2022年5月|宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 日本茶Life – ページ 3 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

2022.05.07

「日本茶AWARD プラチナ賞」本当に美味しい緑茶のおすすめ茶葉

「日本茶AWARD プラチナ賞」本当に美味しい緑茶のおすすめ茶葉 「日本茶AWARD プラチナ賞」本当に美味しい緑茶のおすすめ茶葉

「日本茶AWARD」プラチナ受賞の日本茶をご紹介いたします。お好みを見つけて、美味しい日本茶をお楽しみください。

「日本茶AWARD プラチナ賞」本当に美味しい緑茶のおすすめ茶葉

緑茶は茶葉の栽培方法や使っている部分、加工方法などなど数多くの条件によって様々な種類が存在します。それぞれが持っている特徴にも違いがある為、自分好みを見つけるのはなかなか難しいかもしれません。
そんな時は日本茶品評会での受賞歴もお茶選びの参考のひとつになります。こちらでは「日本茶AWARD」プラチナ受賞の日本茶をご紹介いたします。お好みを見つけて、美味しい日本茶をお楽しみください。

「日本茶AWARD」とは?

お茶の新緑園(画像5315)

「日本茶AWARD」は、NPO法人 日本茶インストラクター協会、日本茶AWARD実行委員会、日本茶審査協議会が共同で主催・運営している日本茶の品評会です。
日本茶の新たな価値や見出し、より多くの人に美味しさや香りといった魅力を伝えていくことをビジョンに開催されています。様々なメディアにも掲載されており、注目されている品評会の一つです。
全国各地の出品茶から、緑茶流通業者および生産家をはじめ、コーヒー・紅茶・中国茶や他の食品業種等に携わる方々も加えた専門審査員による一次・二次審査で上位茶を選定します。そこで選ばれたプラチナ賞の受賞茶(約20点)は、「TOKYO TEA PARTY」等で消費者による三次審査(最終審査)を行い、審査委員会による擬賞会議を経て、日本茶大賞を決定します。

以下は2018年の「日本茶AWARD」でプラチナ賞に選ばれた日本茶の一覧です。ぜひ美味しい緑茶選びの参考にしてみてください。

2018年日本茶AWARDプラチナ賞受賞一覧

お茶の新緑園(画像5318)

鹿児島堀口製茶有限会社の露地さえみどり(鹿児島県)

お茶の新緑園(画像5320)

深蒸し煎茶(無被覆)部門でプラチナ賞を受賞した鹿児島堀口製茶有限会社の露地さえみどりは、あざやかな緑色の水色と、上品なさわやかな香りと渋みの少ない特徴をもつ品種です。
この品種の特徴を活かすため、露地栽培した天然の茶葉を用いた深蒸し茶仕上げです。露地栽培は、茶園に被覆(ひふく)をする栽培法と異なり、自然のままでお茶本来の香味を活かす栽培法で作られています。

株式会社特香園の雪ふか 極(鹿児島県)

お茶の新緑園(画像5322)

深蒸し煎茶(無被覆以外)部門でプラチナ賞を受賞した株式会社特香園の雪ふか 極は、緑茶生産量第2位である鹿児島県の、茶葉をつつみ育てる豊かな自然のなかでつくられています。ふくよかで深い味わいとすっきりと澄んだ甘味の余韻が特徴です。

品種茶専門店 心向樹のTHE “HARUMIDORI”(埼玉県)

お茶の新緑園(画像5324)

普通煎茶(無被覆以外)部門でプラチナ賞を受賞した品種茶専門店 心向樹のTHE “HARUMIDORI”は希少品種である”はるみどり”を畑から丹念に作り上げ、栽培・製造・火入れに至るまで丁寧に行われています。芳醇な旨味と一切の曇りのない洗練された味わいが特徴です。

舞妓の茶本舗の玉露 匠(京都府)

お茶の新緑園(画像5326)

玉露部門でプラチナ賞を受賞した舞妓の茶本舗の玉露 匠の玉露の茶畑では、4月中旬より覆いをします。通常玉露で覆いをかけるのは20日程度のところ、こちらでは長い時は40日程度覆いをすることによって、旨味成分が茶葉に吸い上げれられ、最高の一滴を作り出します。

有限会社茶友のあさつゆ(長崎県)

お茶の新緑園(画像5328)

蒸製玉緑茶(無被覆以外) 部門でプラチナ賞を受賞した有限会社茶友のあさつゆは、天然玉露と称される品種で、濃厚な甘みと旨みが特徴です。
新芽に稲藁をかけ丁寧に育んだその味と香りは、口いっぱいに広がる茶葉の甘みと藁掛けの優しい香り、そしてその優雅な余韻を楽しめます。

