月、「伊右衛門サロン」が待ちに待った東京進出!
渋谷ヒカリエにオープンしました。

お茶の新緑園(画像2895)

エスカレーターでカフェ&レストランフロアの7Fまで上がり
マップで確認すると、西側一番奥に位置していてかなりの面積があるようです。
混雑を避けるために平日の13時半ごろに伺いましたが
それでも待っている人が5人ほど。
「さすが渋谷ヒカリエ……結構待つかな?」
ちょっと心配になりましたが、意外にも列の進みは早くて
ほどなく入店することができました。

お茶の新緑園(画像2897)

入口付近のフロア

お茶の新緑園(画像2898)

中ほどのフロア

お茶の新緑園(画像2899)

奥のフロア

お茶の新緑園(画像2900)

半個室

客席は大きく三つのフロアに分かれていて
それぞれ雰囲気が違います。
他にもすりガラスで仕切られた半個室や完全個室もあって
家族連れやデートなど用途によって使い分けられるのがいいですね。

お茶の新緑園(画像2902)

お茶の新緑園(画像2903)

ランチの主菜は6種類。
ここに1回限りのおばんざいバーと飲み放題の日本茶バーがつきます。
主菜なしのおばんざいバー&日本茶バーのみのメニューや
お子様プレート、追加メニューなども。
どれにするかかなり迷いましたが“自家製”につられて
「自家製飛龍頭(ひろうす)と彩野菜の黒酢あんかけ」を注文しました。

お茶の新緑園(画像2905)

おばんざいバーはこの時6種類。
名前からして副菜っぽいものばかりかと思ったのですが、
ひじき、白滝のたらこ和え、青菜のおひたしのほか
かぼちゃサラダ、紫キャベツのマリネ、豆サラダと和洋バランス良いです。
他にもグリーンサラダがあって、
ドレッシングが抹茶やほうじ茶、納豆(!)の3種。
ゴマやフライドオニオン、アーモンド、
ぶぶあられがトッピングできます。

お茶の新緑園(画像2907)

お茶の新緑園(画像2908)

日本茶バーには、アイスの抹茶入り煎茶、ほうじ茶、
アップル&レモン玄米茶、ベリー&ハーブほうじ茶、
ホットのほうじ茶があります。
フレーバーティーはどちらもフレッシュなフルーツの風味と
かすかな甘味や酸味が感じられます。
ほとんど甘くないので食事との相性も悪くありません。
どちらかと言えばベリー&ハーブほうじ茶の方が甘味を感じました。

お茶の新緑園(画像2910)

いつもはもっとたっぷり盛るんですが
この日はデザートも食べる気満々だったので控えめに……。

お茶の新緑園(画像2912)

お釜で炊いた麦入りご飯はつやはありませんでしたが
粒感がしっかりとしていました。
甜茶のふりかけはフライドにんじんが甘味と歯ごたえ、
彩りとなっていいアクセントです。
お味噌汁は最初「少な!」って思ったんですが
わかめや油揚げなど具がたっぷりで食べでがあります。
お茶のお店ですから、お味噌汁でお腹ガボガボになって
肝心のお茶が飲めなくならないようにという配慮なのかな?

そしてメインの飛龍頭。
てっきりがんもどきと同じだと思って齧ってみると
すっごい中がクリーミーなんです!
あの、揚げた豆腐のフカフカ感がなくて
クリームコロッケの中身のような食感。
店員さんに理由を聞いてみたところ
片栗粉を混ぜているのだとか。なるほど。
でも自分で再現するのは私には無理そう(笑)。

お茶の新緑園(画像2914)

お茶の新緑園(画像2915)

日本茶バーを堪能しつつ、お腹がこなれたところで
本日もう一つのお楽しみ、ティータイムです。
デザートは卵や牛乳などの動物性食材を一切使用しない
100%植物性のヴィーガンだとか。
おはぎをモダンにアレンジした「cohagi(こはぎ)」は外せません。
食事メニュー以上に悩んだ上で
苺こはぎとモンブランタルトのプレートにしました。
煎茶シロップみつ豆もついています。

お茶の新緑園(画像2917)

