誠に有難うございます。
全国茶品評会埼玉大会、玉緑(たまりょく)茶の部門で、日本一であります一等一席、農林水産大臣賞を頂きました。
今年の4月17日、110名程の方に御参加頂き、生葉43k程を「手摘み」し、その日の夜に製造したものを出品致しました。
そして昨夕、嬉しい審査結果を県の担当の方からご連絡頂き、社員と手摘み当日までの1年間のことを画像で振り返りながら、社内発表会を行ったところです。
その話の中で私の気持ちとして、どうしても社員に伝えたかったことが、
この茶業という仕事はお客様に、
「有難う」
とか、
「美味しかったよ」
と言われる事が多く、それは自分たちが仕事をする上で非常に心の支えになり、改めて仕事にも真摯な気持ちで取り組めるということです。
今日もお客様から、高校の同級生から、地域の方から、親戚のおじちゃん達から、
「誇りだ」
とまで言って頂き、その言葉の重みを苦しいくらい謙虚に受け止めて、そしてそのお褒めのお言葉に実像実態が追い付くように、何かを積み重ねていく毎日にするしかないと思っています。
だからこそバタバタ感で仕事をするのがいやで、今、改めて商品1つ1つの品質が気になりだし確認や見直しをしています。
それは何か小さなズレや欺瞞から、大きな雪崩がおきるのが怖いからです。
バナナの皮ですってンコロリンと滑る前に、バナナの皮が落ちていることに気づく、心が整って穏やかな朝を毎日のスタートにしたいと思います。