新緑園の「まれもの」(宮崎県)

お茶の新緑園(画像5331)

普通煎茶(無被覆以外)部門でプラチナ賞を受賞した新緑園の「まれもの」は、
「まれ」にしか手に入らない トップクラスの茶葉。
旨味とコクが濃厚な品種「おくみどり」を中心に、優雅な香りを持つ希少品種「おくゆたか」、さらに馴染み深い品種「やぶきた」を足しながら、各品種の長所を越える折れ線グラフの頂点品質を目指し厳選ブレンドしております。

品種を分けブレンドを想像しながら、緊張感ある火入れを行い、失敗や妥協を許さず、丁寧に仕上げていきます。茶葉の厳選から火入れに至るまで、究極の味を追求した一品「まれもの」が完成します。

お茶の新緑園(画像5333)

宮崎県のトップクラスを走る高い技術と熱い想いで向き合っている生産者のお茶。
抽出後の茶葉も、浅蒸しの輝き磨かれた一葉一葉を感じられます。
圧倒的な香気と日本茶の本質を味わい下さい。

お茶の新緑園(画像5335)

全国茶審査技術競技大会にて九段を取得した茶匠 黒木が、...

via shinryokuen.co.jp

鑑定力9段のお茶「まれもの」 – 煎茶、ぐり茶など日本茶、緑茶のお取り寄せ

¥2,000

全国茶審査技術競技大会にて九段を取得した茶匠 黒木が、様々な茶原料の中から「まれ」にしか手に入らない、特に品質が優れた茶葉を厳選し仕上げた一品です。

※【内容量】80g

販売サイトへ

新緑園の日本茶ギフト

お茶の新緑園(画像5337)

2022.05.07

オシャレで手軽な水出し緑茶!夏を潤す機能性豊富な日本茶Life!

オシャレで手軽な水出し緑茶!夏を潤す機能性豊富な日本茶Life! オシャレで手軽な水出し緑茶!夏を潤す機能性豊富な日本茶Life!

お茶と聞くと温かいお湯の湯気立つお茶をイメージしがちですが、近年はペットボトルの冷たいお茶ではなく茶葉から抽出する水出し緑茶がブームです。急須のお茶とは違う魅力も満載。「フィルターインボトル」の登場により、スタイリッシュに、オシャレに、格好良く、手軽に、健康に良い、がクリアされ事務所や自宅に是非欲しい新たな日本茶ライフが創造できます。

オシャレで手軽な水出し緑茶!夏を潤す機能性豊富な日本茶Life!

お茶の新緑園(画像527)

水出し緑茶の特徴として最初に上がるのが「旨みが強く渋みが少ない」です。
根拠があり、緑茶は茶種による違いはありますが高温で淹れるほど渋み成分でもあるエピガロカテキンガレートが溶出します。もちろんカテキン類として多種多様な機能性を持ち摂取する事は大変良いことではあります。
水出し緑茶の場合、この渋み成分となるエピガロカテキンガレートが溶出しにくくなります。低温では溶出しにくい成分です。同じくカフェインも高温抽出の場合より溶出量が少なくなります。
「えー!カテキン無かったら健康的じゃなくない??」との声が聞こえそうですが・・・
水出し緑茶の最大の魅力「エピガロカテキン」が登場です。
「ガレートが外れただけじゃん!」・・・そうなんです。
水出しの低温抽出により渋みが強いエピガロカテキンガレートの溶出が抑えられ低温での溶出に強く苦渋味の少ないエピガロカテキンが際立ちます。
エピガロカテキンは抗酸化、抗菌作用はもちろんですがエピガロカテキンガレートが持ち合わせていない「免疫活性化作用」があります。
皆さんの体内に存在する「マクロファージ」と呼ばれる免疫細胞(食細胞)の活性を上げます。
水出し緑茶によって摂取出来るエピガロカテキンは皆さんが持つマクロファージを元気にし免疫力をアップさせます。免疫細胞の働きを上げる為には1日2杯程度を2週間以上続けると良いとされています。

水出し緑茶のもうひとつの特徴「旨みが強い」の仕掛け人は旨み成分であるアミノ酸類の「テアニン」です。テアニンは水に溶けやすく熱めの湯温でもよく溶出します。
端的に言うと、水出しの場合は渋み成分のエピガロカテキンガレートの溶出を抑えることにより茶特有のテアニンの旨みをより味わえます。テアニンの機能性として抗ストレス効果が期待出来ます。