お茶は日本茶バーで済ませても良かったのですが
せっかくの伊右衛門サロンですもの。
セットで抹茶を注文。
ちょっと残念だったのが、抹茶が早く来すぎて
冷めてしまいそうだったので先に抹茶だけいただきました。
甘いものと一緒が良かったんですが……。

お茶の新緑園(画像2919)

お待ちかねのデザート到着。
みつまめはシロップがさっぱりしていて
寒天も美味しいです。
苺こはぎは、甘さ上品な粒あんを薄くもち生地でつつみ
さらに苺あんでデコレートして、
苺を煮たものとピスタチオでトッピングしていました。
味はしっかり和なのに見た目が可愛い!
モンブランタルトは完全な洋かと思いきや中の栗は和栗。
生クリームが甘さをかなり控えていて男性にもオススメ。
どれも小さいけど大いに満足しました。

食事からデザートまでガッツリ楽しみましたが
お茶漬けやベジタブル抹茶ラテなど
まだまだ頼んでみたいメニューはいっぱい。
お気に入りのお店が増えました。

<店舗概要>
店名:伊右衛門サロン 渋谷ヒカリエ店(イトウエンサロン)
所在地:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ7F
アクセス:JR渋谷駅から直結
営業時間:11:00~23:30(日のみ11:00〜23:00)
定休日:なし
電話:03-6803-8281
URL: http://iyemonsalon.jp/

お茶の新緑園(画像2921)

2022.05.07

銀座のビルで3000本の竹に囲まれて茶禅を堪能「寿月堂 銀座 歌舞伎座店」

銀座のビルで3000本の竹に囲まれて茶禅を堪能「寿月堂 銀座 歌舞伎座店」 銀座のビルで3000本の竹に囲まれて茶禅を堪能「寿月堂 銀座 歌舞伎座店」

冷茶から玉露、抹茶、ほうじ茶まで一度に様々なお茶が楽しめる素敵なお店をご紹介します。

銀座のビルで3000本の竹に囲まれて茶禅を堪能「寿月堂 銀座 歌舞伎座店」

あの歌舞伎座の背後に建つ歌舞伎座タワーに、
日本茶のさまざまな楽しみ方が体験できるお店があると聞いて、
まだまだ真夏のように暑い9月下旬に行ってきました。

そういえば歌舞伎座タワーって出来てからもう6年。
行ってみたいと思いつつ、混んでいるのだろうなぁと
敬遠していたらずいぶん時間が経ってしまいました。

お茶の新緑園(画像3333)

歌舞伎座まで行ったらすぐ入口が分かるだろうと
ちゃんと調べずに行ってしまいましたが、
あの伝統的なファサードを臨む晴海通りにはないのですね。
周辺を何分も歩きまわって、やっと昭和通りに入口を発見。
予約の時間に遅れる旨は連絡しておきましたが
なかなか見つからないし、暑いし、汗ビッショリでした……。

お茶の新緑園(画像3335)

お茶の新緑園(画像3336)

エレベーターから降りて少し歩くと右手に歌舞伎座の屋根が見えます。
旧歌舞伎座には何度も観劇に来ましたが、
こんな角度から屋根を見たことなどもちろんなく、
面白いアイデアだと思いました。
屋根の隣には空中庭園が広がり
焦っていた気持ちが少し落ち着きます。

お茶の新緑園(画像3339)

予約名を告げると竹に囲まれたカウンター席へ通されました。
空中庭園が眺められるテラス席も魅力的ですが、
カウンター席は炉が切ってあり、茶室の気分が味わえます。
おしながきも懐石っぽいですね。

お茶の新緑園(画像3341)

まずは1杯目の冷茶とフィナンシェです。
日本茶の味も香りも濃いのに、ものすごくのど越しが良くて飲みやすい!
私の喉が渇いているせいかと思い、お冷やをたっぷり飲んでから
もう一度冷茶を飲んでみたのですがそれでもとっても飲みやすいのです。
旨みもありますが、それ以上に甘みを感じました。
フィナンシェは抹茶とフランボワーズ。
しっとりしていて味が濃いめで、冷茶との相性もいいです。
フランボワーズは咀嚼している時にほんのかすかに種のような歯ざわり。
あ、これ香料じゃなくてちゃんと果汁が入っているヤツだ。

お茶の新緑園(画像3343)

フィナンシェを盛っていたお皿に歌舞伎の演目、藤娘を発見。

お茶の新緑園(画像3344)

続いて玉露です。
右の蓋付きの陶器は取っ手のない急須で
店員さんによると「宝瓶(ほうひん)」という名前だとか。
玉露は低温のお湯で淹れるので、
取っ手がなくても熱くないそうです。なるほど!

