2016年4月|宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 茶匠のひとり言 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

社長ブログ

2016.04.26

150人の想い。自分の想い。

4月23日、土曜日。

 

午前7時過ぎに集合頂いた150人の方と、全国茶品評会に出品するお茶を手摘み。

 

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皆様に私の想いを御挨拶でお伝えし、スタート。

 

休憩を挟みながら、あれほど心配した天気も、昼までは奇跡的にもって、無事半日を終えました。

 

 

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私自身は回を重ねるごとに、慣れるどころか、逆に色んな想いが頭の中をかけめぐり、当日朝は心も体も苦しくて、めまいもするし・・・。

 

それ程、150人での取り組みは重かったです。

 

 

3年前のチャレンジは、日本一を取りたかったのが一番。

 

しかし、日本一を頂いて以降、それは目標であって、目的ではないと多くの方に気付かせて頂きました。

 

 

目の前にある「茶葉」も、単なる葉っぱでなくなってきています。

 

 

モノからコト。

 

 

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夕方に出来てきた荒茶を、アルミに入れて真空する時はの気持ちは、まさに可愛いくて大事な子供と、ひとときのお別れみたいな気持ちでした。

 

 

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(51歳、センチメンタルじゃね~)

 

 

こんな感情的、感傷的な一日。

 

 

有難いです。

 

 

2016.04.17

一筆入魂

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23日の手摘みにむけて、一筆入魂。

全国茶品評会に出品の茶園に掲げます。

 

 

書の技術は無いけど、気持ちは込めて・・・。

 

「芯」という文字が、草冠にココロだとも、再認識。

 

 

あとは、摘む人数と天気。

 

まだ募集しています、一緒に3連覇を目指しませんか?(ご都合の良い方は、会社にお電話下さい。今週土曜日午前中、雨天決行です)

 

 

いよいよです。

 

頑張ります。

2016.04.15

神聖な芽

快晴。

 

23日の全国茶品評会手摘みにむけ、熱いハートをお持ちの宮脇肥料店の社長やスタッフのみなさん、シルバー人材の方にももご協力頂きながら、準備が進んでいます。

 

黒い布を被せて、色や甘みを出す作業です。

 

 

 

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我がスタッフも、茶園見学。

 

毎日工場や店いると、こんなに神聖な息吹が身近にあっても、足が遠のいてしまいます。

 

お茶屋ですから、新芽を見ずして何もお客様に話せません。

 

 

 

 

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それにしても毎年、こうやって同じ頃に新芽が息吹いてくることに、自然の摂理というか、尊さを覚えます。

 

有難いです。

 

でも、また何年たっても不思議な気持ちです。

 

 

いよいよです。

 

宮崎県茶業のためにも、頑張ります。

 

 

※熊本の地震、宮崎も深夜まで余震が続きました。

いつ、何が起きるかわかりません。特に熊本で大きな地震が再発しないことを祈るばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

2016.04.09

いよいよです。決めました、23日に。

全国茶品評会に、今年もチャレンジします。

 

蒸し製玉緑茶(ぐり茶)部門で2連覇させて頂きましたが、この取り組みは慣れるどころか、毎年緊張が高まります。

 

少し苦しさを覚えています。

最初の頃は、ここまでプレッシャーは無かったんですよね・・・。

3連覇は、かなりハードルの高さを感じるというか、ライバル県も一段と気持ちを込めて取り組んでこられるでしょうし、更に厳しい戦いになります。

 

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昨秋から命がけで新芽を守り抜いてくれた、園担当ハザワ君の技術は信じ切っていますが、トップを取るには様々な要素がからんできます。

 

特に、一番難しいのは摘む日の決定ですね。

 

120名以上の方に参集頂く以上、早めにその設定をしないと、人数が足りないし、ましてや平日実施だと、半分の方が来れないだろうし・・・。

 

そう、苦悩しながらでしたが、今月23日を「摘み日」と決めました。

 

でも残りの2週間、天気がどうなるか・・・。

それまで晴れるか、雨が降るか、気温も高いか低いかで、その23日という決めた1日が、ベストとなるかベターとなるか、はたまたバッドとなるかもしれないし。

 

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でも、もうここまで来たら天国の父に、

 

「そこから空模様を調整しながら、23日に最良の芽を摘ましてくれ」

 

と祈るしかありません。

 

 

受賞以降、何名かの同業仲間やお客様が、

 

「新緑園が日本一になって、うちの茶も売れる様になった」

 

「私が摘んだお茶が日本一よって、友達に自慢したっちゃが」

 

と言って下さいました。

 

 

そんな話を、まだ増やせればと思います。

 

 

お茶という「モノ」を売るだけでなく、熱い思いで我々が取り組んで、お客様にとってそのモノが、楽しかったコト、面白かったコト、感動しあったコト、嬉しかったコトに少しずつ変わっていけばと思います。

 

 

「モノからコトへ」

 

とは、そんな気持ちです。

 

 

先月末、PTA役員をさせて頂いている、市内4校では北側の高校の先生方の送別会でも、やはり、熱い思いの先生方や校風に、こちらが嬉しいコトを心から感じ、単なる役員という気持ちから 運命共同体として少しでもお役にたちたいと思ってくるんです。

 

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特にこの夜の2次会では、都城に異動されるある先生の男泣きには、こちらが感極まりました。

 

すごいです、異動で涙されるくらい気持ちのこもった先生は・・・。

 

 

 

いよいよです。

 

 

頑張ります。

 

2016.04.03

プロフェッショナルと、その徹底ぶり

こんにちは。

 

先日、全日空(ANA)さんの国際線就航30周年の記念セレモニーに、いち納入業者の1人として東京まで行って参りました。

 

ネクタイも、ANA-BLUEで決めて・・・・(^^)!

 

(まあ、誰にも気付かれなかったけどネ)

 

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会場は、赤坂のANA系ホテル。

ちょいと気分も高揚したまま、早めに到着。

 

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受付で並んで前の方の振る舞いを見ていると、お祝いを出されていない・・・・

 

「・・・・?」

 

いざ、自分の番になってお祝いをお渡ししたい旨をお伝えすると、一切受け取っていないとの事。

 

「ほ~」

 

そして開演し、多くの役員の方のご挨拶やこれまでの30周年を振り返っての動画など流れたり。

 

 

ここでも、さすが世界的企業。

 

 

プロフェッショナル、理念の徹底ぶりをひしひしと痛感。

 

 

私達業者に対しては、最後まで「お取引先様」

決して、「業者のみなさ~ん!」とは言われない。

 

また、ある記念品を頂きましたが、100社以上の全ての企業に、役員の方が1社づつステージ上で感謝の言葉を述べられながらお渡しされる。

 

「お帰りの際に、1つづつ持って帰って下さい」ではないんです。

 

 

まさに、モノからコト。

 

納入業者と言っても、一部上場の企業から私たち中小企業の方までいらっしゃいましたが、全てに同じ対応。

 

それも丁寧なお言葉。

 

笑顔。

 

 

 

 

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就航して何年間かは、数字的にも厳しかったともお聞きしました。

 

でも執念で継続され、今があると言われてました。

 

 

そのスピリッツは、弱小企業でもマネしたいと心に刻んだ赤坂の夜。

 

スマホで電車の乗り継ぎを何度も確認しながら1人、ビジネスホテルに帰る感受性の強い(コンビニで甘いものは買わないという意思は弱い)お茶屋のオジサンでした。

 

 

頑張ります。

 

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