2022年5月|宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 日本茶Trip – ページ 2 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

2022.05.07

お茶農家を舞台にしたヒューマンドラマの映画「種まく旅人 みのりの茶」

お茶農家を舞台にしたヒューマンドラマの映画「種まく旅人 みのりの茶」 お茶農家を舞台にしたヒューマンドラマの映画「種まく旅人 みのりの茶」

お茶作りをテーマにした映画をご紹介します。

お茶農家を舞台にしたヒューマンドラマの映画「種まく旅人 みのりの茶」

お茶の新緑園(画像250)

【制作年】2011年
【制作国】日本
【監督】塩屋俊
【出演】陣内孝則、田中麗奈、吉沢悠、柄本明、永島敏行ほか
【販売元】TCエンタテインメント
【価格】DVD 3800円+税

【あらすじ】
リストラされた元デザイナーのみのりは、
祖父の急病のために期せずして祖父の茶畑を継ぐことに。
農林水産省の役人の“金ちゃん”と一緒に、
有機栽培のお茶作りに悪戦苦闘するが……。

【解説】
農業や漁業といった第1次産業に従事する人々をテーマに
描いた「種まく旅人」シリーズの第1弾で、
この映画のあと「くにうみの郷」「夢のつぎ木」と続きます。

本作は塩屋俊監督が、故郷の大分県臼杵市を舞台に
描いた日本の農業の姿。
多くの農業従事者に取材をしながら構想を膨らませ、
「農業の活性化がきっと日本の再生・再興の起爆剤になる」、
そんな期待をこめてお茶の製造過程を追いかけています。

派手なストーリー展開はないものの、美しい風景の中、
俳優たちの演技が光ります。
観終わった後に清々しさの残る作品で、
急須で丁寧に淹れた美味しいお茶を飲みたくなりました。

お茶の新緑園(画像251)

2022.05.07

「音と茶」をテーマにした渋谷の茶葉屋が期間限定で銀座に「GEN GEN AN幻 in 銀座」

「音と茶」をテーマにした渋谷の茶葉屋が期間限定で銀座に「GEN GEN AN幻 in 銀座」 「音と茶」をテーマにした渋谷の茶葉屋が期間限定で銀座に「GEN GEN AN幻 in 銀座」

今年9月に閉店してしまう、食べ物とお茶のマリアージュがすばらしい茶葉屋さんを紹介します。

「音と茶」をテーマにした渋谷の茶葉屋が期間限定で銀座に「GEN GEN AN幻 in 銀座」

約半世紀もの間、銀座の顔の一つだったソニービル。
2017年に閉館し、その跡地に翌年できたのが
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)です。
地上部と地下4層のローワーパーク(Lower Park)で構成された
地下に吹き抜けがあるオープンな垂直立体公園で、営業は今年9月まで。
その後は建て替え工事となり、
2025年にGinza Sony Parkの最終形が誕生する予定です。

そのGinza Sony Parkに昨年11月、
「菓子と茶」をテーマにした茶葉店「GEN GEN AN 幻in銀座」が
オープンしたと聞いて行ってきました。

都会に「間」をつくりだす茶屋がオープン『GEN GEN AN 幻』伝統と現代の融合、新しいお茶の体験を味わう – Green QualiTEA of Life~日本茶のある心地よい丁寧な暮らし。

都会に「間」をつくりだす茶屋がオープン『GEN GEN AN 幻』伝統と現代の融合、新しいお茶の体験を味わう - Green QualiTEA of Life~日本茶のある心地よい丁寧な暮らし

EN TEA(株式会社起立工商会社、主宰:丸若裕俊)が運営する「GEN GEN AN」は、伝統と現代のカルチャーの融合により、新しい茶葉の楽しみ方を生み出していく現代版の“茶屋” 「GEN GEN AN幻」を11月28日よりGinza Sony Park地下一階にオープンしました。また、オープンに合わせて、朝に飲む「日茶」、夜に飲む「月茶」の新商品を発売します。

「GEN GEN AN 幻」といえば「茶と人」「茶と音」をテーマにした
渋谷のおしゃれな日本茶スタンド。
お茶の美味しさはもちろん音楽へのこだわりも魅力的で、
店内には壁一面カセットテープがディスプレイされ、
店内のラジカセからは最新のJ-POPや洋楽スタンダード、
沢田研二など多彩な音楽が流れています。
クリエイターからの支持も多く、
サカナクションの山口一郎氏が主宰するNFともコラボレートしたとか。

さらにサカナクションといえば
「GEN GEN AN 幻」との出会いがきっかけとなり
「茶柱」という楽曲が生まれました。
ちょっと寂しい、でもしっとり心に染み入る素敵な曲です。
私はこの曲をカフェのラジオで知りました。
カフェを出てからも妙に耳に残り
もう一度聴きたくなってJ-WAVEのサイトで調べると
「アルクアラウンド」や「新宝島」で有名なグループ名が。
この時からサカナクションをよく聴くようになりました。
アルバム「834.194」に収録されているので
興味のある方はぜひ聴いてみてください。

茶柱 from NF OFFLINE

サカナクションLIVE動画

via www.youtube.com

サカナクションの山口さんは
「GEN GEN AN 幻in銀座」のコンセプトムービーにも出演されています。

GEN GEN AN幻 in GINZA SONY PARK #005 「茶と幻」

via www.youtube.com

閑話休題。

数寄屋橋交差点からGinza Sony Parkに入ると地下へ降りる階段があります。
壁のイラストは銀座というより渋谷っぽいなぁと眺めると「King Gnu」の文字。
去年の10月よりKing Gnuの展示会
「#014 ヌーミレパーク(仮)」をやっていたようなのですが
私が行った日はたまたま緊急事態宣言で中止になっていました。

お茶の新緑園(画像9348)

地下1階に降りるとすぐ左手に
「GEN GEN AN幻 in 銀座」のカウンターがあります。
これ以上ないというくらいシンプルな内装に
ラジカセと木製のチェスト、茶筒、盆栽……。
お茶屋さんがこんなに格好良くなるなんて!

