茶匠のひとり言 | 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 茶匠のひとり言 – ページ 6 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

社長ブログ

2023.09.03

区切りに思う

 

 

カンレキに向けて、いよいよカウントダウン1年の日を迎えました。

 

 

その心境は、

 

「ぐわわ・・・・」

 

と、いう感じです。

 

 

そういった中、毎日色んな事に頭と心を動かしながら、ふと気が付くと、

 

 

「こりゃ、お山の大将になってるな」

 

 

と感じたりすることもあります。

 

 

それで今、半日くらいはこう少し謙虚でいようとこのブログに向かっていますが、この狭い社長室で頭にポッと浮かぶことをそのまま本音で記するならば・・・・、

 

 

 

 

お茶の品質をまだ良くしたい、もう少しさえみどりの割合や被せ感のあるお茶を、増やすといいのだろうかと思ったり。

 

 

社員は何かに心を邪魔されず快活に、仕事をしているだろうか。

 

取引先様から先日連絡のあった頭の痛い事項の、そうなった本当の原因は何だろうと思ったり、その代わりの新しい案件をどう見出せば良いのかなかなか難しかったり。

 

 

同業者で初めて取り組むイベントの係をしていて、係り以外の人とはまだ距離感があって、

 

「もちょっと、前向きにがっつり乗ってきてくれ!」

 

と思ったり、それより自分の導き方の悪さやリーダーシップの無さが原因ではないかと内省したり。

 

 

 

昨日のことで言うと、高3娘にも親的にもラスト運動会を観にいって、彼ら彼女らの青春を肌で感じて自分も気持ちが高揚したり。

 

 

 

そしてその学年で本当に言葉にならない程、悲しい事故が先日起きてしまい、運動会の終わりに同級生たちがグランドに大きな輪を作って、その生徒さんの名前を天に向かって叫ぶ姿に落涙したり(私ごときのブログには書ききらない、あまりに胸が詰まる大きなことでした)

 

 

そして今日は、ロードバイクで西都原と妻の実家を経由し、激しい残暑で疲労感が強い中、道に迷ってしまい、だからこそそこで思いのほか休憩出来て、

 

 

 

 

「疲れたら、迷ったら、こうやって休憩すればいいんだ」

 

と、なんか思ったり。

 

 

こんげあんげの毎日で、これまでの数十年。

途中経過は当然ながら色々あったにせよ、それでも今現在の心境は、絶対的に多くの事が有難い状況で、お陰様で心躍るというか心地よさを感じるものです。

 

 

 

だからこそ、

 

「よし明日からも頑張ろう」

 

と、思うってすよ。

 

 

 

そしてエネルギーは、「べき論」や自己啓発本やモチベーション研修からでなく安心出来る環境から生まれてくるものだと、学びと自分の経験で改めて実感しています。

 

 

 

今夜もスマホから出来るだけ離れて、脳を穏やかにして、また何かにおいて明日から少しでも貢献したいと思います。

 

 

 

2023.08.23

品質100%

 

 

こんにちは。

 

 

先日、宮日さんに掲載頂きましたイギリスの食品コンテスト「グレート テイスト アワード 2023」の受賞。

 

 

世界100ヶ国以上から合計で1万点以上の食品(お茶以外もたくさん)が出品された中で、全体の1.5%程に与えられる最高位の「三ツ星」を「煎茶まれもの」が頂くことが出来ました。

 

 

日頃から多くの方が、公私、表から陰から、最近の方も昔からの方も、お客様も行政の方も友人知人も親戚も、皆様色んなご関係で当社を支えて頂いているお陰です。

 

 

パチパチ・・・(心の中で拍手)

 

 

 

ちなみに、このコンテストは、私にとってポイントが2つあって、1つは紅茶の国イギリスで受賞できたこと。

 

もう1つは、大会が「ブランド(会社として有名かどうか)やパッケージデザイン等の要素を一切排除し、ブラインド(目隠し)で審査が行わられることです。

 

 

 

この大会のコンセプトである、「品質100%での審査」に、スタッフの方の潔ぎよさを感じています!

