お世話になります。
新茶繁忙期でございます。
先月中旬から新茶の生産、仕入れ、年間の在庫確保、そして製造を日々行っております。
先日は、我が社も時々お茶を使わせて頂いている田野町の勉強熱心で前向きな優良生産者、タカオミ君、タナカ君も激励と情報交換に寄ってくれました。
さて販売する新茶は2,3日に1商品ずつ仕上がっておりますが、一番苦慮するのは製造する前に考えるお茶の組み合わせ、ブレンドです。
1つのアイテムの完成を想像し、仕上げる前に各原料のサンプルをテイスティングし、ブレンド比率を決めていきます。
しかし毎年新たに生まれる茶葉を選択し組み合わせて、例年通りの味わいを創造していくのは容易ではありません、私にとっては。
じゃけんどん、何があろうと品質は死守したい。
さて、比率を決めサンプルを混ぜ合わせて飲んでみると、
「ん・・・(無言、色っぽくないお茶・・・)」
も、たまにあります。
そんな時は、
現場逃避!
が、出来るわけもなく再構築。
1点1点、品質を見直して、
「足を引っ張ってたのはこれだ!」
と察知してそれを外して、こっちを増やして・・・で、また飲んでみる。
こだわりでなく、当たり前の仕事。
優しい味が良いか、強い味が良いか。
印象に残らないクレームはこない当たり障りのないお茶か、とんがったインパクトのあるお茶か。
今が踏ん張り時です。
く~っ!
オシゴト