お茶の新緑園(画像9350)

これが、コンセプトムービーで山口さんが書かれた「幻」です。

お茶の新緑園(画像9352)

スタッフらしき人が誰もいないので
今日はお休みかと不安になったのですが、
角を曲がるとちゃんとレジカウンターがありました。

お茶の新緑園(画像9354)

ドリンクは潔く、お茶のみ。金額は一律600円です。
水だしのアイス8種類、
鉄釜で沸かしたホット6種類と日替わりのラテ。

惑星の名前がついたアイスクリームも魅力的でしたが
この日は寒かったのでピタパンとお茶のセットにしました。
お茶はホットの焙じ茶、この日のピタパンは豚角煮です。

お茶の新緑園(画像9355)

レジカウンターにもラジカセ。
懐かしいフォルムですが、
店員さんによるとUSBに対応した新しい商品とのこと。
ソニーパークなのにSONYじゃなくてWINTECHなんですね(笑)。

お茶の新緑園(画像9358)

店頭では茶葉やボトル、パーカーなどオリジナルグッズも販売しています。

お茶の新緑園(画像9360)

そば猪口は、印刷ミスなどで規格外になったB級品を買い取って
上からブランドロゴを入れたものだそうで、
「この柄が欲しい」となっても同じものを手に入れるのが難しいとのこと。
そう言われると欲しくなってしまいます。

お茶の新緑園(画像9362)

ピタパンは少し時間がかかるそうで
まずはお茶だけ受け取って先ほどの席へ戻ります。
うーん、絵になるなぁ。

お茶の新緑園(画像9364)

水色をチェックしようとふたを開けると
焙じ茶特有の香ばしくて甘い、いい香りが広がります。
味は濃いのが好きな私からするとやや薄め。
甘みや旨みがあって、口当たりは非常にまろやかです。

お茶の新緑園(画像9366)

後ろを振り向くと「#014 ヌーミレパーク(仮)」の展示物。
上の方にはソニービル時代のビンテージタイル。
地下とは思えないほどの採光。
ラジカセからはTOKYO FM。
どこを取ってもおしゃれですね。

お茶の新緑園(画像9368)

ほどなくピタパンが運ばれてきました。
てっきり平たくて白っぽいパンかと思ったら
フランスパンのミニブールのようにまん丸。

お茶の新緑園(画像9370)

しかもお皿はステンレスのボウル!

お茶の新緑園(画像9372)

パンのふたを外すと……
見てください!この照り! (テレ東風)

お茶の新緑園(画像9374)

食べると外側のパンはカリカリ、
中の豚角煮はとろっとろのアツアツです。
角煮の一つひとつが大きくて中身たっぷり!
脂もたっぷりなのですが、
なぜかそれほどしつこさを感じません。
よく味わってみると、おなじみの甘辛しょうゆ味の中に
時折爽やかな風味が。
パクチーとイタリアンパセリ、ミント、チャービルだそうです。

ピタパンを食べながら焙じ茶を飲むと、
さっきよりもお茶が美味しく感じられて驚きました。
口の中の脂っぽさがサッパリとし、
お茶の甘みがしばらく後をひきます。
そして再び美味しくピタパンが食べられる。
素晴らしいマリアージュでした。

食後に緑茶も味わっておきたく、アイスの緑茶を注文。
これも旨みよりは甘みが強めです。
そして非常に口当たりまろやか。
茶葉の粉も一緒に飲めるのがいいですね。

お茶の新緑園(画像9376)

お店のコンセプトが「菓子と茶」なのでガトーバスクもセットで。
フランスのバスク地方発祥の伝統的な焼き菓子だそうですが、
バターやアーモンドプードルたっぷりのサクサクした生地や
中央のキャラメルの香ばしさに緑茶がよく合います。

お茶の新緑園(画像9378)

お腹いっぱいになったところで
ソニーパーク内を散策して腹ごなし。
「#014 ヌーミレパーク(仮)」は中止になっていましたが
展示物は一部公開されていました。

お茶の新緑園(画像9381)

エレベーターのあったところに、ソニービルのネオンを展示。
意外とキレイに残っているんですね。

お茶の新緑園(画像9382)

日本が長い歴史の中で親しんできたお茶を、
現代の美意識でアップデートして提案してくれる「GEN GEN AN幻in 銀座」。
残念ながらあと8ヶ月で終わってしまいますので
ぜひその前にもう一度訪れたいと思いました。

<店舗概要>
店名:GEN GEN AN幻(ゲンゲンアン)in 銀座
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座5-3-1 Ginza Sony Park B1F
アクセス:東京メトロ銀座駅B9番出口直結
営業時間:12:00~19:00
定休日:月曜(月曜祝日の場合は翌火曜休)
電話:050-3556-4292
URL: https://en-tea.com/pages/gengenan

お茶の新緑園(画像9384)

2022.05.07

毎年恒例の夏季限定人気イベント“抹茶ビアガーデン”「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」

毎年恒例の夏季限定人気イベント“抹茶ビアガーデン”「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」 毎年恒例の夏季限定人気イベント“抹茶ビアガーデン”「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」

お茶テイストのお酒を、お茶を使った創作料理と楽しめるお店をご紹介します。

毎年恒例の夏季限定人気イベント“抹茶ビアガーデン”「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」

毎年夏になるとネットで目にする「抹茶ビアガーデン」の文字。
行ってみたいなぁと思いつつ、何年もスルーしてきたんですが
「今年こそ行こう!」と一念発起して検索してみました。
なるほど。「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」というお店でやっているのね。
ん?1899ってどっかで聞いたことあるような……。
調べてみると先月行った「DELI&BAR 1899 TOKYO」と同じ会社が運営とのこと。
似たようなお店かも、という不安もありましたが
デリとビアガーデンは別物だし、似てたらその時また別のお店を紹介しよう!
ということで行ってきました。

お茶の新緑園(画像1877)

都会とは言え、新宿や渋谷に比べると圧倒的に暗い夜のお茶の水。
3分ほど歩くと見えてくる明かりにホッとします。
見覚えのある日除けのれんのロゴ。ここで間違いない。

お茶の新緑園(画像1879)

テーブル席に案内してもらうと、おしぼりと冷茶が出てきます。
いつもならお酒の前にお冷は飲みませんが
せっかくのお茶なので飲んでみるとスッキリした味わい。
昼間の蒸し暑さで疲れた体がシャキッとします。
そしてテーブルの上には茶葉が入ったガラス瓶。
これは香りを楽しむためだそうです。
茎が多く、さほど濃くありませんが爽やかないい香り♪

お茶の新緑園(画像1881)

さて注文。
ドリンクメニューを見ると、抹茶ビール、抹茶黒ビール、ほうじ茶黒ビール、
和紅茶ビール、和紅茶黒ビール、抹茶ノンアルコールビール、抹茶ワイン、
抹茶ハイボール、とオリジナルドリンクの種類が豊富です。
ほかにもお茶が入っていない普通のアルコールやソフトドリンクもたくさんありました。
日本茶好きとしては、お茶の種類が豊富なのは嬉しくなっちゃいますね。

お茶の新緑園(画像1883)

