1年に1回だけの製造で美味しさ凝縮!茶匠九段が作った新商品 希少な日本茶「煎茶 一念」を1,600本限定で宮崎の日本茶専門店「新緑園」が販売開始 | 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 1年に1回だけの製造で美味しさ凝縮!茶匠九段が作った新商品 希少な日本茶「煎茶 一念」を1,600本限定で宮崎の日本茶専門店「新緑園」が販売開始 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

日本茶NEWS

2023.03.09

1年に1回だけの製造で美味しさ凝縮!茶匠九段が作った新商品 希少な日本茶「煎茶 一念」を1,600本限定で宮崎の日本茶専門店「新緑園」が販売開始

通常の茶園だと年4~6回程度刈り取りをし、その度にお茶の製造をしますが、「煎茶一念」は茶樹の負担を少しでも軽くするための仕立てをし、茶樹に勢いが保ち瑞々しいうま味たっぷりの茶葉が生まれやすくしました。
 
 
日本茶専門店 新緑園(宮崎県児湯郡新富町新田15530-2 代表取締役 黒木信吾<くろきしんご>)では全国茶品評会で日本一である農林水産大臣賞を4度受賞した茶園限定で、年1回しか製造しない特別な日本茶「煎茶 一念(いちねん)」を1,600本限定(予定)で4月3日(月)から予約受付を開始し、5月2日頃(予定)から販売を開始いたします。

 

 
■「煎茶 一念」は、日本茶本来の旨みがたっぷり。

前年の夏以降、秋、冬とゆっくりと栄養を葉に蓄えながら半年経過した春先に濃縮された旨みを持つ新芽が育ち、一番美味しいお茶(一番茶、新茶)が収穫されます。
・一番茶を摘んでから約40日かけて伸びた二番茶は、一番茶収穫の時
 より少ない栄養で育つため、風味・甘味が不足していきます。
・二番茶を収穫して約30日で三番茶を収穫。
・そして秋は番茶を収穫します。
1年を通しては1,2番茶摘採後の刈り均しを含め合計で4~6回の収穫作業が行われます。茶園では葉が摘み取られるたびに茶樹が負担(ストレス)を抱える場合もあります。

そこで新緑園では、特別に美味しい日本茶をご提供するために、これまで全国茶品評会で日本一である農林水産大臣賞を4度受賞した茶園限定で、茶樹の負担が少しでも増えないような仕立てにこだわり作業してまいりました。そして茶樹がしっかり旨みを蓄え、1年に一度の製造でおいしいお茶が出来る様に念じて収穫するお茶として「煎茶 一念」と名付けました。
■日本茶が見直され、美味しい高級茶葉にこだわる方が増えています
ここ数年は特に「お茶離れ」が言われていました。しかし今、コロナ禍を経てお茶の需要が販売
チャネルによっては伸びる傾向にあります。それは在宅勤務をきっかけにお茶を飲み始めた方が
増え、その美味しさと機能性に気づき、高いものも飲まれる機会が増えたからです。

お茶を飲む理由やメリットが若い世代にも浸透
・爽やかな風味でおいしい
・カテキンの抗菌作用でウィルスや菌に対応
・テアニンのリラックス作用がもたらす効果
・仕事中に日本茶を飲んで、落ち着き、気分転換を行う
・珈琲に比べカフェインが少なく、胃の負担が少ない
日本茶でリラックスし健康を維持できるよう、新緑園では日本茶を楽しむ方が増えることを目指しています。

■煎茶「一念」詳細
【該当茶園 】  面積:20アール・品種:ヤブキタ・生育年数:約15年
【数量見込み】 100g 1,600本(予定)
【販売価格】 1,500円(税別)
【予約受付開始】 令和5年4月3日から(一般販売は5月2日より開始)
【販売方法】 ・当店直営店 
       ・オンラインショップ https://shinryokuen.co.jp/   
  