一煎目はお盆の右にある保温ポットから
左の陶器「湯冷まし」に湯を注いで3分間。
左上の小さな砂時計で時間を図ります。
こんなにゆったりとお茶を淹れるのは初めて。
家では厚手の湯飲みに注いでぐるっと回して
がさつに手早く温度を下げていまして……。
私もまだまだ優雅には遠いなと反省。

お茶の新緑園(画像3346)

お湯が冷めたら茶葉に円を描くようにお湯を注ぎかけます。
コーヒーをドリップで淹れるのに似ていますね。
蓋をして今度は2分。
煎茶道は未経験ですがこんな感じなのでしょうか。

中央手前の小さな湯飲みに注いでいただきます。
おしながきに「スープの様な凝縮した旨み」とありましたが
確かにお出汁みたいな旨み!
でも色や味は薄くて日本茶ではないみたい。
思わず「薄いのに濃い」と矛盾したことを口走ってしまいました。

お茶の新緑園(画像3348)

二煎目は湯冷ましで2分間、宝瓶で2分。
一煎目では開ききらなかった茶葉がだいぶ開いています。
強烈な旨みは穏やかになり、甘みが強まりました。
どちらも美味しいですが二煎目の方が飲み慣れた味で
「日本茶を飲んでいる」感がありますね。

お茶の新緑園(画像3350)

二度の玉露を楽しんだらポン酢をかけて茶葉試食。
青菜のお浸しのような味です。
ご飯のおかずやおつまみとして十分食べられます。
玉露は三煎まで楽しめるといいますが、
高価なのでそれで捨ててしまうのはもったいない。
うちでもやってみようと思いました。

お茶の新緑園(画像3352)

ここでスイーツ3種類。
左からほうじ茶のブラマンジェ、
抹茶モンブラン、オレンジパウンドケーキです。
ブラマンジェは甘さ控えめで
上品なほうじ茶の香りが引き立ちます。
この日のスイーツの中で一番気に入りました。
モンブランは抹茶と和栗の味がとても濃い!
いったいどれだけ抹茶と栗を使っているのでしょう。
欠片ではなく1個丸ごと食べたくなります。
パウンドケーキもオレンジの香りやピールたっぷり。
寿月堂のスイーツはどれも素材を贅沢に使っているようです。

お茶の新緑園(画像3354)

お茶の新緑園(画像3355)

スイーツを楽しんでいる横では、店員さんが
見事な手さばきで薄茶を点ててくださいます。
シャカシャカという音が心地よいです。
ガラスのカップでカプチーノスタイル。
お抹茶は泡が立った方が美味しいけど
泡が立つと液体の色が見えないのが不満だったのですが
これなら深く鮮やかグリーンを眺められますね。
とろけるような泡と、まろやかな滋味、すっきりした後口。
贅沢×贅沢でスイーツとのマリアージュも最高でした。

お茶の新緑園(画像3357)

最後は茶香炉で焙じたほうじ茶です。
ほうじ茶だから二級品とあなどるなかれ。
春の一番茶を使い、飛騨の雪深い山間地に伝わる秘伝の製法で
作られた「青ほうじ」というお茶だそうです。
嗅いでみるとあの独特の香ばしさの中に
緑茶の青々しさが残っていて、なんとも爽やか。
飲んでみるとほうじ茶の味わいや甘みはありつつクセは抑えられ
緑茶の爽やかさがプラスされたいいとこ取りでした。
あられは塩味としょうゆ海苔巻き。
パリッとした海苔は香りが良いです。
レストランでフレンチを楽しんだ後に
自宅でお茶漬けを食べた時のようにホッとする味でした。

お茶の新緑園(画像3359)