やはり「抹茶ビアガーデン」ですから、1杯目は抹茶ビールでしょう。
連れはほうじ茶黒ビールを頼んで乾杯。
私はビールの苦みがあまり得意でないんですけど、これはとてもクリア!
抹茶の風味でビールの苦みが抑えられていて、ぐいぐい飲めました。
ほうじ茶黒ビールは一口飲ませてもらったところ
抹茶ビールよりは苦みがあるものの、
やはり普通の黒ビールより飲みやすくなっています。
ただ黒ビールの主張が強くて、ほうじ茶の風味はあまり感じなかったかな。

お茶の新緑園(画像1885)

喉が潤ったところでおつまみ選び。
抹茶ポテトサラダなど「DELI&BAR 1899 TOKYO」と
同じメニューもありましたが、ほとんどは別メニューです。
まずは「おつまみセット」を注文しました。
抹茶レバーペースト(竹炭プルマン添え)、枝豆、信州産酒粕漬けベーコン、
スモークチーズの盛り合わせ。
ベーコンはお肉のうまみたっぷりでコクがあって脂身が甘い!
この日頼んだお料理の中で一番美味しかったです!
単品メニューにないのが残念なくらい。

お茶の新緑園(画像1887)

真っ黒いパンに抹茶色のペーストを塗るのは見た目のインパクトが凄い(笑)。
でも食べてみるとレバーの臭みはなく、パンがモチッとして優しい味わい。
ピンクペッパーもいいアクセントでした。

お茶の新緑園(画像1889)

次に頼んだのが、彩り野菜の茶~ニャカウダ。
抹茶入りのソースがビックリするほどぬるい。
キャンドルで温めているので待ってみたのですが、いつまで経ってもぬるいのです。
そして味が薄い。スープとして飲んだら美味しかったかもしれませんが、
生野菜を付けても味がなじまない。
野菜が下味をつけて茹でてあったらまた違ったかも?

お茶の新緑園(画像1891)

2杯目は和紅茶ビールと抹茶ハイボール。
どちらも飲みやすかったです。

お茶の新緑園(画像1893)

熱くてしょっぱいものが食べたくなってお茶ソーセージを。
緑茶の風味はよく分からなかったですが
よく焼けた皮がパリッとして、噛みしめると肉汁がじゅわっと。
そうそう、こういうのが食べたいって期待した味。お酒が進みます。

お茶の新緑園(画像1895)

3杯目は抹茶ワインと紀州緑茶梅酒。
抹茶ワインは私には合いませんでした。
抹茶とワインの組み合わせが私の好みではないのか、
それともこの白ワイン自体が好みではないのか……。
紀州緑茶梅酒はとても美味しかったです!
ロックにしたのですが、緑茶の風味が爽やかで甘さが上品。
ぜひ梅酒好きの人に飲んでもらいたい。

お茶の新緑園(画像1897)

最後にお豆富サラダ、茶葉と酒盗のピザを注文。
サラダのドレッシングは抹茶、玉ねぎ、柚子味噌から選べます。
生野菜、茹で野菜、かぼちゃチップスと、いろいろな歯ごたえが楽しい。
抹茶豆腐は茶塩で食べても美味しかったです。
茶葉と酒盗のピザは、茶葉が合わなかったらどうしようとドキドキしましたが
食べてみると青菜感覚で食べられました。
焼けたトマトやチーズとも相性バッチリ。
家で試したくなりましたが、さすがに普通の茶葉では難しそう。

お茶の新緑園(画像1899)

お茶の新緑園(画像1900)

入口付近にはオリジナルギフトがディスプレイされています。
「DELI&BAR 1899 TOKYO」のものとはまた違っていて
特に茶葉やお菓子が入っている缶のデザインが素敵でした。
外国人の方への贈り物にも喜ばれそうですね。

ビアガーデンと銘打っているので、つい大衆的なものを想像してしまいましたが
たたずまいといい、お料理といい、とても上品なお店でした。
店員さんのホスピタリティも丁寧です。
「今夜は飲むぞ~!」という気分の時より、
ヘルシーなお料理を楽しみつつお酒も欲しい時にオススメ。
緑に囲まれたテラス席が素敵だったので
次は明るい時に、ちょっと豪華なランチの「茶寿膳」をオーダーしたいです。

お茶の新緑園(画像1902)

<店舗概要>
店名:RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU
   (レストラン イチハチキュウキュウ オチャノミズ)
所在地:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-4
アクセス:JR 御茶ノ水駅 聖橋口から徒歩3分
     東京メトロ 新御茶ノ水駅、淡路町駅、
     都営地下鉄 小川町駅からそれぞれ徒歩1分
営業時間:ランチ 11:00~15:00 (L.O.14:30)
     カフェ 14:00~16:30 (L.O.16:00)
     ディナー 17:30~23:00 (L.O.22:00)
     ※日・祝は~22:00(L.O.21:00)
定休日:なし
電話:03-3251-1150
URL: https://www.1899.jp/ochanomizu/

2022.05.07

日本茶との新しい付き合い方をデザインする「USAGIYA原宿店」

日本茶との新しい付き合い方をデザインする「USAGIYA原宿店」 日本茶との新しい付き合い方をデザインする「USAGIYA原宿店」

ユニークな定額制サービスを提供する北海道旭川発の日本茶カフェをご紹介します。

日本茶との新しい付き合い方をデザインする「USAGIYA原宿店」

今年9月にオープンした商業施設
「JINGUMAE COMICHI(ジングウマエ コミチ)」の中に
面白い日本茶スタンドがあると聞いて行ってきました。

お茶の新緑園(画像8452)

原宿駅といえば今年3月に新駅舎ができて話題でしたが
それは表参道方面の東口のお話。
JINGUMAE COMICHIが近いのは竹下口です。

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竹下通りを横目に新宿方面へ。
ネスカフェ原宿を右折するとやがてJINGUMAE COMICHIに着きます。
コロナ禍からだいぶ人が戻ってきた竹下通りに比べ
こちらは静かなエリアですね。

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JINGUMAE COMICHIは食に特化した商業施設だそうで、
1~2階を一つの街に見立て
18店舗の飲食店が小径を挟んで連なっています。
3~5階は企業オフィスだそうです。

お茶の新緑園(画像8458)

1階奥の右手にUSAGIYAがありました。
USAGIYAは北海道旭川発の日本茶専門店&カフェで
(どら焼きで有名な上野広小路の「うさぎや」とは無関係とのこと)
創業は2014年と最近ですが、
昭和20年創業の老舗茶店吉川園を引き継いでいるそうです。
ここ原宿店は道外初の店舗で、
しかも初のキャッシュレス店舗だとか。

お茶の新緑園(画像8460)

