お茶屋に入って30年程。
もう30回ほどは出会っている、春の新芽。
毎年見ている似て非なるその新芽ですが、今年は例年以上に充実しています。
肥料高騰の折り、そこは踏ん張って1年間かけてしっかり肥料をまいてきましたので、あとはうま味満点の成熟した茶葉をベストなタイミングで収穫するのみです。
誰かに言われた訳でもなく、ボタンのスイッチを押した訳でもなく、自分でこの季節に息吹いてくるこの自然の摂理。
感謝とある意味の脅威を感じながら、この環境で仕事ができることを堪能していきたいと思います。