日本初のドラフトティーが飲める鎌倉の人気日本茶スタンドが都内初出店「CHABAKKA TEA PARKS高輪ゲートウェイ店」 日本初のドラフトティーが飲める鎌倉の人気日本茶スタンドが都内初出店「CHABAKKA TEA PARKS高輪ゲートウェイ店」
今年の夏だけの期間限定イベント会場にできた日本茶スタンドを紹介します。
山手線で49年ぶりに新しく開業した「高輪ゲートウェイ駅」。
駅前の特設会場にて7月14日から9月6日まで
期間限定イベント「Takanawa Gateway Fest」を開催していて、
その中にドラフトティーが飲める日本茶スタンドがあるそうです。
ドラフトティーとはビールサーバーから注ぎ入れた日本茶のことだそうで、
鎌倉と由比ヶ浜にある日本茶セレクトショップ
「CHABAKKA TEA PARKS」のオリジナルドリンク。
ぜひ飲んでみたいと、今回はその都内初の期間限定店舗に行ってきました。
高輪ゲートウェイ駅は品川駅と田町駅の中間。
ニュースでも映像を見ましたが、とても天井が高くて光がたくさん入ってきますね。
この駅、ホームも階段も木目調なんです。
この日はアウトソールが薄めの靴だったのですが、
足への当たりがやさしく、歩いていて気持ちがいいです。
他の駅とはかなり趣が違って、山手線であることを忘れそう。
改札を抜けても木目の床は続きます。
正面を進むと下りの階段があって、その先に会場が広がっているのですが
会場スタッフの方が通行止めをしています。
イベントは入場料無料ですが、新型コロナウイルス感染症対策のために完全予約制。
マスク着用必須で検温もあるそうです。
スタッフの方の誘導で、正面左側のエスカレーターを降りて……
折り返してひたすらまっすぐ歩きます。
100mくらい歩いてから角を曲がり……
やっと入口かなと思いきや……
まだ歩くの!?
会場を半周してやっとエントランス。
ここで額での検温をされ、手のアルコール消毒をします。
周囲を見回したり写真を撮ったりと、のんびり歩いていたので10分弱かかりました。
カンカン照りの日じゃなくて本当によかったです。
スニーカーで来ればよかったなぁ。
こちら会場マップ。
北エリアをぐるっと回って駅の反対側から入りました。
南エリアでは顔認証やタッチレスなどの技術を駆使したイベント、
デジタルアートミュージアムなどが開催中ですが、
今日の目的はドラフトティーなので
北エリアのフード&クラフトマーケットへ直行します。
平日の昼間とはいえ、この日は7月下旬なのに
この閑散っぷり……。
スタッフとお客さんの割合は1:1じゃないでしょうか。
ランチ時だと混んでいると思って14時に予約ましたが
余計な心配だったようです。
予約が必要な点がハードルになっているのか、
単に外出を自粛しているのか。
ソーシャルディスタンスが保たれていて客としては安心ですが
なんだか可哀想にさえなってきます。
芝生を超えて左手、北エリアのほぼ一番奥に
目指す「CHABAKKA TEA PARKS」がありました。
店名のCHABAKKAは「茶バカ」「茶ばっかり」「茶葉」、
PARKSは「誰もが気楽に集い、自由気ままに過ごす公園のような場所」という
意味が込められているそうです。
ドリンクだけでこんなに種類が!
シングルオリジンだけでも13種類で
ティーラテやソーダ、アルコール入りもあります。
高輪ゲートウェイ店限定の日本茶ビュッフェにお茶漬け、
本日の大本命ドラフトティー、
エナジードリンクもありました。
リリース通りですね(笑)!
鎌倉発の日本茶セ レクトショップ「CHABAKKA TEA PARKS」とコラボレーションを行い、抹茶+自然素材100%のエナジードリンクを開発しました。「Takanawa Gateway Fest」フード&クラフトマーケットにて好評販売中です。
鎌倉店ほどじゃありませんが、パックや缶の茶葉や
茶香炉、コースター、ドリッパー、Tシャツなどオリジナルグッズも販売しています。
飲み放題でお得な日本茶ビュッフェを注文。
1杯目はもちろんドラフトティー!
セルフで大き目のプラカップに好きなだけ注げます。
泡ばかりになっても大丈夫だそうで、ビールを注ぐ時のような技術は不要です。
こちら注いだ直後。
ミルクティーかチーズティーみたいな乳白色をしています。
席へ移動してしばらく待つと、徐々に泡の層の厚みが増えて
下のお茶はビールのようにクリアな色になりました。
ほどよいお茶の苦みと爽やかな香りが美味しい!