コロナ対策のアルコール消毒と非接触タイプの体温計。
でも私が見ている時は使っているお客さんはいませんでした。
私は手だけアルコール消毒したものの、
このタイプの体温計って計られる側の私が持っていいのでしょうか?
スタッフさんに計ってもらうものでは……?
よく分からないのでパス。

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店内は注文を受けてドリンクを用意するカウンターと

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茶葉など商品を陳列している棚から構成されています。

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お茶の新緑園(画像8468)

こちらがメニュー。
旭川本店はスイーツやお茶グッズも充実しているそうですが
原宿店はドリンクとジェラートのみで勝負しています。

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まずはブランド名を冠した兎茶のホットにしました。
とっても飲みやすいです。
玉露・かぶせ茶・煎茶をブレンドしてあるそうですが
飲みやすすぎてちょっと物足りない気がしました。
苦みやえぐみ、クセもなく、全体的にライトで
ペットボトルの緑茶に慣れた人にはちょうどいいかも。
また味だけでなく温度も飲みやすく
受け取ってすぐに口を付けたのにゴクゴク飲めてしまうほど。
でもちゃんと温かい。

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こちらが中身。味の割に濃くキレイな水色です。
注文後にスタッフの方は紙コップにティーバッグを入れ、
蛇口からお湯を注ぎ、氷を少し加えていました。
なんという直接的な湯冷まし!
メニューはミントや桜、柚子などフレーバーが豊富。
これが“日本茶との新しい付き合い方”なのだなぁとしみじみ。

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USAGIYAはドリンクや茶葉の販売のほか
パスポートと専用ボトルをボトリング対応スタンドへ持っていくと、
30日間、1,500円の定額制で、15種類のお茶を何度でも楽しめる
「USAGIYA TEA BOTTLING™」というサービスを提供しています。
試してみたかったのですが、原宿は数カ月に一度がせいぜい。
そこでボトルだけ購入し、新しく注文したお茶を入れてもらいました。

お茶の新緑園(画像8477)

次のお茶は深蒸し煎茶のアイス。
ボトルにティーバッグとお湯を少し入れて葉を開かせ
そこに氷とお水を追加していました。
飲んでみるとさっきの兎茶と全然違う!
キレのある口当たりの後に甘みが広がり
穏やか余韻が続きます。頼んで良かった!
急須で淹れた日本茶が好きな人もちゃんと楽しめるお店です。

ちなみに定額制サービスの利用具合を聞いてみると
月に100名ほどで、JINGUMAE COMICHIの上のオフィスや
近隣に勤める人が利用しているとか。羨ましい。
うちの近所にもこういうサービスのあるお店ができて欲しいな。

お茶の新緑園(画像8479)

ティーバッグだと時間が経つとえぐみが出るかな?
と心配だったのですが、これがほとんど味が変わらない。
専用ボトルは1500円でちょっと割高ですが
普通のプラカップより温度がキープできて、バッグに入れてもOK。
あまり原宿に来ない方も
このボトルでテイクアウトするのオススメです。
デザインもいいので、今でも家や外出時に活躍しています。

<店舗概要>
店名:USAGIYA(ウサギヤ)原宿店
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-23-26 JINGUMAE COMICHI 1F
アクセス:JR山手線 原宿駅 竹下口より徒歩3分
営業時間:平日8:30~19:30
定休日:なし
電話:03-6434-5120
URL: https://usagiya-tea.jp

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2022.05.07

下町の路地裏にある古民家をリノベーションした日本茶専門カフェでほっと一息するひと時を「ShiZen Tea」

下町の路地裏にある古民家をリノベーションした日本茶専門カフェでほっと一息するひと時を「ShiZen Tea」 下町の路地裏にある古民家をリノベーションした日本茶専門カフェでほっと一息するひと時を「ShiZen Tea」

美味しい日本茶が楽しめる素敵なお店をご紹介します。

下町の路地裏にある古民家をリノベーションした日本茶専門カフェでほっと一息するひと時を「ShiZen Tea」

最近東京で急増している日本茶専門カフェ。
サードウェーブ系のコーヒースタンド風だったり
スタイリッシュなバーのようだったり、お店の雰囲気もさまざまです。
昨年11月に日本橋人形町オープンした「ShiZen Tea」は
100年以上前の古民家を改修していると聞き
俄然興味が湧いて行ってきました。

まだコートが手放せない寒い日の午後、
路地を迷いつつ歩いていると、視界の端に捉えた看板。
「この建物、何度が見かけたわ……。ここだったのか」
改修したとはいえあまりの民家然とした佇まいで、
建物の側面が目に入ってもスルーしていました。

お茶の新緑園(画像929)

内装も民家の名残がたっぷり。
あぁ、この曇りガラスの模様!
昔、実家の風呂場の窓がこんな感じだった!

お茶の新緑園(画像931)

この日は店内でお店主催のイベントがあるようです。
イベントは満員ですが、貸し切りではないので飲食可能とのこと。
空いている席を確保して奥のカウンターで注文しました。

お茶の新緑園(画像933)

上煎茶は12種類以上、上抹茶は4種、
お店オリジナルの煎茶入り抹茶は3種類。
500円くらいで飲めるものから、中には4000円なんてお値段のものも!!
さすが故ロブション氏が認めた品種です。

お茶の新緑園(画像935)

お茶の新緑園(画像936)

迷っていたら店員さんが気さくに話しかけてくださり
普段飲んでいるお茶や好みを伝えると、オススメをピックアップ。
その中から、「香駿」と「そうふう」という品種を選びました。
お茶請け(別料金)は創業120年になる
築地「茂助だんご」の魚河岸最中だそうで、
こし餡と小倉(粒あん)があったので小倉を注文。

お茶の新緑園(画像938)

木のトレーには目の前で丁寧に淹れてくださったお茶のカップと
こした茶葉、お茶請けの皿と手拭き。
そして品種紹介と美味しい飲み方のカードが付いてきます。
2煎目と3煎目はカウンターに持って行って
自分で淹れても良し、店員さんにまたお願いしても良し。

「香駿」はフローラルと柑橘系の混じった香りで春にピッタリの華やかさ。
日本茶らしい透き通った渋みの中にほんの少し甘みがあり、
普段ペットボトルばかりで本格的な日本茶を飲みなれない人にもオススメです。

「そうふう」は清々しい草原のような香りですが、
口に含むと豊かな旨みの中に微かに海苔のような香りが!
日本茶好きにこそ飲んで欲しいユニークな味わいです。

お茶請けはさすが老舗の最中。
パリッとした皮の中に、上品な甘さのあんこ。ちゃんと小豆の香りがします。
「香駿」とも「そうふう」とも最高のペアリングでした。

お茶は何杯も飲めてコスパが良いのもポイント。
香りは少なくなっていきますが、味は決してそうではありません。
誰かのおうちに遊びに来たかのようなくつろげる空間で、
1煎目、2煎目、3煎目と変化していく日本茶を
ゆったりと味わいたい方にオススメです。

