全国茶品評会に、今年もチャレンジします。
蒸し製玉緑茶(ぐり茶)部門で2連覇させて頂きましたが、この取り組みは慣れるどころか、毎年緊張が高まります。
少し苦しさを覚えています。
最初の頃は、ここまでプレッシャーは無かったんですよね・・・。
3連覇は、かなりハードルの高さを感じるというか、ライバル県も一段と気持ちを込めて取り組んでこられるでしょうし、更に厳しい戦いになります。
昨秋から命がけで新芽を守り抜いてくれた、園担当ハザワ君の技術は信じ切っていますが、トップを取るには様々な要素がからんできます。
特に、一番難しいのは摘む日の決定ですね。
120名以上の方に参集頂く以上、早めにその設定をしないと、人数が足りないし、ましてや平日実施だと、半分の方が来れないだろうし・・・。
そう、苦悩しながらでしたが、今月23日を「摘み日」と決めました。
でも残りの2週間、天気がどうなるか・・・。
それまで晴れるか、雨が降るか、気温も高いか低いかで、その23日という決めた1日が、ベストとなるかベターとなるか、はたまたバッドとなるかもしれないし。
でも、もうここまで来たら天国の父に、
「そこから空模様を調整しながら、23日に最良の芽を摘ましてくれ」
と祈るしかありません。
受賞以降、何名かの同業仲間やお客様が、
「新緑園が日本一になって、うちの茶も売れる様になった」
「私が摘んだお茶が日本一よって、友達に自慢したっちゃが」
と言って下さいました。
そんな話を、まだ増やせればと思います。
お茶という「モノ」を売るだけでなく、熱い思いで我々が取り組んで、お客様にとってそのモノが、楽しかったコト、面白かったコト、感動しあったコト、嬉しかったコトに少しずつ変わっていけばと思います。
「モノからコトへ」
とは、そんな気持ちです。
先月末、PTA役員をさせて頂いている、市内4校では北側の高校の先生方の送別会でも、やはり、熱い思いの先生方や校風に、こちらが嬉しいコトを心から感じ、単なる役員という気持ちから 運命共同体として少しでもお役にたちたいと思ってくるんです。
特にこの夜の2次会では、都城に異動されるある先生の男泣きには、こちらが感極まりました。
すごいです、異動で涙されるくらい気持ちのこもった先生は・・・。
いよいよです。
頑張ります。