こんにちは。
吟味と気合で準備した茶葉を、
毎日コツコツと、黙々と、しかしその出来栄えに唸りながら仕上げる日々です。
もう30年間、大まかにはこの様なことを繰り返していますが、毎年少しずつ変化しながら、トータルではその内容は大きく変わっているなあと思います。
でもその時々ではそれが良い取り組みだと思っていたことも、後から考えると全然そうでもなかったり、色々取り組んだ点と点が想像以上に繋がって成果が出たり、まさに悲喜こもごも、葛藤の時間だったと思います。
(あっ、引退前の振り返りではありません。もちょい頑張ります!)
そしてある意味、30年前の少し牧歌的な生業から、時代の流れもあり今はしっかり攻めの姿勢は保ちながらも、ネガティブな出来事には過剰に反応してしまう世の中や自分がいるとも感じています。
それでも季節も自然も、決まった時期には穏やかに同じ顔を見せてくれます。
この時期になると、多くの水が空から降ってくるし、
季節の花も、今年も鮮やかな姿を見せてくれます。
毎年、季節の便りはほぼ同じように姿が見えて、そこで時間を過ごす自分たちは年齢を重ねながら変化するんですね。
ふと、今日は朝からそんなことを考えております。