お茶の新緑園(画像940)

<店舗概要>
店名:ShiZen Tea(シゼン ティー)
所在地:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-4-11
アクセス:東京メトロ日比谷線 人形町駅 A5出口から徒歩2分
営業時間:平日8:00~19:00 土日祝10:00~18:00
定休日:水曜日
電話:050-5806-2824
URL: https://www.shizen.site/

2022.05.07

京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』

京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』 京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』

お茶に関する随筆をご紹介します。

京都の老舗茶商の女将が綴る心温まるエッセイ『お茶の味~京都寺町 一保堂茶舖~』

【発売日】2020/6/1
【出版社】新潮社
【著者】渡辺 都
【価格】文庫本630円+税

【解説】
ゆったりと流れる時間、その時々で変化する風味、茶葉が持つ本来の美味しさ――お湯を沸かし、急須で淹れてこそ感じられるお茶の味わいがあります。
江戸時代半ばから京都に店を構える老舗茶舗「一保堂」に嫁いで知った、代々が受け継ぎ伝えてきた知恵と経験、家族のこと、お店のいまと未来、出会いと発見に満ちた京都生活。
お茶とともにある豊かな暮らしを綴った、心あたたまるエッセイ。
(新潮社HPより)

渡辺都 『お茶の味―京都寺町 一保堂茶舖―』 | 新潮社

渡辺都 『お茶の味―京都寺町 一保堂茶舖―』 | 新潮社

ゆったりと流れる時間、その時々で変化する風味、茶葉が持つ本来の美味しさ――お湯を沸かし、急須で淹れてこそ感じられるお茶の味わいがあります。江戸時代半ばから京都に店を構える老舗茶舗「一保堂」に嫁いで知った、代々が受け継ぎ伝

【感想】
書店で見つけて「お茶好きならチェックせねば!」と手に取ったこの本。
なんとも表紙のイラストが鳥獣戯画のように愛らしいのです。
そして最初の文章の出だし
「春の雨は音までやわらかな気がします」
の一文で、すっかり心掴まれレジへ向かいました。

お茶の新緑園(画像12344)

中も愛らしいイラスト入りです。

お茶の新緑園(画像12349)

創業300年の京都の老舗茶商の女将さんによるエッセイで、
茶商の仕事や京都の古い習慣、お茶や茶器の歴史、
美味しいお茶の淹れ方、保存方法などが綴られています。
一つひとつは短いので、仕事の合間や電車の中など
ちょっとしたスキマ時間に読み進められました。
嫌なことは書かれておらず、やさしい言葉で
女将さんの四方山話を聞いているかのよう。
それでいて、スッと背筋を伸ばしたくなる本でした。

<本の中で紹介されていた水出しのお茶の淹れ方>
①大き目の急須に15グラムの茶葉を入れ、冷たい水をいっぱいに注ぎ、
氷のかけらを3個ほど加えます。
②フタをして30分ほど置いてから出し切る。

お茶の新緑園(画像12346)

まろやかで甘みがあり、暑い日に飲むと最高でした!
この一杯にどれほどの時間と人手暇がかけられてきたのか……。
本を読んでから飲むと、お茶の作り手や商う人たちの想いに
感嘆せずにはいられません。

一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ) 公式サイト

一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ) 公式サイト

一保堂茶舗は、1717年(享保2年)創業、京都に本店を構える日本茶専門店です。抹茶、玉露、煎茶、番茶などのお茶や茶器の販売、淹れ方教室やイベントも開催しております。

2022.05.07

北欧から来た青い目の日本茶伝道師が綴る『僕が恋した日本茶のこと』

北欧から来た青い目の日本茶伝道師が綴る『僕が恋した日本茶のこと』 北欧から来た青い目の日本茶伝道師が綴る『僕が恋した日本茶のこと』

お茶に関する書籍をご紹介します。

北欧から来た青い目の日本茶伝道師が綴る『僕が恋した日本茶のこと』

【発売日】2017/8/4
【出版社】駒草出版
【著者】ブレケル・オスカル
【価格】単行本1,500円+税

高校生時代に日本茶と出会い、そのとりこになったスウェーデン人著者によるエッセイです。
日本茶を学ぶためにスウェーデンの大学で日本語を習得し、日本で仕事をしながら難関といわれる日本茶インストラクターの資格に合格。
現在は国内外に向けて日本茶のセミナーや講演、お茶会などのイベント活動をしている彼が、日本茶の奥深い魅力や日本人にもあまり知られていない歴史、日本茶を取り巻く現状、問題点などを語ります。
おすすめの品種や基本の淹れ方、急須の選び方なども書かれているので、普段、茶葉でお茶を飲まない初心者から日本茶好きの人まで、幅広い層が楽しめる内容です。

お茶の新緑園(画像324)

2022.05.07

日本初のドラフトティーが飲める鎌倉の人気日本茶スタンドが都内初出店「CHABAKKA TEA PARKS高輪ゲートウェイ店」

日本初のドラフトティーが飲める鎌倉の人気日本茶スタンドが都内初出店「CHABAKKA TEA PARKS高輪ゲートウェイ店」 日本初のドラフトティーが飲める鎌倉の人気日本茶スタンドが都内初出店「CHABAKKA TEA PARKS高輪ゲートウェイ店」

今年の夏だけの期間限定イベント会場にできた日本茶スタンドを紹介します。

日本初のドラフトティーが飲める鎌倉の人気日本茶スタンドが都内初出店「CHABAKKA TEA PARKS高輪ゲートウェイ店」

山手線で49年ぶりに新しく開業した「高輪ゲートウェイ駅」。
駅前の特設会場にて7月14日から9月6日まで
期間限定イベント「Takanawa Gateway Fest」を開催していて、
その中にドラフトティーが飲める日本茶スタンドがあるそうです。
ドラフトティーとはビールサーバーから注ぎ入れた日本茶のことだそうで、
鎌倉と由比ヶ浜にある日本茶セレクトショップ
「CHABAKKA TEA PARKS」のオリジナルドリンク。
ぜひ飲んでみたいと、今回はその都内初の期間限定店舗に行ってきました。

お茶の新緑園(画像6688)

高輪ゲートウェイ駅は品川駅と田町駅の中間。
ニュースでも映像を見ましたが、とても天井が高くて光がたくさん入ってきますね。

お茶の新緑園(画像6690)

この駅、ホームも階段も木目調なんです。
この日はアウトソールが薄めの靴だったのですが、
足への当たりがやさしく、歩いていて気持ちがいいです。
他の駅とはかなり趣が違って、山手線であることを忘れそう。

お茶の新緑園(画像6692)

改札を抜けても木目の床は続きます。
正面を進むと下りの階段があって、その先に会場が広がっているのですが
会場スタッフの方が通行止めをしています。

お茶の新緑園(画像6694)

イベントは入場料無料ですが、新型コロナウイルス感染症対策のために完全予約制。
マスク着用必須で検温もあるそうです。

お茶の新緑園(画像6696)

スタッフの方の誘導で、正面左側のエスカレーターを降りて……

お茶の新緑園(画像6698)

折り返してひたすらまっすぐ歩きます。

お茶の新緑園(画像6700)

100mくらい歩いてから角を曲がり……

お茶の新緑園(画像6702)

やっと入口かなと思いきや……

お茶の新緑園(画像6704)

まだ歩くの!?