水出し緑茶の機能性を活かすために選択する茶葉は1番茶(新茶)がおすすめです。
1番茶は渋み成分のエピガロカテキンガレートの含量が少なくテアニン含量が多くなります。
エピガロカテキンの免疫力向上とテアニンのリラックス、抗ストレス効果が夏の暑い季節に
私達の心身を癒してくれます。

オフィスや自宅で水と茶葉さえ有れば簡単便利に作れます。
その日でしたら水を足して十分に美味しい水出し緑茶が味わえます。横置きでも漏れない設計となっていて飲用前にフタを軽く抑え上下を返すと茶葉も広がり濃さも均一となります。
お手入れもしやすいボトルです。

時には気分を変えて、ほうじ茶や白折茶の水出し緑茶も味わい深く美味しくお楽しみ頂けますよ。

フィルターインボトル 美味しい日本茶・緑茶のお取り寄せ・通販|専門店 新緑園

フィルターインボトル 美味しい日本茶・緑茶のお取り寄せ・通販|専門店 新緑園

フィルターインボトルと新緑園1番人気の「特撰煎茶」。計量スプーン付き。
到着した日から美味しい水出し冷茶が楽しめるセット商品。

2022.05.07

八、林家木久扇師匠が語る「落語名人と高座のお茶」

八、林家木久扇師匠が語る「落語名人と高座のお茶」 八、林家木久扇師匠が語る「落語名人と高座のお茶」

寄席で落語家が芸を演ずる、一段高く設けた座席を高座と言います。今回のお話は、高座で飲むお茶について。故・歌丸師匠のエピソードも登場しますよ。

八、林家木久扇師匠が語る「落語名人と高座のお茶」

高座で落語家が湯呑を手に取り、しゃべりながら茶をすする風景を思い浮かべる人は多いのではないか。
ところが意外と高座で飲むお茶を所望する名人は少なくて、私の前座修行中では昭和の名人とうたわれた六代目・三遊亭圓生師匠くらいしか浮かばない。
圓生師匠は寿司屋の湯呑みたいな大きなものを愛用していて、それを噺の息継ぎの間、両手に挟んでそっと口にあてる。
このしぐさが実に綺麗で、観客はうまそうにお茶を……と想像するが、実は熱めの白湯の湯気を吸い込んで、喉を湿らせているのだ。

お茶の新緑園(画像11822)

三遊亭圓生師匠を尊敬していたのが、私と濃いお付き合いだった桂歌丸さん。
新作派だった彼は、晩年には古典や三遊亭圓朝作の怪談話を手がけるようになる。
五十歳を過ぎてから、横浜の三吉演芸場の高座で初めて木製の小ぶりな湯呑を使うようになり、以後は高座で必ずお茶を所望するようになった。
湯呑のフタにしずくがついていると着物を濡らすので、中身のお湯は熱からずぬるからず。
神経質な師匠だったから、座布団と湯呑の距離など高座支度の前座は苦労したことだろう。

蓋付き湯呑 木製 漆塗り(日本製)井助商店

蓋付き湯呑 木製 漆塗り(日本製)井助商店

フタ付き木製湯呑みのイメージ

若手の友人であり、俊才の桂竹丸さんから聞いた話。
地方の落語会に呼ばれた彼は「喉がいがらっぽくてしゃべりづらいから、高座にお茶を用意しといて」と希望した。
一人で出演したのでその支度をする前座はいない。
係の人が「用意しときました」と言うので彼が高座に向かうと、座布団の右手にお茶のペットボトルと、紙コップが置いてあったそう。
このオチに座布団一枚!

お茶の新緑園(画像11826)

林家木久扇(はやしや・きくおう)
1937年生まれの落語家、漫画家、画家、YouTuber。
漫画家を経て1960年に落語界入り。
1969年には日本テレビ「笑点」のレギュラーメンバー入り。
1973年に真打ちに昇進し、
2007年には落語界史上初の親子W襲名により「林家木久扇」となる。
時代に呼応した新鮮な話芸をもち、アート、ラーメン、絵画、歌、役者、エッセイなど、下町の粋を伝えるマルチな落語家としてお茶の間に人気。
2020年には念願のYouTuberデビュー。
HIKAKINに師事してKIKUKIN名義でチャンネルを開設。
そして同年8月には芸能生活60周年を迎えた。

2022.05.07

二、林家木久扇師匠の「出がらし茶葉の思い出」

二、林家木久扇師匠の「出がらし茶葉の思い出」 二、林家木久扇師匠の「出がらし茶葉の思い出」

今月のお話は、木久扇師匠の師匠にまつわる思い出です。

二、林家木久扇師匠の「出がらし茶葉の思い出」

私が始めに弟子入りした三代目・桂三木助はお茶が大好きだった。
今から六十年前の、昭和三十五年頃のことだ。
師匠は朝、洗顔を済ませてから奥の八畳間でお茶を飲むのが日課。
ご贔屓から贈られた八女茶(やめちゃ)※を、
それは美味しそうに目を細めてすする。
そばに必ず梅干しと白砂糖の小皿がそばに置いてあった。