この日いただいたお茶はすべてお店で購入可能です。

「日本茶体感コース」は要予約で税込み3,600円。
お茶とお菓子のセットが千円から二千円くらいするお店で
これだけいろいろお茶やスイーツが楽しめ、
およそ1時間、店員さんがほとんど付きっ切りで
お茶を淹れてくださったりいろいろ説明してくださったりして
このお値段は大変コスパが良いと思います。
友達やご家族とワイワイ体験するのもいいですが
まずは一人でじっくり堪能することをオススメです。

このコースの他にも「抹茶事始め体験」や催し物があるそうで
ぜひまた訪れたいですね。
ちなみにパレスホテル東京には、寿月堂とコラボした
日本茶アフタヌーンティーがあるそうで。
うーん、こちらも気になるー!

<店舗概要>
店名:寿月堂 銀座 歌舞伎座店
  (ジュゲツドウ ギンザ カブキザテン)
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー5F
アクセス:都営地下鉄浅草線 東京メトロ日比谷線 東銀座駅から徒歩2分
営業時間:平日 10:00~18:00(L.O.17:30)
土日祝10:00~18:30(L.O.18:00)
定休日:年末年始
電話:03-6278-7626
URL: http://maruyamanori.net/sp/kabuki-za/store/

お茶の新緑園(画像3361)

2022.05.07

シヴィライズドされた空間で個性的な和菓子をお茶受けに「HIGASHIYA man 丸の内」

シヴィライズドされた空間で個性的な和菓子をお茶受けに「HIGASHIYA man 丸の内」 シヴィライズドされた空間で個性的な和菓子をお茶受けに「HIGASHIYA man 丸の内」

東京駅近くにできた、感性を刺激させられる和菓子と日本茶のお店を紹介します。

シヴィライズドされた空間で個性的な和菓子をお茶受けに「HIGASHIYA man 丸の内」

昨年9月にお邪魔した寿月堂さんが
パレスホテルで日本茶アフタヌーンティーをやっていると聞いて
行こうと思っているうちに終了してしまってショックを受けました。
期間はちゃんとチェックしておくべきですね。
今年の目標にしたいと思います……。
蔵出し濃茶を飲んでみたかった。
今年もまたやって欲しいものです。

そんなわけで、今回はラグジュアリーなお店でアフタヌーンティーの気分。
6月に丸の内にオープンしたHIGASHIYAさんで
和のアフタヌーンティーがあると聞き、行ってきました。

HIGASHIYAさんはデザイナーの緒方慎一郎氏が
2003年に立ち上げた和菓子屋です。
銀座のお店には買い物に行ったことあるのですが、
ディスプレイが非常に美しく、お菓子も美味しくて独創的。
ちょっと気を遣う方への手土産に重宝します。

お茶の新緑園(画像4299)

丸の内のお店はJR東京駅丸の内北口から近いのですが、
改札を出たらぜひ見上げてみてください。
そこには美しいドームが広がっています。
よく見ると、翼を広げた大鷲のレリーフや8つの干支の彫刻もあり、
細部に至るまでとても見事です。

お茶の新緑園(画像4301)

ドームを堪能したら目の前の横断歩道を渡り
丸の内仲通りまで行くとすぐ着きました。
真っ白な暖簾と立て看板が目印です。

売店部分は残念ながら撮影禁止とのことですが
こちらのお店もディスプレイが美しいです。
和菓子というよりは美術品のお店という感じ。
約50種類の茶葉が並ぶカウンターや
茶器やお皿など生活道具を並べたコーナーも素敵です。

飲食スペースが見当たらないので店員さんに声をかけると、
茶葉のカウンターの奥へ案内してくださいました。
わずか8席のカウンターのみ。
吹き抜けで高い天井、自然光が差し込むガラス張りの壁面、
明るい照明で開放的な売店とは対照的に、
茶房と呼ばれる飲食スペースは薄暗くて天井も低く
茶室を訪れたような気持ちになります。

お茶の新緑園(画像4303)

モダンでシンプルな壁に違い棚や暖簾をプラスすることで、
グッと洗練された空間に。

お茶の新緑園(画像4305)

壁の銅板やカウンターの簀の子は水屋を思わせます。

お茶の新緑園(画像4307)