お茶の新緑園(画像6706)

会場を半周してやっとエントランス。
ここで額での検温をされ、手のアルコール消毒をします。
周囲を見回したり写真を撮ったりと、のんびり歩いていたので10分弱かかりました。
カンカン照りの日じゃなくて本当によかったです。
スニーカーで来ればよかったなぁ。

お茶の新緑園(画像6708)

こちら会場マップ。
北エリアをぐるっと回って駅の反対側から入りました。
南エリアでは顔認証やタッチレスなどの技術を駆使したイベント、
デジタルアートミュージアムなどが開催中ですが、
今日の目的はドラフトティーなので
北エリアのフード&クラフトマーケットへ直行します。

お茶の新緑園(画像6710)

平日の昼間とはいえ、この日は7月下旬なのに
この閑散っぷり……。
スタッフとお客さんの割合は1:1じゃないでしょうか。

お茶の新緑園(画像6712)

ランチ時だと混んでいると思って14時に予約ましたが
余計な心配だったようです。
予約が必要な点がハードルになっているのか、
単に外出を自粛しているのか。
ソーシャルディスタンスが保たれていて客としては安心ですが
なんだか可哀想にさえなってきます。

お茶の新緑園(画像6714)

芝生を超えて左手、北エリアのほぼ一番奥に
目指す「CHABAKKA TEA PARKS」がありました。

お茶の新緑園(画像6748)

店名のCHABAKKAは「茶バカ」「茶ばっかり」「茶葉」、
PARKSは「誰もが気楽に集い、自由気ままに過ごす公園のような場所」という
意味が込められているそうです。

お茶の新緑園(画像6716)

ドリンクだけでこんなに種類が!
シングルオリジンだけでも13種類で
ティーラテやソーダ、アルコール入りもあります。

お茶の新緑園(画像6718)

高輪ゲートウェイ店限定の日本茶ビュッフェにお茶漬け、

お茶の新緑園(画像6720)

本日の大本命ドラフトティー、

お茶の新緑園(画像6722)

エナジードリンクもありました。
リリース通りですね(笑)!

「抹茶エナジードリンク」新発売! アガるし、ヘルシー。 高輪ゲートウェイ駅前イベント「Takanawa Gateway Fest」にて販売中 – Green QualiTEA of Life~日本茶のある心地よい丁寧な暮らし。

「抹茶エナジードリンク」新発売! アガるし、ヘルシー。 高輪ゲートウェイ駅前イベント「Takanawa Gateway Fest」にて販売中 - Green QualiTEA of Life~日本茶のある心地よい丁寧な暮らし

鎌倉発の日本茶セ レクトショップ「CHABAKKA TEA PARKS」とコラボレーションを行い、抹茶+自然素材100%のエナジードリンクを開発しました。「Takanawa Gateway Fest」フード&クラフトマーケットにて好評販売中です。

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鎌倉店ほどじゃありませんが、パックや缶の茶葉や

お茶の新緑園(画像6729)

茶香炉、コースター、ドリッパー、Tシャツなどオリジナルグッズも販売しています。

お茶の新緑園(画像6726)

飲み放題でお得な日本茶ビュッフェを注文。
1杯目はもちろんドラフトティー!
セルフで大き目のプラカップに好きなだけ注げます。
泡ばかりになっても大丈夫だそうで、ビールを注ぐ時のような技術は不要です。

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こちら注いだ直後。
ミルクティーかチーズティーみたいな乳白色をしています。

お茶の新緑園(画像6734)

席へ移動してしばらく待つと、徐々に泡の層の厚みが増えて
下のお茶はビールのようにクリアな色になりました。

ほどよいお茶の苦みと爽やかな香りが美味しい!
先月の「紀伊茶屋」も苦みが美味しいお茶をいただきましたが
苦いお茶ひいきになりそうです。

大型書店がプロデュースした日本茶スタンドカフェ「紀伊茶屋」 – Green QualiTEA of Life~日本茶のある心地よい丁寧な暮らし。

大型書店がプロデュースした日本茶スタンドカフェ「紀伊茶屋」 - Green QualiTEA of Life~日本茶のある心地よい丁寧な暮らし

有名書店とコラボレートした日本茶カフェをご紹介します。

後で店員さんに聞いたところ、これは「やぶきた」という
ローストした香味とスモーキーなテイストが特徴の品種とのこと。
ドラフトティーの品種は、中身がなくなるたびに変えているそうで
同じ日でも時間帯によっては品種が違うそうです。
実際、この少し後に注文したほかのお客さんのドラフトティーは
緑色をしていました。
「やぶきた」はビールっぽい色、
ビールまでいかないけど苦みのある味で良かったです。

お茶の新緑園(画像6738)

喉が渇いていたのですぐに飲み干し、2杯目はおすすめメニューに
従ってシングルオリジンの「あさつゆ」にしました。
こちらはかなり甘みが強い、まったく渋みを感じない、
とろっとした口当たりのお茶です。
前言撤回。やっぱり甘みの強いお茶も好き(笑)。

お茶の新緑園(画像6740)

3杯目もおすすめに従い、棒ほうじ茶の「ふくみどり」。
ちょっとえぐみが強いです。
最近えぐみがないほうじ茶ばかり飲んでいて
「そうそう、ほうじ茶ってコレよ」と逆に新鮮でした。
えぐみだけでなく、まろやかな甘みもあります。
そしてゆっくり飲んでいると氷が解けて味が薄まり、
角が取れて香ばしさや花香が前面に出てきて
非常に面白い味でした。

お茶の新緑園(画像6742)

