さてさて・・・。
猛暑で汗を流しながら、農機具倉庫に行くと面白いことが・・・。
カッパとパッカ。
カッパは雨合羽。
パッカはパイプと布などをはさむ物。
1人で口角をちょいと上げたところです。
そして工場では、これまた汗を流しながら焙じ茶作り。
特選ほうじ茶!と名乗るからには、原料の選択も責任重大。
ちなみに我が社では上質1番茶から抜き分けた、色の良い平たい茎を使います。
(これ、業界用語でペタ棒(ぼう)と言います)。
これを焙じると旨いんです。
焙煎のポイントは、一瞬で高温にし(ポン菓子みたいに)平たい茎をプクッ!と膨らますこと。
できあがりは雑味の無い、清涼感溢れる良い香りです。
話し変わって先日、ジョギングで走った西都原。
久しぶりの運動のせいでなく、茶業をやめられたある生産者の方の抜根された茶園に胸が苦しくなりました。
んんん・・・・。
世の流れに負けられん、俺は負けんど!と思う。
負けたくないから、新しいスタンスで密かに?社長業をしながら、零細企業の宿命で現場業もやっています。
コロナの向かい風も受けながら、でも何というか、全ては自己責任という立場が苦しくはなく、むしろ有り難いと思います。
今は前置きや評論でなく、直感でやりきる時。
正論ばかりでは息が詰まります。
仕事をなぜやるか、どういうマインドでやるかという「美意識」も大切と痛感しています。
(最後、決まった!)