こんにちは。
先日、社内研修を行いました。
今回は、原料製造とパッケージ加工の見学。
こんなちっちゃな会社でも、他の部が何をしているか、社員にとってはなかなか具体的にはわからないまま毎日が過ぎていると感じますし、それは茶業界で仕事をする者として必要な知識でもあります。
そして5%くらいは、社長としてみんなが他部理解をしながら、昭和的チームワークを持ってほしいと意識もしています(精神論?)
さて今回の研修のポイントは、原料製造では特に我が社では茶葉の粒度やタイプで篩って(ふるって)分けて、パーツ別に火入れすること。
(その方が原料それぞれの特徴や長所が生かせて、最後に合組してから味の深みが出ると思います)
パッケージ室では、異物混入を避ける業務や、今年2月に導入したティーバッグマシーンのしくみを担当者に説明してもらったり。
(ここでは私も、「へえ、そ~やっちゃ」がありましたね)
小さな学びながら、有意義な時間でした。
「学び」と言えば、先日、日本茶カフェを自国で開きたいからと、我が社にタイからわざわざ来られた姉妹の「学ぶ」姿勢に感銘を受けました。
非常に熱心なお二人でした。
がっつり質問され、しっかりメモをされていました。
流暢に使われる日本語は、日本のアニメで覚えたと言われていましたが、取引の大小でなく、その真剣な姿にこちらも熱が入ったところです。
以前、ある「学び」に関する研修で、日本人は学歴を気にするど、大事なのは学歴でなく「最終学習歴」、言い換えるといくつになっても学び続けるかが大切と聴いたことがあります。
「じゃっど!」
社長業をしていても、ほんと思います。
古い浅い認識知識のまま、ただ社長という立場だけでこの小さな茶業界の中で、人の心理も世の流れも業界の推移も戦術戦略も無いまま、威張ったりとぼけたりしていないか???
それは自分に自信があるとか無いとかでなく、今のこの時代に社員を良い方向に導いていけてるか、会社は健全で先が見えているか・・・。
考えますよ、社長業していると。
58才になって、今必要な学びは何かを考える秋晴れの日曜日朝でございまする!!