 

 

そして、来月11日に開催されるイギリスでの表彰式に行くぞ・・・・・と、15分くらいあれこれ調べましたが、スケジュールがどうしても合わず断念。

 

 

 

さて今日も、新しい一日のスタート。

 

午前中、お取引先様が来られるので緊張中。

 

午後は、お茶の組み合いの打ち合わせ。

 

 

こうやって色んな人と交わりながら仕事をし生きていくのが楽しいと改めて感じながら、とれかけたパーマをいつかけなおそうかと始業前にスケ帳を眺める、もうすぐ59歳のお茶屋オヤジでございまする。

 

 

 

2023.08.09

おじょうず

 

 

会社の周りは、台風の被害があまり無いように思えますが、町内、県内となるとどうなのだろう・・・。

 

何も被害が起きず、知らない方でも命の無事を願うばかりです。

 

 

 

さて、社員と類似価格帯品の試飲会(飲み比べ)

 

 

同じ分量、同じ温度、同じタイミングで比較するために、両手で器用に淹れています。

 

 

 

「淹れ方、じょうず!!」

 

 

 

そのあとは、子供の部活で県外に遠征に行っていた社員のお土産。

 

私の大好きな、ザラメ着きのカステラでした。

 

 

 

社員が淹れてくれたほうじ茶も、

 

 

 

「淹れ方が、おジョーズ」

 

 

でした。

 

 

今日はこれくらいで、終わりにします。

 

 

(クス!って、なってないかな?)

 

 

 

2023.07.30

目に入るもの

 

本日、日曜日。

 

社用には着替えずに、私服でちょっとだけ出社し社長室で出張準備や事務作業。

 

 

 

そうこうしていると、店舗のお客様のご注文で「のし」の作成依頼。

 

 

「よろこんで!!」

 

 

 

とPCを打っていると、ベアーのブラザー発見。

 

 

 

こういうのが目に入り、何かに記さないと気が済まない、もうすぐ59のお茶めなお茶屋です。

 

 

 

2023.07.17

重み

 

 

4日間の夏の感謝祭が、お陰様で無事終了しました。

 

 

 

 

今回ほど、4日間とも猛暑続きということはあまり記憶にないくらいですが、お客さまには汗をかきながらでもわざわざお越し頂き、感謝の言葉しか出てきません。

 

 

 

 

今日は、毎回イベントでもお顔を見るお客様に、

 

 

「もう長い間、来て頂いていますよね?」

 

 

とお聞きすると、

 

 

 

「10年以上ですかね・・・」

 

 

とのお返事。

 

 

 

重いです、10年。

 

 

 

遠方から、町内から、初めて来て頂いた方、長く来て頂いている方、皆様、本当に誠に有難うございました。

 

 

 

(我がスタッフも、お疲れ様でした)

 

 

 

 

(私、クロキシンゴもご苦労茶までした)

 

 

 

 

 

 

2023.07.15

40年の縁

 

 

夏の感謝祭、2日目もあと2時間少しとなりました。

 

 

今日もお得なティーバッグや夏限定品を、優しい味わいでトゲがないというか、すーと口に入る水出し茶で振舞っております。

 

 

 

 

そして時にはしゃれっ気で、シュワシュワする少し変わった飲み方もご披露しています。

 

 

 

 

先ほどは、定年退職したハルさんも寄ってくれました。

 

 

 

それにしても色んなお客様が来て頂く中で、高校時代の同級生もよく来てくれます。

 

まさか40年後に自分がやっているお店に来てくれたり、時にはゴルフをしたり飲んで語ったりしているとは、当然ながら高校時代には想像もつかず。

 

 

その友人達のパートナーやご両親や子供たちも寄って頂いたり、近くの学校で教頭先生をしている同級からは、そこの先生方や生徒さんの職場体験を依頼され、こちらも小さな地元貢献としてお受けしたり。

 

 

還暦を前に時の流れの速さに驚きながらも、その縁が色んな関係性で続いていることが嬉しい限りです。

 

 

