農林水産省は、今年の新茶シーズンの本格化にあわせて、観光需要が回復する機会を捉え、産地や事業者の方々と連携して、「出かけよう、味わおう!キャンペーン」を令和5年4月から開始します。
本キャンペーンを通じて、全国の茶産地での茶摘み体験や、消費地も含めたお茶の淹れ方体験、新茶の試飲会などの情報発信を行い、多くの消費者に日本茶の良さを体験してもらうことで、一層の消費拡大に取り組みます。
(お茶産地で、茶摘みや手もみ茶づくりなどの体験を提案 / 消費地等で、気分やシーンに合わせた茶の選び方や淹れ方などを提案)
お茶は日本人の生活と文化になくてはならないものですが、長期的に消費量・ 産出額ともに減少傾向にあります。一方で、令和4年の輸出額が219 億円と過去最高を更新するなど、海外からの注目度は高まっています。
これから新茶シーズンを迎える中、人の動きが一層活発になることが期待されます。日本茶がおいしいこの時期に全国各地で開催される新茶イベント等への参加を通じて、日本茶のもつ多彩な魅力を体感してもらい、さらには、身近な生活の中で一層お茶を楽しんでいただけるよう取組を進めます。
具体的には、公益社団法人日本茶業中央会等の関係機関と連携し、茶業界と一体となって日本茶の情報発信等を行う「出かけよう、味わおう!キャンペーン」を開始します。
国内外からの旅行者の拡大を見据えて、全国の茶産地での茶摘み体験や、茶専門店やカフェでのお茶の淹れ方体験、新茶の試飲会など、今の時期ならではの日本茶の楽しみ方を伝えるイベントや体験等について、茶産地や事業者と連携して情報を発信します。多くの消費者に日本茶の良さを体験してもらい、毎日の生活の中でお茶を楽しむ時間を増やしてもらうことで、より一層の消費拡大を推進してまいります。
本キャンペーンでは、以下の内容に取り組んでまいります。
(1) 本キャンペーンにご賛同いただける茶産地の皆様や、消費地を含む事業者の皆様(茶専門店、食事処、レストラン、カフェ、ドリンクスタンド、お茶飲料関係事業者等)から、以下の情報をお寄せいただきます。
(ア) 新茶をはじめ日本茶の魅力を味わえるイベントや体験等の内容
(イ) 日本茶への応援メッセージや動画
(2) 農林水産省は、キャンペーンの特設ウェブサイトやSNSにおいて、お寄せいただいた体験内容やメッセージ等を、産地または事業者名、ウェブサ イトへのリンクと合わせて情報発信します。
(3) ウェブサイトへの掲載は随時予定しています。
(4) さらに、本キャンペーンで茶産地や事業者の皆様から提案のあった「新たなお茶の楽しみ方」について、農林水産省の職員が実際に体験し、「BUZZ MAFF」や省公式SNSで発信します。
・ 「日本茶ぐらし」のコンセプト(左):日々の暮らしのなか、様々なシチュエーションで日本茶とほっこりする時間をイメージ
・「新茶前線北上中」のコンセプト(右):桜前線のように日本全国を北上する、各産地の新茶シーズン(旬)をイメージ
・「出かけよう、味わおう!キャンペーン」チラシ
https://prtimes.jp/a/?f=d52804-90-440b531fb7d63f65135ea8e3fdf6e15d.pdf
・実施要領
https://prtimes.jp/a/?f=d52804-90-8a5ca8d4de01fed9d5a6a8002aa31ab6.pdf