先月の「紀伊茶屋」も苦みが美味しいお茶をいただきましたが
苦いお茶ひいきになりそうです。
有名書店とコラボレートした日本茶カフェをご紹介します。
後で店員さんに聞いたところ、これは「やぶきた」という
ローストした香味とスモーキーなテイストが特徴の品種とのこと。
ドラフトティーの品種は、中身がなくなるたびに変えているそうで
同じ日でも時間帯によっては品種が違うそうです。
実際、この少し後に注文したほかのお客さんのドラフトティーは
緑色をしていました。
「やぶきた」はビールっぽい色、
ビールまでいかないけど苦みのある味で良かったです。
喉が渇いていたのですぐに飲み干し、2杯目はおすすめメニューに
従ってシングルオリジンの「あさつゆ」にしました。
こちらはかなり甘みが強い、まったく渋みを感じない、
とろっとした口当たりのお茶です。
前言撤回。やっぱり甘みの強いお茶も好き(笑)。
3杯目もおすすめに従い、棒ほうじ茶の「ふくみどり」。
ちょっとえぐみが強いです。
最近えぐみがないほうじ茶ばかり飲んでいて
「そうそう、ほうじ茶ってコレよ」と逆に新鮮でした。
えぐみだけでなく、まろやかな甘みもあります。
そしてゆっくり飲んでいると氷が解けて味が薄まり、
角が取れて香ばしさや花香が前面に出てきて
非常に面白い味でした。
時間をかけて飲んでいるとはいえ、だいぶお腹がガボガボしてきたので
ここで趣向を変えて抹茶ラテを注文。品種は「おくみどり」です。
甘味料をプラスすることもできますが、ここはあえてそのままで。
牛乳の甘みと抹茶のほろ苦さがいいバランスです。
よく味わって飲むと、牛乳の甘みの向こうに抹茶の甘みも感じられます。
カップの底のダマもご愛敬。
口の中でダマを溶かすと、シングルオリジンの「おくみどり」は
こんな味なのかなと想像できて楽しいです。
5杯目は柚子ほうじソーダ「在来(ざいらい)花香(はなかおり)」。
店員さんのお話によると、在来とは「昔からあるもの」という意味で、
今のように品種改良した品種が生まれる以前の
その地域に昔から根付いている茶畑のお茶だそうです。
色々な品種の茶樹が混在する中から、花の香りがしたものを選り分け
焙じたのがこの名前の由来なのだとか。
あとで調べたところ、産地は宮崎県五ヶ瀬だそうで
初めて知りました。
お茶自体の味は残念ながら柚子が勝ってしまい、
さらに炭酸の辛みもあってどんなものなのかは分かりません。
柚子ほうじソーダという飲み物としては、ベースはビターテイストですが
柚子の爽やかな香りの中にかすかに華やかさが感じられます。
辛くない手作りジンジャーエールみたい!
甘味料を足した方が絶対美味しいと思いますが、
そうするとますますお茶の味や香りが分からなくなってしまうかな。
夏の飲み物としては非常に美味しいですが
いつか涼しくなったら、ぜひシングルオリジンのホットでも飲んでみたいです。
ほどよく曇って日差しや暑さの厳しくない天候、
広々とした風景、のどかなBGM、美味しくて種類の豊富なお茶。
イベントも参加する予定だったのですが止めて、
ただただお茶を飲みながら
ぼんやりしたり、持ってきた本を読んだりしました。
こんなにゆったりとした時間を過ごすのはいつぶりかしら?
帰りに別のお店で、
羊肉を酵素玄米のラップライスで包んだジャパニーズタコスと
鹿肉と野菜のプレートを買って帰りましたがどれも美味しかったです。
テイクアウトできないお店もあって1日じゃ食べきれません。
早めに来てお昼もここで食べればよかった。
お店によって外税・内税、テイクアウト可・不可、手提げ袋有・無とまちまちで、
しかもイベント公式サイトにはそういった情報も店舗ごとの詳しいメニューさえありません。
私の知る限りでは「eat3.4」はテイクアウト不可、
「Japanese Tacos aciao mai」はテイクアウト可だけどビニール袋なし、
「PORTE STORE」はテイクアウト可でビニール袋あり(10円)でした。
コロナで外出できないと悶々としている方、
とにかく人が少ない「Takanawa Gateway Fest」オススメです!
トヨタのパーソナルモビリティ試乗体験はほぼ毎日やっていますし、
J-WAVEと連携したイベントやスポーツイベントも予定されているそうで、
飲食以外もちゃんと楽しめます。
ちなみに帰る時は遠回りではなく、正面階段からすぐに駅に戻れました。
JR東日本が高輪ゲートウェイ駅前で開催するイベント「Takanawa Gateway Fest」の公式サイトです。
<店舗概要>
店名:CHABAKKA TEA PARKS(チャバッカ ティーパークス)高輪ゲートウェイ店
所在地:〒108-0075 東京都港区港南2-1 高輪ゲートウェイ駅前特設会場
アクセス:JR山の手線 高輪ゲートウェイ駅下車すぐ(!?)
営業時間:11:00~21:00
実施期間:2020年9月6日(日)まで
URL: http://chabakkateaparks.com/