※福岡県で生産される日本茶。

お茶の新緑園(画像10292)

お茶にうるさい師匠は、お茶の淹れ方にもこだわりがあった。
一煎目を飲んだら急須のフタをずらし、中の熱を冷ましておく。
こうすると茶葉が蒸れず、二煎目も美味しく飲めるのだ。
二煎目を楽しんだ後の急須はおさがりとなり、三煎目はおかみさんと子供たちが飲み、
その後は弟子たちに回ってくる。
私には木久八(九代目・入船亭扇橋)、木久造(二代目・春風亭華柳)、
木久弥(二代目・柳家小はん)と三人の兄弟子がいたから、
おさがりの急須が私に回ってくる時には、味はすっかり抜けてただの茶色のお湯だ。

お茶の新緑園(画像10294)

急須を片付けるのは私の役目だが、この八女茶の出がらしは捨てない。
前から溜めておいた出がらしに足し、ザルに広げて天日で干す。
すると蒸れて広がりきった茶葉は、乾いて元のよじれた葉の形に戻るのだ。
それを今度は大きなヤカンに移し、たくさん水を足してガスで沸かす。
ヤカンが煮えるとどうだろう、再び水色(すいしょく)は緑色となり、
どう見たってお茶である。
これを冷蔵庫で冷やしてオヤツの時にいただく。
味は抜けたままで緑色の冷水なのだが、ただの水よりマシだった。
まだ新人でお金がなく、稽古に明け暮れていた若い時分のお茶修行である。

お茶の新緑園(画像10296)

林家木久扇(はやしや・きくおう)
1937年生まれの落語家、漫画家、画家、YouTuber。
漫画家を経て1960年に落語界入り。
1969年には日本テレビ「笑点」のレギュラーメンバー入り。
1973年に真打ちに昇進し、
2007年には落語界史上初の親子W襲名により「林家木久扇」となる。
時代に呼応した新鮮な話芸をもち、アート、ラーメン、絵画、歌、役者、エッセイなど、下町の粋を伝えるマルチな落語家としてお茶の間に人気。
2020年には念願のYouTuberデビュー。
HIKAKINに師事してKIKUKIN名義でチャンネルを開設。
そして同年8月には芸能生活60周年を迎えた。

2022.05.07

日本茶のあるくらし。 日々の暮らしに日本茶を取り入れてみませんか?

日本茶のあるくらし。 日々の暮らしに日本茶を取り入れてみませんか? 日本茶のあるくらし。 日々の暮らしに日本茶を取り入れてみませんか?

日本茶のあるくらし。 日々の暮らしに日本茶を取り入れてみませんか?

日本茶の主な成分を知る

お茶の新緑園(画像5610)

苦み成分のカテキンやカフェインは高温でないと抽出されず、甘み成分のテアニンは低温でもよく抽出されます。

基本の淹れ方

<準備するもの>
・急須
・茶葉(1人分4g)
・湯のみ
・湯(1人分100cc)
・温度計※なくても可
・茶さじ※ティースプーンでも可

1沸かした湯を湯のみに入れて、急須に湯を注ぐ(3の工程)までに70℃に冷ます(約1分半待つ)。

お茶の新緑園(画像5614)

2湯を冷ましている間に、急須に茶菓を入れる。1人分は4g、2人分は6g、3人分だと8g。

お茶の新緑園(画像5616)

370℃に冷ました湯を急須に注ぎ、蓋をして40秒待つ。苦みと甘みのバランスがとれた味に。

お茶の新緑園(画像5618)

4お茶の濃さと量が均等になるよう、各湯のみに順次4,5回に分けて注ぎ入れる。

お茶の新緑園(画像5621)

二煎目からの淹れ方

抽出後は急須のフタをずらし、茶葉が不要に蒸れないように。
二、三煎目の基本は、湯温は高く、抽出時間は半分。

お茶の新緑園(画像5624)

湯量は同じで二煎目は80℃、三煎目は90℃に。抽出時間は20秒と短めで滝れましよう。

苦み・渋みが苦手な方は、玄米を加えてマイルドに

お茶の新緑園(画像5628)

茶葉と同量の焙じた玄米を入れると香ばしい味わいに変わり、苦み・渋みが和らぎます。

目的に合わせた新しい楽しみ方

清々しい気分に ~炭酸を加える~

お茶の新緑園(画像5632)

