毎日の行動や仕事。
それは自分では通常の営業や経営だったり、社外ではお茶の組合活動、時には行政等に応援を頂きながら企画開催もあります。
その中で、どうやって宮崎茶や日本茶を「広めて」いくか? と考え模索している自分や社員、同業の仲間達や関係者達。
その「広めていく」ことに反対する人はあまりいないと思いますが、 それに向かう方法や目指す着地点に対する考え方が、それぞれ大きく異なることも痛感する日々です。
学校や自社の店舗で、お茶淹れ教室を開催する人。
新婚さんに急須プレゼントをする人。
有機茶で石鹸をつくる人。
手もみ茶の実演を頑張る人。
今回の宮崎お茶祭りで盛り上げ役をかって頂いた都城大使や感性豊かな生産者:修作君、アンテナが冴える坂元君はいつも良い刺激をくれます。
SNSで「お茶とは・・・」と発信し続ける人。
その一方で、例えば出張して県外の販路拡大に勤しむ人。
それぞれが大事で積み重ね、そしてその相乗効果。
でも改めて、「広める」って何だろうと思う。
お茶に興味を持って頂く、日本の食生活として日々の生活の中に季節や催事記とともに織り込んで頂くこと、和の文化として世界に広げていくこと。
結果、当然ですが少しでも多くの方にお茶を飲んで頂く、買って頂くことに繋げていくか。
(売り上げが伸びると、茶生産者の方にも良い業界に近づきます)
そこも直視することが大事と思います。
魔法の一手はないですが、出来ることはまだ沢山あります。
品質の追求が出来ている?
地味ですが、身だしなみ、統一感、感じの良い笑顔や表情、お客様に添える一言の発し方、お店の清潔感や季節感、スピードある対応、約束を守る、PDCA、現場理解を逃げずにコンフリクトに向き合う事、プレゼンの精度や訴える力、自社の強みや弱みの振り返り・・・・。
昭和的な義理と人情も絶対欠かせない。
更に言えば求人難と言われるこの時代に、いかに目線の合う良い方と出会える様に、会社の長として今どきの求人システムを学び、実行していくか。
大変革にはならなくとも、これらを追求し続けるだけでも、まずは自社としての一歩は進めます。
「俺、そこが出来てる?」
世の中で起きる様々なことを言い訳にせず、桜を見る会の問題でもなく、コロナウイルスのせいでもなく、消費増税の影響でもなく、自分に問いかけると寝れないくらいやることはまだまだ沢山あります。
笑顔あふれる良い人生を社員や仲間と送るためにも、少し苦しみながら頑張ります(^^)