昨日、年度末を迎えるにあたり、1年間の販売と収支の状況を「数値面」から正社員さん、パートさん、アルバイトさん全員に集まってもらい伝えたとろこです。
特に支出は、人件費から販促費、利益見込みまで。
(難しいだろうな~と思いながらの説明でしたが)
会社の数値は、人間で言うところの健康診断の結果みたいなものとイメージしています。
自分が勤める会社の健康状態が良いのか、厳しいのか?
血液ドロドロ高血圧で、明日でも倒れそうなのか?
支出は控える時期なのか?
それとも投資が出来るのか?
販売の方向は合っているのか?
数字を見つめていると、良い事とそうでない事を含めて判断すべきことが多く見えてきます。
社員さん達に
「もう少し、頑張って!」
と根拠なく言っても、何をどう頑張れば良いのか誰にもわかりません。
それより自社の状態を少しでも理解して、何をどう進めればよいのか、腑に落として今日を過ごして欲しいと思っています。
「健康になろう!」
と思う人が、ただジョギングをすればいいのか、サプリを飲めばいいのか、糖質カットすればいいのか、健康診断の数値でも無いと取り組みべきものも見えないのと同じです。
そして新年度の収支シュミレーションも自分用で作りましたので、1年後の決算もおおよそ見えています。
それをやっておくと支出が増える部門があってもそれが計画通りなら、経営者がピリピリ・カリカリして変な空気を社内にまき散らすこともありません。
逆に計画通りに行かない時も、安全幅が見えているので
「だいじょぶだあ~」
(亡きシムラさん風)
と、笑顔で修正も余裕で出来ます。
さて新しい1年が始まりました。
今年も「根拠ある数字」から、「情緒」を生み出していきたいと思います。