和のアフタヌーンティーである「茶間食(さまじき)」を注文。
まずは細長い3段の箱に納まったお茶から2種類を選びます。
緑茶だけで8種類、ほうじ茶、番茶、和紅茶、ハーブティー、
桑の葉、万薬茶なんてものもあり、非常に悩みましたが
2019年の日本茶AWARDのプラチナ賞を受賞した
柏木茶園の特上煎茶にしました。
もう1種類は自家製ほうじ茶と季節の食材のブレンド茶。
この日はりんごとシナモン、みかん、春菊で
りんごとシナモンを選びました。

お茶の新緑園(画像4309)

お菓子も豆大福、玄米大福、本蕨の定番商品や
柚餅子、南瓜餅、侘助、柿衣といった季節ものの
中から一つ選べます。
どれも美味しそうでしたが、南瓜餅にしました。

お茶の新緑園(画像4312)

温めた茶器に入れた茶葉の香りを堪能した後
目の前で丁寧に淹れてくださったお茶をいただきます。

お茶の新緑園(画像4314)

肉厚な茶葉は青々とした香りで
飲んだ後の余韻も爽やか。
一煎目は旨みがやや強く、
二煎目は旨みが穏やかにはなりますが
どちらも旨みと甘みのバランスが絶妙です。

お茶の新緑園(画像4316)

一の盆が到着しました。
この日はお赤飯のおにぎりとお漬物、
いぶりがっこ、きゃらぶき。
竹籠が可愛らしいです。
特にいぶりがっこときゃらぶきが美味しかった。

お茶の新緑園(画像4318)

舌鼓を打っていると
二の盆と三の盆が同時に到着。

お茶の新緑園(画像4320)

どっちが二の盆か聞き忘れてしまったのですが
二の盆は間食で、三の盆は和菓子なので
たぶんこちらが二の盆でしょう。
左上から時計回りに、玉子焼き、そば味噌巻き、
棗(なつめ)バター、杏の蜜煮、胡麻豆腐です。
玉子焼きはなめらかで甘みと少しの弾力があり、
玉子豆腐か固めのプリンといった感じ。
そば味噌巻きは、その名の通り甘辛いお味噌を
薄いそばのクレープで巻いています。
棗(なつめ)バターはHIGASHIYA定番の人気商品。
ねっとりとした食感と甘さのナツメヤシの実と
バターのまろやかさ、クルミの香ばしさが相まって
まさにマリアージュです。
杏の蜜煮はみずみずしく、胡麻豆腐は繊細で優しい味わい。

お茶の新緑園(画像4322)

(おそらく)三の盆は、左からひと口果子、
二種類のカステラ、同じく二種類の羊羹。
手前は先ほど選んだ南瓜餅で、奥の小鉢が豆かんです。
この日のひと口果子(菓子ではなく“果”子)は路考茶。
ブランデー風味の羊羹を、栗の餡で包んだものです。
上品な大人のあん玉といった感じでしょうか。
伝統色の名前がなんともお洒落。
カステラはプレーンとカカオです。
どちらもきめ細かい生地で、ふんわりとした食感で
もっと食べたくなります。
羊羹は一つが椰子の実羊羹(左)。
和の羊羹なのにココナッツの甘い香りがして、
噛むとココナッツの食感がやって来るのが楽しいです。
もう一つは果実と木ノ実の道明寺羹(右)。
栗、胡桃、粟、ナツメヤシ、黒豆、クコの実、無花果、
南瓜の種、と八種類の素材入り。
それぞれ喧嘩せず、滋味豊かな味わいがしました。
南瓜餅は南瓜を練り込んだ餅生地で粒餡を包み、
香ばしく焼き目をつけたもの。
かぼちゃや餡の甘みは控えめで、
甘いものが苦手な方でも食べられそう。

お茶の新緑園(画像4324)

豆かんは店内でしか食べられないそうです。
寒天はつるりとした舌ざわりで
噛むとプリッとした食感が返ってきます。
コクのある黒蜜の味わいの後に、かすかな磯の香りの余韻。
豆の塩気がアクセントで飽きません。
シンプルだからこそ素材の良さや心遣いが感じられます。

お茶の新緑園(画像4326)