そして高校時代より自分自身も「ひん曲がりヘンチクリン&とげとげ」が少しは無くなり、同級の彼ら彼女らと穏やかに話が出来る様になっていると感じます。

 

 

 

ここで一句

 

旧友の  やさしさ染み入る  水出し茶

 

 

 

 

あと2日、暑いですが頑張ります。

 

 

 

お客様は、暑い中、頑張らんでお寄りください。

 

 

 

 

 

 

2023.07.13

りょう 

 

 

こんにちは。

 

 

店の外の小さな「涼」

 

 

 

先日の百貨店さんでの催事も「涼」

 

 

 

 

さて猛暑の中、昨日まで都内に出張しておりましたが、商談に向かうある街の交差点で、お札らしいものが透けて見える封筒を発見。

 

拾って中身を見ると、カードと数千円の現金。

 

 

すぐ近くの交番に届けると、おまわりさんに

 

 

「お礼の連絡は要りますか?」

 

 

と聞かれ

 

 

「要りません」

 

 

と、「良」い人を演じて返答。

 

(内心、落とした人にお礼を言われたい・・・と思った、人として成熟度が大谷君の2%程の58歳)

 

 

改めて商談に向かい汗カキカキしながら歩いていると、今度は目の前の女性がハンカチーフを落として気づかないまま行かれましたがね。

 

 

それを拾って、ちょい走ってお渡しすると満面の微笑み返し。

 

 

 

良(笑)

 

 

しかしこうなると、どこかのテレビ局が、

 

 

「街の【良】い人コンテスト」

 

でもやってるんじゃないかと思ったところです。

 

(もちろん、たまたまでしたが)

 

 

 

さて今日は、明日から月曜日まで開催します「夏の感謝祭」に向けての準備。

 

 

 

 

 

 

 

「量」も「涼」もそろった企画です。

 

 

 

熱い中ですが、是非お寄りくださいませ。

 

 

 

了!

 

 

 

 

2023.07.03

変化している(はず)

 

こんばんは。

7月に入っても雨の日が続きますね。

 

茶樹は根が深く地中に伸びており乾燥にはそこそこ強いですが、多湿には少し弱い面がありますので、適度な雨量を望むところです。

 

 

さて6月は、新茶後でお中元前という時期のせいか、少し淡々と時間が過ぎる感じがしていました。

 

しかし人生、同じことを繰り返し過ごしている様に感じてる時でも、得意の屁理屈で言うと、実際は今の時間は「初めての今日」であって、何らかの変化はしていると思っています。

 

それは自分自身のことでも体力、気力、頭脳も感情も少しずつ、時には大きく変化していますし、会社の業績や社員さんも地域も世の中も、流行り廃りも常に変化している訳でして。

 

 

そして特に私は、変化というか諸事情があって、

 

 

「もちっと、頑張らんといかん」

 

 

と思いながら、今朝、また初めての月曜日の朝を迎え一日、集中業務に努めたところです。

 

 

 

 

変化で言えばお茶の味も、毎年同じ様に感じながらその内質は違いが少しはあります。

 

例年、主に4、5月に採れたものから(少しはデータを見ながら)ほぼアナログ的に選択し、ブレンドして1つの商品を作っていきます。

 

よって、お茶の商品って去年1年間販売し飲んで頂いた商品に「似せた」ものを作る訳で、全く同じものにはならないんです。

 

 

 

 

ですが、少しでも良いお品を!という想いは強くありますから、

 

「こんげして、あんげして」

 

「うんにゃ、こっちがいい」

 

 

を繰り返して、1年間販売する原料や割合を決定していきます。

 

 

 

では、今年のお茶はどんな感じ?