基本の淹れ方で抽出したお茶を氷の入ったグラスに注ぐ。お茶と同量の炭酸水を静かに加えて完成。お茶の苦みや香りは活かしつつ、清涼感のあるすっきりとした飲み口に。

ぐっすり眠りたいとき ~水出しで淹れる~

お茶の新緑園(画像5635)

基本の滝れ方と分量は同じで、茶葉4gと水100ccを入れ約3分置くだけで完成。冷蔵
庫に1時間~ひと晩入れておくと、さらに甘みが増します。(深蒸し茶を使用した場合)
カフェインの抽出を抑え、リラックス効果のあるテアニンがたっぷり抽出されます。

一日の始まりはすっきりと ~高温で滝れる~

お茶の新緑園(画像5638)

1人分4gの茶葉に90℃のお湯を100cc注ぎ、30秒~1分間待って抽出します。あえて高温で滝れ、覚醒作用のあるカフェインをしっかり出して、頭をシャキッと。

ダイエットを目指す方 ~コーヒーで割る~

お茶の新緑園(画像5641)

基本の淹れ方で抽出したお茶を同量のコーヒーで割ります。ダイエット効果のあるカフェインをダブルで摂れるハイブリッドな-杯。

2022.05.07

意外と知らない”日本茶の歴史”とお茶ができるまでの”プロセス”

意外と知らない”日本茶の歴史”とお茶ができるまでの”プロセス” 意外と知らない”日本茶の歴史”とお茶ができるまでの”プロセス”

意外と知らない"日本茶の歴史"とお茶ができるまでの"プロセス"

古くからある日本茶は、繊細な茶葉の香りと味わいがたまらない日本ならではの飲み物です。
意外と知られていない日本茶の歴史と、お茶ができるまでの歴史をご紹介。

お茶は、日本が中国の進んだ制度や文化を学び、取り入れようとしていた奈良・平安時代に、遣唐使や留学僧によってもたらされたと推定されます。

日本の臨済宗(禅宗の一派)の開祖である栄西(ようさい/えいさい、1141-1215)は、二度、宋に渡って禅宗を学び、禅院で飲茶が盛んに行われているのを体験しました。

栄西は日本初の茶の専門書「喫茶養生記」を著し、お茶の効能を説きました。
この当時のお茶は抹茶に近いお茶であり、現在のような煎茶が普及することとなったのは江戸時代になります。

お茶の新緑園(画像904)

1738年、宇治田原郷の永谷宗円(ながたにそうえん)は、製茶方法を丁寧な方法に改めて、優良な煎茶の製法を編み出し、煎茶の祖とよばれています。
摘んだ茶葉を蒸した後に釜炒りし、和紙を貼った焙炉上で茶葉を揉みながら乾燥させるという工程を経て出来上がるお茶が煎茶の始まりとなっています。

お茶の新緑園(画像903)

1835年には、山本嘉兵衛によって「玉露」が開発されました。
このあと、積極的にお茶の生産が行われるようになったのです。

宇治郷小倉の木下家で、茶葉を露のように丸く焙ったのが玉露の原型といわれています。
別の説では、碾茶の新芽から「甘露の味がする」と評されたと言われています。
このようなことから、玉露独特の旨みが玉の露のようだからとも言われています。

お茶の新緑園(画像829)

茶畑で摘み取った後、茶工場へ運ばれ、数多くの工程を経て、お茶が完成します。
大きく分けると、(1)「荒茶製造工程」と(2)「仕上げ製造工程」があります。

摘採は、茶樹の栽培における最終作業であり、摘採の適否や巧拙は、生葉の収量とお茶の品質に直接影響するので、もっとも注意を要する作業です。

■送風、加湿、葉熱、冷却、乾燥などの工程

摘み取り後にすぐに産地にて「荒茶」といわれる下準備のような加工に入ります。

お茶の新緑園(画像833)

茶畑から集められた茶は給葉機によって自動的に蒸機へ送られ蒸気で蒸します。
その後、冷却機によって水分を取り除きながら茶葉を冷やしていきます。

茶の葉を再び揉みながらさらに熱風を当てます、その後揉捻機で茶の葉に力を加えて水分の均一をはかりながら揉みます。

揉みあげた茶を更に念入りに乾燥させます。

■仕上げ製造工程について

お茶の新緑園(画像835)

お茶の種類や製造メーカーによっても、工程が変わります。

仕上げ加工とは、火入れ乾燥、ふるい分け、切断による整形、風力や電気的感応による選別などの工程によって分類されており、消費地の嗜好や販売価格によって調整配合を行うものです。

