全国茶品評会。
過去4回出品してきたこの大会で、今年初めて煎茶部門にチャレンジし、強豪ひしめく部門で何とか上位入賞を果たせましたが、皆様に味わって頂くために最終加工として「火入れ」をしました。
このお茶は非常に少量(4k)で、火入れ温度も流す量も微調整している間に終わってしまうので、これまでの経験と勘、それと最初の仕上がりに対する判断、また想像で行います。
ん~。
毎年、苦しいですなあ、このお茶の火入れは・・・。
うまくいくか、いかないかの苦しさでなく、責任の重さで。
唯一無二に対して、精神的にきついです。
いつも通り、製造部長トシフミが少しずつ慎重に直火式ドラムに投入し、最初に出てきた魂の茶葉を私がお湯に出し、茶園長ハザワとトシフミと飲んでみる。
しかし、それがどうであるか・・・。
軽々しく言えないです。
決断は要るけど、 「火が強い」とか「もう少し弱く」とか、簡単でない何かがあって。
ベストは尽くしました。
存在が超越しています。
それは、200人の方と摘んだから。
是非、お試し下さいませ。


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