以前、お茶淹れ教室にもご参加頂いた男性のお客様から、私も含め20名弱の全社員にその方が作られたお湯呑みを頂きました。
この猛暑の中、大粒の汗をかきながら作られたのだろうか?
我がスタッフ、我が店をイメージされながら色合いを決められたのだろうか?
(そのお客様はこうやって沢山の想いを形にして持ってきて頂きながら、店先では口数少なくあまり語られないんです)
しかしお湯のみを介しての会話が、ある様に感じました。
私は陶器に関することは疎いですが、自分の感覚で言いますと、どぎつい個性みたいなものは感じず、色数が少なくやんわりとした手触りのこの上品なお湯呑みは長いお付き合いが出来そうで、遠慮なく有難く頂戴しました。
さてこのお湯呑みはどんなお茶が合い、どの様な気持ちで時間が過ぎるのだろうか?
非常に有難い「物」でなく、有難い「こと」を頂いた一日でした。