貯蔵に耐え、同時に香味を消費地の嗜好に適合するように整え、外観・内容ともに製品価値が上げられます。

荒茶は形が不揃いで、しかも水分含有量が多いために変質しやすく、そのためまだ製品としての価値をもちません。したがって、荒茶を製品として完成させるために、仕上げ加工を行います。

茶葉の含水率が3~5%になるまで乾燥させると同時に、独特のお茶の香りや味を引き出していきます。

また、木茎や細い茎を取り除きます。

収穫後、蒸し工程、冷却工程、乾燥工程、仕上げ工程を経て、お茶が完成します。
丁寧な加工が美味しいお茶につながっています。

2022.05.07

日本茶 コラムでいっぷく

日本茶 コラムでいっぷく 日本茶 コラムでいっぷく

日本茶 コラムでいっぷく

お茶を毎日楽しむためのヒントをご紹介します!

お茶王国・九州! 日本茶の生産量の43%が九州産

お茶の新緑園(画像5598)

温暖な気候の九州は、全国2位の生産量を誇る鹿児島を筆頭に栽培量も多く、釜炒り茶や蒸し製玉緑茶など独自のお茶文化も根付いています。

<九州のお茶の主な産地と特徴>
◆福岡八女
玉露日本一を数多く輩出し、芳醇な香りとまるやかな甘みを持つ。
◆熊本球磨
柔らかな香りにほのかな甘みを感じる。全体的にさっぱりとした味わいが多い。
◆佐賀嬉野
ぐり茶とも呼ばれ丸みを帯びた形状。爽やかな香りとさっぱりとした甘みが特徴。
◆宮崎県都城
荒茶(製品前の段階)生産量は全国4位。ふくよかで高い香りを持ち、コクがある。
◆長崎東彼杵
豊かな香りとすっきりとした甘み。近年、品評会で1位に選ばれた注目の産地。
◆鹿児島知覧
新茶の時期が日本-早い。濃厚な甘み・コクが特徴でインパクトのある味わい。
◆大分杵築
山あいに小さな産地が点在。深く豊かな香りと独特の甘み、コクを持つ。

飲むシーンを想像してお茶を選ぼう

お茶の新緑園(画像5601)

お茶は価格が上がるほど甘みが増します。渋みのあるお茶も食中茶におすすめですよ。

すぐ、飲む、飲まないで違う正しい保存方法

お茶の新緑園(画像5604)

茶葉はチャック付き保存袋に小分けしましょう。茶葉は温度差による湿気に弱いので、冷凍したものを使う場合、冷蔵庫に半日ほど入れてから常温にするのがベスト。

おいしく飲んだあとの茶殻は捨てずにいろいろ活用

お茶の新緑園(画像5607)

茶殻には抗菌や消臭に有効な成分が残っています。電子レンジで加熱し、乾燥させてから使いましょう。

◆アロマとして
茶香炉やアロマボットで焚くと、焙じ茶のような自然な香りが漂い.リラックス
できます。
◆消臭・抗菌に
緑茶カテキンは食中毒などの原因菌に有効です。ティーバッグに入れて、冷蔵庫や靴箱の消臭剤としても使えます。

2022.05.07

こんなにも普及!日本茶の魅力 について

こんなにも普及!日本茶の魅力 について こんなにも普及!日本茶の魅力 について

こんなにも普及!日本茶の魅力 について

日本茶にはこんなにもたくさんの魅力が存在していた!飲んでよし、学んで良し、教えて良し。
今、多くの人がお茶の魅力に取り付かれています。

茶の種類
https://shinryokuen.shop-pro.jp/?mode=f53

製造加工の違いにより「緑茶」「紅茶」「烏龍茶」になります。さらに「緑茶」は摘んだ葉の蒸す時間や葉の部位によって煎茶、番茶、茎茶、粉茶などができあがります。更に二次加工をして、玄米茶やほうじ茶にもなるのです。

製法は、ほとんどが蒸し製法です。なお、九州の一部で地元消費のため釜炒り緑茶(玉緑茶など)が存在します。 茶種別生産量でみると、普通煎茶が3分の2を占めています。

緑茶が一番多く消費されている日本茶の栄養について

お茶の新緑園(画像895)

日本茶に含まれる栄養素は、基本的に中国茶や紅茶と共通しており、その茶葉はカルシウム、カリウム、鉄、カロテンなどを豊富に含んでいます。ただ、発酵を行っていないために、生の葉の成分がそのまま残っているところが大きなちがいで、烏龍(ウーロン)茶や紅茶には、ほとんど含まれないビタミンCを含んでいるほか、抹茶にはビタミンEもかなり含まれています。

