全員での出社は年末は今日までとなりましたので、簡単な仕事納め式を朝礼で行ったところです。
(お店は30日まで開いております)
この一年を振り返り、ぱっと頭に浮かぶことは・・・。
品質を作り上げていく上で、例年より難しさを感じたり。
何度もテレビや新聞などのメディアで扱って頂き、日々の取り組みが間違っていなかったと思えたり。
売り上げはお陰様で安定していたけれど、もう一つ抜けきれないというか爆発力や瞬発力に欠けたと思ったり、このままでは自社も業界も2,3年後はどうなっているだろうと正直、不安を感じたり。
社内の事では言えば、何かの事情で去っていく社員のことで力量不足の自分を責めたり、新たに出会った社員と良い出会いがあったり、既存のメンバーが踏ん張って頑張ってくれたと思ったり。
お客さまのことで言えば、イベント等では個別に個人のお客様と話すと、本当に皆様が我が社を可愛がって頂いていると痛感したり。
何百万とかそれ以上の取引のあるスーパー様でも、お納めした先で全然私たちとは面識の無いお客様(知っている方もいらっしゃると思いますが)が、スーパーの棚で何十種類と並んでいるお茶の中から、うちのお茶に手を伸ばして買って頂いてるんだよなあと、ふと思ったり。
昨日は、長年店の看板を立てさせて頂いている近くの80代のおじさん宅に、年1回の看板代をお支払いに行ったら、息子さんに、
「親父は、今年の7月に亡くなったつよ」
「毎日、黒木君とこの茶を仏壇にあげちょるよ」
とお聞きし、胸に熱いものがこみ上げてきたり。
皆様の生活の「悲喜こもごも」の一部分でご利用頂いている茶業という仕事の尊さを再認識しながら、年末年始を過ごしたいと思います。
1年間、大変お世話になりました。
これからも、個性と自由ではみだしていく(パンパンッ!)はみだしていく新しい茶業界のリーダーになれる様、パフォーマンスと佇まいをパーフェクトに仕上げていく努力を、来年カンレキマンとして積み重ねていく所存でご茶います。
来年もご愛顧の程、よろしくお願い致します。