年に一度、ある時と無い時があります。
今年はありました、日本一のお茶が。
今月上旬でしたが、農林水産大臣賞を頂いたお茶をお客様に美味しく飲んで頂くために焙煎致しました。
製造部長が、粛々とその茶葉を焙煎機に預けていきます。
社員も交代で見学。
この1時間は、このお茶は味が良いとか香りがあるとか、全然意識はありません。
ましてや、何本売れるか、効率が良いとか悪いとか・・・・。
一切考えないですね。
言えることは、日本茶が好きで新緑園を応援して頂ける100名以上の方が、今年の4月17日に黙々と腰をかがめて一葉ずつ手で摘んだ春の息吹が、日本一の存在となってここに戻ってきてくれたというコトだけです。
唯一無二
この時間だけは、いつにもまして、
「お茶の仕事は尊い」
と、天国の父か、お茶の神様が想わせてくれるひとときです。