ブレンド茶は目の前で焙烙(ほうろく)を使って
茶葉を焙じてくれます。
強火で焙じられた茶葉からはかなり煙が出ていて、
茶香炉で焙じていた寿月堂とはずいぶん違うようです。

お茶の新緑園(画像4328)

焙りたて熱々の茶葉とシナモンスティック、
生のリンゴをガラスの急須へ。
茶葉に比べてリンゴの量が贅沢です。

お茶の新緑園(画像4331)

こちらが一煎目です。
色は薄いですが、焙じ茶の味はしっかり。
あんなに煙が出ていたのにちっとも焦げた香りはせず、
緑茶の爽やかささえ感じられて驚きます。
かすかなシナモンとリンゴの風味とも相性がいいです。

お茶の新緑園(画像4333)

そして二煎目。
色が濃く、リンゴとシナモンの味も濃くなっています。
マグカップでグイグイ飲みたいほど美味しい。
もっと濃く淹れてミルクティーにしても良さそう。

伝統とモダン、大胆さと繊細さ、対極をなす要素が融合し
自分の美意識まで高められるようなひと時でした。

実は私、干し柿が苦手なんですが
店内では選ばなかった柿衣(かきごろも)を食べてみたくて
帰りに売店でみたらし団子と買って帰りました。
市田柿を贅沢に丸ごと一つ使い、白餡とバターを挟んだもの。
この干し柿美味しい!苦手じゃなかった!
もっちりした食感と優しい甘さの干し柿と、
甘さ控えめなのにコクがある白餡を
バターが調和させていて、棗バターとはまた違う味わいです。
みたらし団子は気取らない普通のお団子なんですが
期待していた範囲で最高のお味。
もうコンビニのカステラやみたらし団子が
食べられなくなってしまいます。
どうしましょう。

<店舗概要>
店名:HIGASHIYA man(ヒガシヤ マン)丸の内
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-4-5 三菱UFJ信託銀行本店ビル 1F
アクセス:JR東京駅丸の内北口より徒歩2分
営業時間:11:00~20:00(茶房L.O.19:00)
定休日:なし(年末年始を除く)
電話:03-6259-1148
URL: https://www.higashiya.com/shop/man_marunouchi/

お茶の新緑園(画像4335)

2022.05.07

カクテルのような美しい日本茶にうっとり。大切な人に贈りたい茶葉が揃う専門店「OCHACCO」

カクテルのような美しい日本茶にうっとり。大切な人に贈りたい茶葉が揃う専門店「OCHACCO」 カクテルのような美しい日本茶にうっとり。大切な人に贈りたい茶葉が揃う専門店「OCHACCO」

カクテルのような美しい日本茶にうっとり。大切な人に贈りたい茶葉が揃う専門店「OCHACCO」

お茶の新緑園(画像1063)

宮城県女川町の商店街「シーパルピア女川」にある「OCHACCO」は、オリジナリティあふれる日本茶のフレーバーティーが楽しめる店。思わず写真を撮りたくなるカラフルなお茶やスイーツやパンにぴったりのお茶など、新しいスタイルの日本茶に出会えますよ。

人と人をつなぐ新感覚の日本茶

お茶の新緑園(画像1065)

JR仙台駅から仙石線で石巻駅へ。石巻駅から石巻線に乗り換え25分ほどで港町・女川駅に到着。女川駅の眼前に広がる商店街「シーパルピア女川(シーパルピアオナガワ)」に「OCHACCO(オチャッコ)」はあります。
気仙沼出身の内海康生(うちうみやすなり)さんは東日本大震災をきっかけに「お茶を通して人と人が笑顔になる幸せな時間をつくりたい。」という思いで、日本茶専門店をオープンしました。

「OCHACCO」のコンセプトは、「あなたのスタイルで、日本茶はもっと自由に」。店内では、石巻産の桃生茶にユニークなフレーバーをつけた約15種類のお茶を味わえます。

お茶の新緑園(画像1067)

代表の内海康生さんと奥さまで店長の内海和華さん

魅惑的なブルーに目がくぎづけ!