 さらに、抗酸化力の強いエピガロカテキンガレートというカテキンが非常に豊富なところも、日本茶の大きな特徴です。

カテキンと呼ばれるお茶の渋み成分は、血中コレステロールの低下、体脂肪低下、がん予防、虫歯予防、抗菌作用などの効能があります。テアニンと呼ばれるうまみ成分は、リラックス効果があります。

ビタミン類は、中でもビタミンCがとても豊富なのですが、皮膚や粘膜の健康維持の効果があります。サポニンは抗インフルエンザ作用など、フッ素は虫歯予防、クロロフィルは消臭効果があります。

カテキンがガン予防にも

カテキン(エピガロカテキンガーレート)という物質に、がんの原因の一つとされる活性酸素を抑える効果があることがわかりました。

また最近の研究では、カテキンはある種のがんの再発防止に効果があるともいわれています。こうした研究の成果によって、私たちに身近な緑茶が近い将来には「くすり」として登場する可能性も出てきています。

テアニンはα波リラックス

テアニンは、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質の働きに作用し、血圧や記憶学習能力、脳血管機能を改善します。また、脳の抑制系神経を活性化し、興奮系神経を鎮めることで、寝つきを良くしたりぐっすり眠れるようにしてくれます。
出典:カフェインとは逆?お茶に含まれるテアニンで快眠!

テアニンを飲んだ場合の人間の脳波を測定すると、リラックスしている状態のときに多く出現するα波が上昇することも判明しています

テアニンは免疫力の向上で体そのものを強くしてくれています。

生産量1位は静岡件で、2位が鹿児島県。続けて三重県、宮崎県、京都府と続くも、全国的に栽培されています。どこのお茶を買っていいか迷う方は、気になるところからでいいかもしれませんね。

日本茶インストラクターについて

日本茶の全てにわたる知識及び技術の程度が、消費者や初級指導者を指導する適格性を備えた中級指導者。

「日本茶文化の発展と日本茶の正しい 理解と普及を図るため、茶についての幅広い知識、技術、教養を備えた方々 を認定し、その活動の円滑化と支援を図ること」を目的に創設された資格

日本茶インストラクター協会では「日本茶」についての知識を身につけて、奥深さ・魅力をより多くの方々に再発見してもらおうと、いつでも何処からでも受検可能なインターネットによる「日本茶検定」を創設しています。

2022.05.07

一、林家木久扇師匠が語る「発明!木久蔵流二口急須」

一、林家木久扇師匠が語る「発明!木久蔵流二口急須」 一、林家木久扇師匠が語る「発明!木久蔵流二口急須」

今月より毎月1回、林家木久扇師匠による日本茶にまつわる随筆連載が始まります!

一、林家木久扇師匠が語る「発明!木久蔵流二口急須」

昭和三十六年頃、前座時代のことだ。
私は落語家入門して芸名を師匠(私の師は八代目林家正蔵)から授かり、
林家木久蔵の名で寄席の楽屋で働いていた。

何しろ下っ端なので、高座返しの座布団役※は回ってこない。
楽屋のお茶出し役として、来る日も来る日も急須を握りっぱなし。
「前座さん、お茶!」とエライ芸人さんから声をかけられるたびに、
くるくるとお茶を注ぎに走り回る。

※座布団役:寄席で前の演者が終わり、次の演者が上がる前に座布団をひっくり返す役。

お茶の新緑園(画像9931)

毎日お茶出しの仕事を続けていて、私は気が付いた。
人によって好みは違うから、同じものを湯呑に注いでもダメということに。

熱く濃いお茶を好む古典落語の名人。
ぬるくて淡いお茶を好む猫舌の師匠。
糖尿で冷たい水しか飲まない師匠。
一席しゃべる前に一杯、降りてきて着替えてもう一杯の人。
自前の魔法瓶持参で楽屋の飲み物は一切口にしない先輩。
ややこしいので一覧表をこしらえ、
それに沿ってお茶を淹れていたら前座仲間から褒められた。
さらにそれをコピーして配り、私、木久蔵の楽屋人気は上がったのである。

物にこだわるタチの私は、湯呑をお盆にたくさん並べて急須の茶を注ぐ際、
もう少し手早くできないかなと思い、友人の焼物師に二口急須というものを
こしらえてもらった。
その名の通り注ぎ口を二つにした急須で、
一度に二筋のお茶が出てくるのが何とも面白い。
これも楽屋で評判になり、俺もやりたいと前座仲間がお茶出しをやりたがったものだ。