時間をかけて飲んでいるとはいえ、だいぶお腹がガボガボしてきたので
ここで趣向を変えて抹茶ラテを注文。品種は「おくみどり」です。
甘味料をプラスすることもできますが、ここはあえてそのままで。
牛乳の甘みと抹茶のほろ苦さがいいバランスです。
よく味わって飲むと、牛乳の甘みの向こうに抹茶の甘みも感じられます。
カップの底のダマもご愛敬。
口の中でダマを溶かすと、シングルオリジンの「おくみどり」は
こんな味なのかなと想像できて楽しいです。

お茶の新緑園(画像6744)

5杯目は柚子ほうじソーダ「在来(ざいらい)花香(はなかおり)」。
店員さんのお話によると、在来とは「昔からあるもの」という意味で、
今のように品種改良した品種が生まれる以前の
その地域に昔から根付いている茶畑のお茶だそうです。
色々な品種の茶樹が混在する中から、花の香りがしたものを選り分け
焙じたのがこの名前の由来なのだとか。
あとで調べたところ、産地は宮崎県五ヶ瀬だそうで
初めて知りました。

お茶自体の味は残念ながら柚子が勝ってしまい、
さらに炭酸の辛みもあってどんなものなのかは分かりません。
柚子ほうじソーダという飲み物としては、ベースはビターテイストですが
柚子の爽やかな香りの中にかすかに華やかさが感じられます。
辛くない手作りジンジャーエールみたい!
甘味料を足した方が絶対美味しいと思いますが、
そうするとますますお茶の味や香りが分からなくなってしまうかな。
夏の飲み物としては非常に美味しいですが
いつか涼しくなったら、ぜひシングルオリジンのホットでも飲んでみたいです。

お茶の新緑園(画像6746)

ほどよく曇って日差しや暑さの厳しくない天候、
広々とした風景、のどかなBGM、美味しくて種類の豊富なお茶。
イベントも参加する予定だったのですが止めて、
ただただお茶を飲みながら
ぼんやりしたり、持ってきた本を読んだりしました。
こんなにゆったりとした時間を過ごすのはいつぶりかしら?

帰りに別のお店で、
羊肉を酵素玄米のラップライスで包んだジャパニーズタコスと
鹿肉と野菜のプレートを買って帰りましたがどれも美味しかったです。
テイクアウトできないお店もあって1日じゃ食べきれません。
早めに来てお昼もここで食べればよかった。
お店によって外税・内税、テイクアウト可・不可、手提げ袋有・無とまちまちで、
しかもイベント公式サイトにはそういった情報も店舗ごとの詳しいメニューさえありません。
私の知る限りでは「eat3.4」はテイクアウト不可、
「Japanese Tacos aciao mai」はテイクアウト可だけどビニール袋なし、
「PORTE STORE」はテイクアウト可でビニール袋あり(10円)でした。

コロナで外出できないと悶々としている方、
とにかく人が少ない「Takanawa Gateway Fest」オススメです!
トヨタのパーソナルモビリティ試乗体験はほぼ毎日やっていますし、
J-WAVEと連携したイベントやスポーツイベントも予定されているそうで、
飲食以外もちゃんと楽しめます。
ちなみに帰る時は遠回りではなく、正面階段からすぐに駅に戻れました。

Takanawa Gateway Fest | JR東日本

Takanawa Gateway Fest | JR東日本

JR東日本が高輪ゲートウェイ駅前で開催するイベント「Takanawa Gateway Fest」の公式サイトです。

<店舗概要>
店名:CHABAKKA TEA PARKS(チャバッカ ティーパークス)高輪ゲートウェイ店
所在地:〒108-0075 東京都港区港南2-1 高輪ゲートウェイ駅前特設会場
アクセス:JR山の手線 高輪ゲートウェイ駅下車すぐ(!?)
営業時間:11:00~21:00
実施期間:2020年9月6日(日)まで
URL: http://chabakkateaparks.com/

お茶の新緑園(画像6752)

2022.05.07

大型書店がプロデュースした日本茶スタンドカフェ「紀伊茶屋」

大型書店がプロデュースした日本茶スタンドカフェ「紀伊茶屋」 大型書店がプロデュースした日本茶スタンドカフェ「紀伊茶屋」

有名書店とコラボレートした日本茶カフェをご紹介します。

大型書店がプロデュースした日本茶スタンドカフェ「紀伊茶屋」

新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が解除されて
1か月以上過ぎましたが、皆さんいかがおすごしでしょうか?
しばらくお休みしていた月1の日本茶カフェ紹介ですが
お店を応援するためにも、再開しようかと思います。

再開するにあたり、真っ先に行きたいと思ったのは
紀伊国屋書店がプロデュースする
日本茶カフェ「紀伊茶屋(きのちゃや)」。
書店はたまに利用していましたが、このカフェはスタンド式で
座ってゆっくり飲みたいので利用したことがありませんでした。

外出自粛期間中、個人的に困ったこと……
それは欲しい本が買いにくかったこと。
自宅近くの書店は品ぞろえが悪く、
よく利用していた書店は駅ビルに入っていて
ビルごと営業休止していました。
通販という手もありますが、ただでさえ忙しい宅配業者さんに
不要不急の注文をしていいのだろうかと悩ましい。
それにやっぱり現物を手にし、あらすじや出だし、
帯やPOPなどを見て決めたいんですよね。

平日の昼間に書店で買い物をしたついでに
スタンドカフェでサッとお茶を飲んで帰れば、
まぁ、都のロードマップをそう大きく逸脱しないのではないかと。

お茶の新緑園(画像6260)

というわけで久しぶりの新宿です。
駅や街は以前に比べると、確かに人は少ないようですが
それでもそこそこの人手でした。
書店内も同様です。
急ぎ足でフロアを回って目星を付けておいた本を購入。
1階に降りてカフェのカウンターに
荷物を載せようとしてPOPに気づく。

お茶の新緑園(画像6262)

え~~~!
本重たいのにー!
テイクアウトで持って帰らなきゃいけないのかしら?