お茶の新緑園(画像1069)

お店でぜひいただきたいのが、三陸の海をイメージして作られた「MONO BLUE(モノブルー)」。「これが日本茶?!」と驚いてしまうブルーの色素は、バタフライピーというハーブから生まれたもの。まるで翡翠のような美しい色彩に見とれてしまいます。

一口飲むと、ぶどうとブルーベリーのフルーティな香りがふわっと広がり、そのあとに緑茶特有のさわやかなほろ苦さを感じます。後味がさっぱりとしているので、食後の一杯にぴったりです。
あたたかい日には、炭酸を入れてすっきりと味わうのもおすすめ。氷を浮かべることでブルーがよりクリアになり、見ているだけで涼しい気分になりますよ。

お茶の新緑園(画像1071)

「MONO BLUE アイス」(400円)

乾杯したくなる華やかな日本茶

お茶の新緑園(画像1073)

「MONO ROUGE」(1ポット400円)

「MONO BLUE」と一緒に味わいたいのが、華やかな赤が魅力的な「MONO ROUGE(モノルージュ)」。茶葉は「MONO BLUE」と同じ桃生茶に、さくらんぼやラズベリーなど赤い色のフルーツをフレーバーに使っています。
ストレートで味わうのはもちろん、はちみつやメープルシロップを加えて冷やし、カクテルグラスに注げばまるでお酒のように楽しむこともできます。「MONO BLUE」とともに、乾杯するのもおしゃれですね。

スイーツと相性が良い日本茶のアレンジ

お茶の新緑園(画像1075)

「ほうじ茶ミルクティー」(500円)、「スコーンセット」(ドリンク付800円)

スイーツに合わせるドリンクといえば、コーヒーや紅茶を思い浮かべる人が多いのでは? 「OCHACCO」では、ほうじ茶をミルクで煮出した「ほうじ茶ミルクティー」と一緒に味わうのがおすすめ。

お店を訪れたこの日は、スイーツにスコーンをオーダーしました。焙煎された茶葉ならではの香ばしい風味と、焼いた小麦の甘い香りがぴったり。ほうじ茶とミルクのやさしい味わいに、心がほっこり癒されます。

気軽な手みやげから記念日のお祝いまで、幅広いギフトにもぴったりな「OCHACCO」のお茶。誰かにシェアしたくなる個性的なお茶を楽しみに、ぜひ足を運んでみてください。
OCHACCO(オチャッコ)
宮城県 女川町女川浜大原1-4 シーパルピア女川A-6
0225-25-7352
11:00~17:00
火・水曜
http://ochacco.jp/

お茶の新緑園(画像1077)

2022.05.07

「お茶」は世界中同じ一つの言葉から来ていた

「お茶」は世界中同じ一つの言葉から来ていた 「お茶」は世界中同じ一つの言葉から来ていた

「お茶」は世界中同じ一つの言葉から来ていた

チャ、チャイ、テー、ティーのどれかで世界中通じる。世界中で飲まれているお茶すごい。

お茶の新緑園(画像843)

◆茶
元々「茶」は中国の広東語。

世界で茶を意味する語の起源は、「チャ」系統のものと「テー」系統のものがある。

◆チャ系統

中国のほとんどの地域では、茶は「チャ (cha)」と呼ばれている。インド、中央アジア、イラン、ロシア語でも「チャ」と呼ばれ、これらは中国から伝播したものと考えられる。

・チャで通じる国:中国、チベット、日本、朝鮮、ベトナム、タイ、フィリピン、

・ポルトガル(広東省マカオから直接輸入していた経緯から)

◆チャ・チャーイ
・「チャーイ」で通じる国:インド、ペルシャ語圏、トルコ、アラビア語圏、スワヒリ語圏
 ギリシア語、ルーマニア、ブルガリア、セルビア語圏、チェコ語圏、ロシア語圏
・「チャ」「チャーイ」両方ある国:インド、ペルシャ語圏

◆テー系統

これは、福建南部から台湾にかけて用いられている閩南語のテェ (te) に由来すると考えられている。

・閩南語=びんなんご

すなわち、17世紀に茶を中国からヨーロッパに持ち込んだのはオランダ人であったが、清代中期から貿易を認められていた広州の特許貿易商である広東十三行は、福建省厦門(アモイ)出身者が多く、彼らが自らの母語でテェと呼んだことによるとされる。

