まだまだ暑いですが、今週から販売している季節限定品「秋のお茶」のミニ勉強会。
お茶ってそれだけ飲んで美味しいかどうか(固く言えば絶対評価)よりも、飲み比べる(相対評価)と、また違いが良くわかります。
そこで今日は、同じ値段で多くの方に御利用頂いている「特選煎茶」との比較。
それでスタッフと話していて思うのは、作り手である私の伝えたい情報と販売者である女性スタッフの知りたい情報の誤差ですね。
私は男脳で、茶の品種や製造の詳細を伝えたがりますが、女性スタッフは感性でお客様に話します。
そこに職人としてのこだわりは、押し付けなくて良いと思っています。
(そもそも、「こだわり」という言葉は嫌いです)
それぞれのスタッフが、会社で決めた紋切り型の言葉を並べるよりも、
「私はこっちが好きです!」
と感性で言う方が、本心本音で楽しいというか、血が通うというか、嘘くさくなくて長く続きます。
なんか「人」にも例えてしまいますが、誰と付き合うかって、世間的に立派で正しい人かどうかよりも、肌感覚で好きかどうかってあると思います。
お茶でも、原料として高価で正当なお茶と、実際に好きなお茶が違うことがたまにあるんです、作っていて・・・。
やはりデジタルの時代に、ここはアナログな感性ですね。
どうぞ、好きなお茶を見つけにお寄りくださいませ。