全国茶品評会の茶園が、正直なところ、もう一歩です。
病害虫の対策は回数的には多めに取っていますが、タイミングの悪さか、新芽が食われ気味です。
先日は、伸びた茶面を揃える「整枝」という作業を行ったところですが、一部が虫や病気にやられていて、
「ちっくしょう!!!」
と、小梅太夫ばりに叫びたい気分です。
さてさて悔いるのはここまでにして、次の対策として土の分析。
人間と同じで、今の体(土)に足りないものを科学的に分析にして、来春までの施肥(肥料まき)に生かしていく。
そこで、(墓穴でなく)穴を掘って、土を採取したところです。
久しぶりに掘ってみると、思ったより土は柔らかい。
このことは、一安心。
体も土も固いよりは柔らかい方がいいし、成分もバランスよく採れているかどうかが肝心です。
そして、この茶園で
「俺、頑張っている!」
なんて何の役にも立たないちっぽけな自己満足は茶園に込めずに、「最良の品質」に向かう根拠(流行りの言葉でエビデンス)を詰めんで、特に判断の難しい夏場の茶園管理を全うし、来春、もし手摘み出品で200名近い方をお呼びできるのであれば、ピカピカに輝いた新芽をお見せしたいものです。
あ~、でもやっぱり、虫がつくと悔しい!!!