弊社の人気商品についてご案内
国際線ファーストクラスで利用されている煎茶ティーバッグ

■開発秘話
当園のお茶が全国茶品評会で日本一である農林水産大臣賞を受賞した年、社長の黒木が宮崎茶の知名度アップや販路拡大を目指し飛行機で全国に出張していた時のことです。ある日、黒木に「この機内でも宮崎茶を使ってもらえないだろうか」という気持ちが高まったのです。
これが、高級煎茶ティーバッグの開発の第一歩となったのです。機内のお茶に宮崎茶の採用を目指した黒木は、自分の携帯電話の「あ行」から順番に数百人に電話をかけ、やっと航空会社に知り合いがいらっしゃる方と繋がり、そこにプレゼンする機会を得ることができました。
そして都内にあるその航空会社のオフィスを訪問しましたが、ちょうどその時が国際線ファーストクラスの日本茶の選定時期と重なり、10社以上の提案企業の中に入れて頂きプレゼンする機会を得ることが出来たのです。
そして3か月後に、先方様の厳正な審査の結果、採用となりました。この「急須で淹れたみたいに美味しい煎茶ティーバッグ」は、国際線ファーストクラスで提供しているお茶をそのまま日常品用に商品化したものです。「お茶のティーバッグは低品質」というイメージを払拭出来る高品質の商品だと自信を持って提供しています。

■「急須で淹れたみたいに美味しい煎茶ティーバッグ」の特徴
・急須で淹れたみたいに格別な味わいで抽出できる香り、
 味、色へのこだわり
・特に製造工程において、茶葉の刻み方、パーツ別焙煎、
 ブレンド比率、適切なグラム数までを極めた逸品
・国際線ファーストクラスで使用されている商品
新緑園のもつ匠の技を遺憾なく発揮し、他社では真似できないクオリティを実現しています。
価格:1080円(税別)
内容量:3g×15
原材料:宮崎県産緑茶
URL:https://shinryokuen.co.jp/?pid=86819412

■「急須で淹れたみたいに美味しい煎茶ティーバッグ」の派生商品
  「空飛ぶお茶」シリーズ
 ・15パック入り @1.700円(税別)https://shinryokuen.co.jp/?pid=145972231
 ・100パック入り @9.000円(税別) https://shinryokuen.co.jp/?pid=110967556

 

 
経営の変遷を振り返って(紆余曲折の会社経営)
■新緑園入社当時
新緑園で代表を務める黒木信吾です。
私は東京の大学を卒業後、地元宮崎に帰りテレビ局に営業マンとして5年間勤務した後、家業に入ったのは29歳の時です。サラリーマン時代に営業成績もトップクラスだった自信から、家業も自分ならまだ伸ばせると根拠のない自信を持っていましたが、いざ茶畑で作業し工場で製茶する日々は慣れない仕事と環境の変化にストレスを感じるものでした。また当時、社長であった父と意見の相違も大きく、欝々と日々を過ごしていました。
バブル期にサラリーマンを経験し、今思えばマスコミで浮かれた時代を過ごしたことも大きなギャップとなりストレスの理由だったと思います。私が新緑園に入った時は、すでにバブルは崩壊していましたが、それでも大手の取引先があり営業力や商品力がなくても十分経営が成り立っていたと思います。
■紆余曲折の経営
2001年2月、37歳の時に家族と近隣の大型リゾート施設に宿泊している最中に、テレビでその施設の「破綻」の速報を見ました。当時、当社最大の取引先であるこの施設の破綻に私は慌てました。
年末年始用にいつもより多く納めたお茶の代金回収も終わっていないはずと父に確認すると、多額の売掛金が残っていることがわかりました。
2004年、私の40歳を機に父が引退しました。
社長に就任した私は茶の品質を見直すために、お茶を今まで以上に細かく判別していくために修練の場として茶鑑定技術競技大会への参加を決意し、段位取得を目指し仲間と練習をかさねました。
結果、最終的には現在は日本に二十数人しかいない9段を取得し、私にも新緑園にも大きな強みと自信となっています。
その品質に対する裏付けを自信に社長になってからは特に営業に力を入れ、数年で売り上げを大きく伸ばすことができました。しかし売り上げ優先の経営で大きな支払い遅れが発生し、その一番の要因となった東北のある企業まで何度も足を運ぶケースも出てきたりし、綱渡りの経営状態でした。
その頃に2年連続で赤字決算を出してしまいます。当社担当の銀行と税理士から「このままでは会社の存続が厳しい」と指摘されるまでとなりました。
そこでこのままではいけないと2013年、50歳を目の前にして初めて経営をゼロから見直し、会社の存続をかけて経営改革に取り組む決意をしました。
■経営改革の始まり
しかし経営改革と言っても何から始めれば良いのかさえ分からず、経営のプロの力を借りる決心をしました。成功している地元の経営者を訪ねアドバイザーの紹介も受け、「経営理念」「経営計画」「自己研修」「社員研修」「ブランディング」などについて生まれてはじめて学んだときは、目からうろこの思いがしたことを覚えています。ここから必死に勉強し、学んだことを経営に反映させていきました。
パッケージデザインを一新した時は、「袋が地味すぎる」「売れていたパッケージをなぜ替えるのか」と、あるスーパーのバイヤーからご注意を受けました。「今以上に必ず売れる様になります。取り扱ってよかったと言っていただけるように努力します」と宣言し、新たな取り組みを続けたのです。
経営改革を初めて1年後の2014年には、全国茶品評会にて日本一である「農林水産大臣賞」を受賞、その後2年連続での受賞となりました。3連覇は同大会では60年ぶりの快挙です。