二口急須

二口急須

参考画像:宇幸窯(水本陶苑)様より

私は運がいいのか、寄席取材で楽屋に出入りしている新聞社文化部の記者に
取り上げられ“木久蔵流二口急須”は世に出たのです。
「平等急須」と名付けて得意になっていたら、何と!
私の発明したモノが夫婦急須と名を変え、結婚式の引き出物として
デパートで売り出されました。
こちらは特許もとってないし……敵ながらアッパレ!と思うしかなかったなぁ。

二口急須 朱泥モッコ形紫中帯 – 常滑焼急須 宇幸窯 販売サイト

二口急須 朱泥モッコ形紫中帯 - 常滑焼急須 宇幸窯 販売サイト

林家木久扇(はやしや・きくおう)
1937年生まれの落語家、漫画家、画家、YouTuber。
漫画家を経て1960年に落語界入り。
1969年には日本テレビ「笑点」のレギュラーメンバー入り。
1973年に真打ちに昇進し、
2007年には落語界史上初の親子W襲名により「林家木久扇」となる。
時代に呼応した新鮮な話芸をもち、アート、ラーメン、絵画、歌、役者、エッセイなど、下町の粋を伝えるマルチな落語家としてお茶の間に人気。
2020年には念願のYouTuberデビュー。
HIKAKINに師事してKIKUKIN名義でチャンネルを開設。
そして同年8月には芸能生活60周年を迎えた。

落語家・林家木久扇公式HP-(有)トヨタアート

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笑点|日本テレビ

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KIKUKIN TV – YouTube

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林家木久扇、笑点50年記念!!【YouTuberになりたい】木久扇の夢を叶えたKIKUKIN TV!

2022.05.07

五、林家木久扇師匠が語る「新緑園のお茶の感想」

五、林家木久扇師匠が語る「新緑園のお茶の感想」 五、林家木久扇師匠が語る「新緑園のお茶の感想」

全国講演でお忙しい木久扇師匠に、新緑園のお茶をお贈りしました。師匠はいつ召し上がって、どんな感想を抱かれたのでしょうか?

五、林家木久扇師匠が語る「新緑園のお茶の感想」

ありがたいことに今年は私、林家木久扇の芸能生活60周年ということで、一座を組んで、月に二、三カ所の全国巡りを興行していた。

十一月の初旬は愛知県一宮市と四日市市の二カ所で、昼席を午後一時から四時まで開演。コロナ禍にも関わらず、かなりの客足で嬉しかった。

一座は息子の二代目木久蔵、一門の春風亭小朝、色物のテツ&トモ、特別ゲストに俳優の風間杜夫(落語)、主任※が木久扇という精鋭揃いだ。
(※主任:興行の最後に出る芸人。トリともいわれる。)

私は今年の五月に左大腿骨を骨折してしまい、正座ができない。椅子に腰かけ、立ちマイクで健闘。たっぷり三十五分しゃべってお客様に喜んでいただいた。

毎度のことながら、旅の仕事は疲れる。
片足不自由でステッキを使っているからなおさらで、家路についたときは心から安堵した。

お茶の新緑園(画像10938)

旅から帰った日の夕食は、私とおかみさん、娘、息子の木久蔵、その奥さん、孫二人の一家七人で鍋を囲んだ。
鍋はショウガ鍋で、豚肉、鶏手羽、野菜などの出汁で湯気モウモウである。

食前に「お父さん、お疲れ様。これ送っていただいた新緑園さんのお茶よ!」と湯呑がうちのおかみさんの笑顔と共に出された。

お茶の新緑園(画像10940)

愛用の分厚い湯呑に、私好みの濃い目のお茶。
そーっとひと口すする。温度が程よいのでもう一飲み。

濃厚な緑茶の味わいと、鼻を抜ける香り。
熱い液体がのど元を通り過ぎる感触に、ほうと一息つく。
やっと家に着いた。

だんだんと煮えてくる鍋を前に、至福のお茶!
一服するというのはこういうことか。あぁ……。

お茶の新緑園(画像10942)

林家木久扇(はやしや・きくおう)
1937年生まれの落語家、漫画家、画家、YouTuber。
漫画家を経て1960年に落語界入り。
1969年には日本テレビ「笑点」のレギュラーメンバー入り。
1973年に真打ちに昇進し、
2007年には落語界史上初の親子W襲名により「林家木久扇」となる。
時代に呼応した新鮮な話芸をもち、アート、ラーメン、絵画、歌、役者、エッセイなど、下町の粋を伝えるマルチな落語家としてお茶の間に人気。
2020年には念願のYouTuberデビュー。
HIKAKINに師事してKIKUKIN名義でチャンネルを開設。
そして同年8月には芸能生活60周年を迎えた。

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