 

自分としては、少し「平成前半の味」になっていると思います。

 

品質については、永遠に試行錯誤です。

 

 

実は喜んだり、悩んだりしながら作っています。

 

 

 

作ったすべてが嬉しくなるのも、それはそれでヤバいけど・・・・。

 

 

 

 

 

2023.06.22

得意なこと

 

 

こんにちは。

 

小さな社長室から雨間の青空を眺めながら、ふと、思ったところです。

 

 

 

 

同じ社内にいても、20人にも満たない我がスタッフと朝夕の挨拶を交わす以外は、会話が足りていないなあと。

 

みんな、私的なことまで毎日深く聞かれてもそれはそれでたまらんだろうし、会社の長とは話しにくさもあるかもしれんけど。

 

けど、足りてないなあと。

 

 

 

それで各部署の中でもお茶を袋に詰めるパッケージ室は、会社では一番奥の別室にあるので、よけい会話の機会がゼロになりがちです。

 

 

ですからブログを口実に、声掛けしたところです。

 

 

 

 

 

 

みんな、黙々と仕事をしてくれています。

 

 

 

(異物混入が無いかの確認作業をしながら、器用にVサインをしてくれました)

 

 

 

 

 

私は実は、1つの事を黙々と続ける力に欠けるので、仕事とはいえ、彼ら彼女らの仕事ぶりには非常に助けられています。

 

 

じゃあ、自分の得意技って、何だろうと思います。

 

 

一つは、休みの日の草刈りかな?

 

この前の日曜日も、雨季で大きく伸びた草を音楽を聴きながらきれいに1時間半、刈ったところです。

 

 

その作業をしながら音楽を聴く際の、イヤホン。

 

 

庭に実っていたブールーベリーの実を、間違って着けるとこでした。

 

 

 

「・・・・・・・・・・」

 

 

真面目とふざけの混合も少し得意でした。

 

 

これに懲りず、また当ブログをご訪問くださいませ/涙

 

 

 

 

2023.06.16

再会&話好き

 

 

梅雨の合間の、晴れた一日。

 

気持ちも、はれますね。

 

 

さて先日、県の物産貿易振興センターの総会に出席。

 

 

 

総会後は、懇親会に参加。

 

そこで普段は話す機会の無い方々と少しでもお話させて頂く機会を持ちたく、バタバタ腹ごしらえをしてあちこち移動。

 

その流れの中で、偶然にも私が30年前のサラリーマン時代に営業で訪問していた方々とそれ以来の再会。

 

今も当時も誰でも知っている企業の係長をその頃はされていましたが、今はそこの社長をされています。

 

 

「黒木君、君はお茶屋になるために***を辞める時に、うちと取引は少なかったけど律儀に挨拶に来てくれたよね・・・」

 

と言って頂き、その方の記憶の一部に自分がいることに驚いたところです。

 

 

また別の方は、当時お土産物の菓子販売をされていて、私は広告予算を頂きに通っておりました。

 

その方は、今は食品製造や卸をされていますが、立派な若い後継者(息子さん)を連れてこられていました。

 

 

「メディアに出たら、宮崎茶をよく宣伝して業界を引っ張っていってるよね」

 

 

と、これまた嬉しいお言葉。

(まだ、あまり引っ張れてはいないですが)

 

 

ところで、こうやって色んな方とお話しすると、私の便利な気質である、

 

「自分は場面にあわせて適度なお世辞は言うけれど、どなたかに褒めて頂く言葉は、お世辞じゃなく本心なんだろう」

 

と思う部分は健在であります!

 

 

 

そして別の、今は某企業の会長をされている方から、小学生時代にお父様を亡くされて、それからお母様とリヤカーを引いて行商をしてまわらてれていたこともお聞きしたり。

 

 

総会中に、県の香港事務所の職員の方の紹介で壇上に上がられた方を見た際は、

 

「あれこの人、お茶関係で会った事あるよな? でも香港事務所にはいないだろうから違うか・・・」

 

と思っておりましたが、懇親会でお話してみるとやはり元はお茶担当の方で、今は香港事務所の所長で頑張っておられました。

 

更に、宮崎に帰った際は、スーパーで我が社のお茶を買って頂いてる模様。

(とっても良い方である)

 

 

しかしお茶担当から香港という「異動」に、少し驚きました。

 

 

 

ま、そんなところです。

 

 

色んな人とのお話が好きなお茶屋の社長です・・・というお話でした。

 

 

 

 

 

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