良く晴れた日曜日ですね。
お茶を保管する冷蔵庫が満杯になりそうで、既存の倉庫に冷蔵庫を増設するために、倉庫を整理整頓&断シャリ。
ずっと倉庫に置いていた物を引き出してみると、何十年も使っていないものが出てきますね・・・。
その多くは破棄しますが、それでもさすがに捨てられないものもあります。
今は乗用型の茶摘み機が常識ですが、20年前まで使っていた可搬(かはん)の茶摘み機。
(可搬の字、合ってますか?)
機械の両サイドを2人で抱えて、茶園をだーと歩いて摘んでいってました。
私も2年ほど使いましたよ。
(梅雨時期は茶園がぬかるんで非常にきつく、あのときはサラリーマンを辞めた事を悔やんでたものです・・・)
そのずっと前の、バリカン手ハサミ(黄色の袋がついてるもの)
まだその前は、竹カゴを背負っての茶摘み。
80代の両親(父は亡くなりましたが)が20代の頃にスタートした茶業ですから、この竹カゴは当時のものだと思います。
捨てられないというより、捨てちゃいけない。
あと、お茶屋さんでも知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、
風選機や火入れドラム。
ご年配の方には懐かしい機械でしょうか・・・。
その時があって、今があります。
どうあがいても、ゼロから興した人達には勝てません。
だからこそ、今を浮つかず、謙虚に強く宮崎茶を広く伝えていくだけです。