日本茶 コラムでいっぷく 日本茶 コラムでいっぷく
お茶を毎日楽しむためのヒントをご紹介します!
お茶王国・九州! 日本茶の生産量の43%が九州産
温暖な気候の九州は、全国2位の生産量を誇る鹿児島を筆頭に栽培量も多く、釜炒り茶や蒸し製玉緑茶など独自のお茶文化も根付いています。
<九州のお茶の主な産地と特徴>
◆福岡八女
玉露日本一を数多く輩出し、芳醇な香りとまるやかな甘みを持つ。
◆熊本球磨
柔らかな香りにほのかな甘みを感じる。全体的にさっぱりとした味わいが多い。
◆佐賀嬉野
ぐり茶とも呼ばれ丸みを帯びた形状。爽やかな香りとさっぱりとした甘みが特徴。
◆宮崎県都城
荒茶(製品前の段階)生産量は全国4位。ふくよかで高い香りを持ち、コクがある。
◆長崎東彼杵
豊かな香りとすっきりとした甘み。近年、品評会で1位に選ばれた注目の産地。
◆鹿児島知覧
新茶の時期が日本-早い。濃厚な甘み・コクが特徴でインパクトのある味わい。
◆大分杵築
山あいに小さな産地が点在。深く豊かな香りと独特の甘み、コクを持つ。
飲むシーンを想像してお茶を選ぼう
お茶は価格が上がるほど甘みが増します。渋みのあるお茶も食中茶におすすめですよ。
すぐ、飲む、飲まないで違う正しい保存方法
茶葉はチャック付き保存袋に小分けしましょう。茶葉は温度差による湿気に弱いので、冷凍したものを使う場合、冷蔵庫に半日ほど入れてから常温にするのがベスト。
おいしく飲んだあとの茶殻は捨てずにいろいろ活用
茶殻には抗菌や消臭に有効な成分が残っています。電子レンジで加熱し、乾燥させてから使いましょう。
◆アロマとして
茶香炉やアロマボットで焚くと、焙じ茶のような自然な香りが漂い.リラックス
できます。
◆消臭・抗菌に
緑茶カテキンは食中毒などの原因菌に有効です。ティーバッグに入れて、冷蔵庫や靴箱の消臭剤としても使えます。