・ヨーロッパでは主にテー
「テー」で通じる国:オランダ、ドイツ、ヘブライ語圏、フランス、スペイン、イタリア、スカンジナビア語圏、フィンランド、ハンガリー、インドネシアとマレー語圏(インドネシアがオランダの貿易拠点であった経緯から)
スリランカ(イギリス人が茶の栽培を持ち込んだ経緯から)

・テーからのティー
「ティー」の国:イギリス、アメリカ(英語圏)

お茶の新緑園(画像927)

2022.05.07

ホテルのライブラリースペースに茶室が登場!日本のおもてなしの心を世界に発信

ホテルのライブラリースペースに茶室が登場!日本のおもてなしの心を世界に発信 ホテルのライブラリースペースに茶室が登場!日本のおもてなしの心を世界に発信

HOTEL THE FLAGを運営するホテルザフラッグ株式会社(本社:大阪市中央区 代表取締役社長:信田 光晴 http://www.hoteltheflag.jp)は、当ホテルのライブラリースペースに茶室を設け、「茶道のおもてなしの心」を海外のお客様に英語で体験頂く茶道アクティビティを開始することを発表しました

ホテルのライブラリースペースに茶室が登場!日本のおもてなしの心を世界に発信

ホテルのライブラリースペースに茶室が登場!日本のおもてなしの心を世界に発信|ホテルザフラッグ株式会社のプレスリリース

ホテルのライブラリースペースに茶室が登場!日本のおもてなしの心を世界に発信|ホテルザフラッグ株式会社のプレスリリース

ホテルザフラッグ株式会社のプレスリリース(2018年10月11日 16時30分)ホテルのライブラリースペースに茶室が登場!日本のおもてなしの心を世界に発信

お茶の新緑園(画像734)

HOTEL THE FLAGはショッピングや観光に便利な心斎橋・難波エリアの中心に位置し、本年3月の開業以来、外国人観光客を含め多くのお客様をお迎えしております。
当ホテルでは、単に寝泊まりする場所を提供するだけではなく、海外からのお客様それぞれの母国語で日本流のホスピタリティサービスをご提供する事に加え、本物の日本文化が持つ素晴らしさをホテルにおいて発信する事を通じ「宿泊頂いたお客様に日本を大好きになって頂く」を使命とし運営を行っています。

「茶道アクティビティ」について
近年、海外から日本に来られる方が増加する中、日本文化に触れる機会として各所で茶道体験のイベントなどが開催されています。ただ実際は、単にお茶を点ててお菓子を楽しむだけの茶道体験となってしまっている現状があります。
当ホテルでは、それらの体験イベントとは一線を画した本物の日本文化、茶道の精神を体験していただきます。
ホテルのライブラリースペースに組み上げられる茶室で、床の間・軸・茶花など本格的な室礼の中で一椀の茶を差し上げ、「茶道のおもてなしの心」を海外のお客様に体験いただく茶道アクティビティを英語で展開いたします。

お茶の新緑園(画像737)

「アクティビティの目的」について
日本の観光産業は既にモノ消費からコト消費へと消費の中心が変化しています。日本を訪れる海外からのお客様の満足度を向上させ、日本の観光産業を更に発展させるためには、旅行者の方にご提供する体験・サービスの質を高める必要があります。
そのためには、デフォルメされた日本文化ではなく、本物の日本文化を正確に伝える必要がありますが、お客様の滞在時間が長く、他言語対応も可能なホテルは、その機能を最も効率的に担える施設であると考えています。
「宿泊頂いたお客様に日本を大好きになって頂く」という使命を全うするために、茶道アクティビティをはじめ本物の日本文化を伝えるイベントを多数展開していく予定としております。

お茶の新緑園(画像739)

「HOTEL THE FLAG」について
大阪心斎橋、道頓堀、難波
世界中、日本中の様々な人々が集い
パワー溢れる街
最も大阪らしく、様々な色が溢れる街
そんな街を旅する人達にとっての
ベストチョイスホテル
この街で、HOTEL THE FLAGで
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公式Webサイト https://www.hoteltheflag.jp/

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