国内だけではなく、イギリスやフランス等の海外の食品コンテストにも出品し受賞を重ねることが出来ました。
国際線ファーストクラスで当社の「煎茶ティーバック」が採用されたのはこの時期です。これを契機に、飛行機が離陸するような業績向上が実現していくのです。
さて、全国での販路拡大を目指して幕張メッセでの食品展示会に出展した時のことです。以前から何とか納品したいと考えていたある高級スーパーマーケットのバイヤーが、偶然ながら我がブースを訪問してきたのです。「このチャンスを逃してはならない」と宮崎茶の良さや当社の取り組みを懸命にアピールした結果、半年かけて正式契約となり最初は少数店舗で販売開始。
その後は売り上げの好調さからか配荷店舗が増えていきます。他にも百貨店系スーパーなどへの納品が次々と決まり、事業の喜びを感じた時期です。

■新たな壁を突破しながら
しかし経営改革はよいことばかりではありませんでした。
忙しくなればなる程、社員の気持ちにも乱れが生じ、そこに社長としてもうまく寄り添えず、不協和音も目立ち、退社する社員も増えるようになりました。
それでも社員と話し合いを重ねながら、自分自身も脳科学をはじめ学びの機会を増やし、お客様や社員にとって良い企業となれる様、出来る限りの努力を積み重ねました。
また新たな人材を求め採用活動もスキルアップし良い人材を確保し、社内一丸となって会社の再起を前進させて行きました。結果、2021年の決算では過去最高の売り上げ、最高利益を更新しました。
そして茶園担当社員の退社で断念していた全国茶品評会に再チャレンジし、日本一である「農林水産大臣賞」を受賞し、4度目の日本一がかないました。
今後は海外への販路を見つけるべく、英語のホームページも立ち上げています。

受賞歴
  2016年 全国茶品評会「農林水産大臣賞」3年連続受賞
      日本茶AWARD「プラチナ賞」受賞
  2017年 世界緑茶コンテスト「最高金賞」「金賞」受賞
      日本茶AWARD    「プラチナ賞」受賞
  2018年 Great Taste Awards「三ッ星」「一ツ星」受賞
      国際名茶品評会「金賞」「銀賞」受賞
      日本茶AWARD「プラチナ賞」受賞
 2019年 ジャパニーズティー・セレクション・パリ 「金賞」「銀賞」受賞
 2020年  Great Taste Awards「二ツ星」受賞
      ジャパニーズティー・セレクション・パリ 「金賞」「銀賞」「銅賞」受賞
 2021年 日本茶AWARD「審査員奨励賞受賞」受賞
      全国茶品評会第75回「農林水産大臣賞」受賞
      Great Taste Awards  「二ツ星」「一ツ星」受賞
 2022年 宮崎日日新聞社 「産業賞」受賞

 

 
■日本茶専門店 新緑園直営店
〒889-1406 宮崎県児湯郡新富町大字新田15530-2
【TEL】0983-35-1057 
【FAX】0983-35-1857
【定休日】 第1・3・5日曜日
     (4,5,8,12月は除く)
【営業時間】平日 9:00~17:30
      土日祝 9:00~17:00
■オンラインショップURL:https://shinryokuen.co.jp/

■メディアの方からのお問い合わせ先

株式会社新緑園
担当:黒木 信吾
Tel:0120-092650
住所:〒889-1406 宮崎県児湯郡新富町新田15530-2
Mail: info@shinryokuen.net
URL:https://shinryokuen.net/
通販 :https://shinryokuen.co.jp/

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