今日も新茶の火入れ(焙煎)中。
茶葉は、品種も粒度も品質も売価も1点ずつ全てが違うから、それごとに火入れ温度をいじりながらの仕上げになります。
まず想定した温度でお茶を流して試飲。
その具合で、温度を上げるか下げるか、お茶を流す量を増やすか減らすか、スピードを上げるか下げるか・・・。
そして今日のお茶は、
「もう少し下げ!」
とまず1度下げ、10分後に再飲。
「いや、あと1度下げ!!!」
とまた下げて、10分後に再飲。
「きたっっっ、これこれ!」
少し何か、軽いえぐみがイヤだった味わいが、とろ~んと好きな味わいになった瞬間。
雨が降って湿度が高いせいか、今日の着地点はこれ。
ちょいと快感です。