お茶の新緑園(画像6264)

「飲み終わりましたら」ということは
この場で飲むのはOKなのね。ちょっとホッとしました。
うーん、分かっていたら買い物前に利用したんだけど。
そんなことHPには書いてなかったなぁ。

お茶の新緑園(画像6266)

レジにはビニールシートが貼ってあります。
飲み物のほか、ようかん、茶葉、茶筅なども販売。

日本茶は180円からで、200円台がメインとかなりリーズナブル。
一番高い福岡は八女星野村の玉露でも440円。
お抹茶やラテ、シェイクはそれより少し高めの380円~580円。
ソフトクリームやぜんざいもあります。
また、メニュー表にはありませんが、お店のPOPには
チーズティーやタルゴナミルクティーを
抹茶やほうじ茶でアレンジしたものもありました。

この日は蒸し暑くてホットは飲む気になれず
喉が渇いていたので水出しの静岡掛川かごよせ煎茶にしました。
ホットの日本茶は産地ごとにかなりバリエーションがあるのですが
アイスは煎茶、玄米茶、ほうじ茶、抹茶しかないのが残念。
あとカウンターが使えるなら、ぜんざいかソフトクリームなど
スイーツも付けたかったんですが……。

お茶の新緑園(画像6268)

レジで注文してお金を払うと、隣の受け渡し口から
すぐに商品が出てきました。
ついトレイを掴もうとしてしまったのですが
「商品のみお取りください」と店員さん。
これもコロナ対策なのね。お恥ずかしい……。

カウンターの前でカウンターは利用せず
荷物を抱えつつ飲んでみると、爽やかな苦みが口に広がります。
甘みも旨みもあるんですが、それ以上に苦みの印象が強い。
でもえぐみはないし、苦みが柔らかくて美味しい!
蒸し暑さで疲れた気持ちがシャッキリしました。

お茶の新緑園(画像6270)

商品受け取った時は全体的に深緑色だったのですが
徐々に色が薄くなって、底に茶葉が沈殿してきます。
かき混ぜながら飲んでもいいですし、
底にたまった茶葉ごと濃いお茶を飲んだ後に
上澄みを飲んで味の変化を楽しんでもいいですね。

このクオリティでたっぷり入って200円はかなりお得。
また書店を訪れる時は必ずカフェも利用しようと思いました。
これから夏本番。
次は冷茶の玄米茶かほうじ茶も試してみたいです。

お茶の新緑園(画像6272)

帰りがけにPOPをよく見ると
臨時営業時間「10:30~18:00 土日臨時休業」とのこと。
HPだと「11:00~19:00」で土日休みなんて書いてなかったのに!

<店舗概要>
店名:紀伊茶屋(きのちゃや)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊国屋書店 新宿本店1F
アクセス:地下鉄 新宿三丁目駅 B7出口より徒歩1分(地下道直結)
JR 新宿駅 東口より徒歩3分
営業時間:10:00~21:00
 ※現在、臨時営業時間10:30~18:00にて営業中。
定休日:なし ※現在、土日は臨時休業中
電話:03-6380-1017
URL: http://kinochaya.co.jp/

お茶の新緑園(画像6274)

2022.05.07

多国籍のインテリアが違和感なく同居するフォトジェニックな代官山の日本茶スタンド「Tea Bucks」

多国籍のインテリアが違和感なく同居するフォトジェニックな代官山の日本茶スタンド「Tea Bucks」 多国籍のインテリアが違和感なく同居するフォトジェニックな代官山の日本茶スタンド「Tea Bucks」

素敵なインテリアと本格的な日本茶が楽しめるお店をご紹介します。

多国籍のインテリアが違和感なく同居するフォトジェニックな代官山の日本茶スタンド「Tea Bucks」

この2回ほどデリやビアガーデンなど紹介してきて
久しぶりに日本茶専門店を紹介したいなぁと思っていたところ
日本茶の生産者の方から「代官山にエッジの効いたお店があるらしい」
との情報をいただきました。

お茶の新緑園(画像2343)

暑さも厳しいけどそれより湿度が厳しい7月下旬。
代官山駅と渋谷駅、恵比寿駅の三角形の真ん中あたり、
人気もまばらな住宅地にそのお店はありました。
パッと見、日本茶ではなく紅茶専門店のよう。

お茶の新緑園(画像2345)

こんなお茶のディスプレイは初めて。
上2段は漢方薬に見えなくもありません。
マットなブラックのパッケージが非常にクールです。
最近は日本茶も和風モダンや可愛いパッケージが
だいぶ増えましたが、格好良さを感じるものは珍しいかも。

お茶の新緑園(画像2347)

お茶の新緑園(画像2348)

ゆずやハーブ入りのお茶やティーラテもありますが、
ベーシックなメニューが多いです。

お茶の新緑園(画像2350)

まずは水出しゆず緑茶のアイスティーを注文。
無地のプラカップに手書きの文字がおしゃれです。
お茶請けの黒かりんとう付き。
暑くて喉が渇いていたのでガブガブ飲んでしまいました。
緑茶の味や色は濃いのですが、
エグみがまったくなくのど越し爽やか。
ゆずの香りがとても上品で、主役ではなく
脇からそっと緑茶を引き立てている感じが好印象です。

お茶の新緑園(画像2352)

人心地ついたところで玉緑茶 奥豊(おくゆたか)のホットを注文。
こちらは注文時に普通に1杯だけ淹れるか、
少量のお湯で2杯に分けて淹れるか聞かれます。
茶葉の量は同じなので、2杯に分けた方が濃い味わいになるそうです。
2杯に分けて淹れていただきました。
一煎目は確かに色も香りも濃厚です。そして旨味も本当に濃い!
二煎目をいただくと、色合いや香りはそれほど変わりませんが、
味は先ほどの旨味は引っ込み、その代わり甘味が濃く前面に出てきました。
まるで別のお茶を飲んでいるようです。

お茶の新緑園(画像2354)

店のファサードはヨーロッパのヴィンテージ風なのですが
店内のインテリアは多国籍。
ミントグリーンの壁に日本画が飾られている一方……

お茶の新緑園(画像2356)

テーブル席はしおれたバラが飾られています。
昔の純喫茶やキャバレーにありそうな椅子と相まってデカダンです。
反対側の壁にはシカの頭部の剥製や、
お店オリジナルのTシャツが掛かっています。

お茶の新緑園(画像2358)

カウンターには台湾製の竹茶盤や
茶香炉(残念ながら夏なので火は付いていません)。
奥に並ぶ酒瓶たち。

お茶の新緑園(画像2360)

天井を見上げれば昭和レトロなランプシェードと
むき出しの梁や排気管。
(オーナーの方の話によると、ご自身が内装を手掛けられたそうで
この梁や天井は錆びているのではなく
エイジング塗装で錆風に見せているそうです)

まったく異質の内装やインテリアが違和感なく
一つの素敵な空間としてまとまっています。
どこを撮っても絵になるのであちこち撮りまくってしまいましたが
こんな分割された写真ではなく、ぜひお店に訪れて
その雰囲気を味わってほしいですね。

<店舗概要>
店名:Tea Bucks(ティー バックス)
所在地:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-12-14
アクセス:東急東横線 代官山駅から徒歩5分
     JR山手線 恵比寿駅西口から徒歩8分
営業時間:11:00~23:00
定休日:月曜日
E-mail:nikusoba0141@gmail.com
URL:https://nikusoba0141.wixsite.com/tea-bucks

お茶の新緑園(画像2363)

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