全ては、温故知新だよなあ。
茶業も古くからの伝統を学び継承しながら、現代にフィットする様に新しいことも加味していかないと行き詰まります。
でもその中でも変化しないものは、好まれる「品質」だろうか?
いや、それも微妙な変化はしていると思います。
例えば私たち茶業者がお茶として評価する旨みを多く含んだものも、濃いめにお出しすると「渋い」と認識されることが多々あります。
それを、
「これがお茶の本当の味です」
と茶業者として押し通すか、お客様に合わせて少しライトな味わいに仕上げて再提案するのか。
そこはまたお茶屋さんで異なるのでしょう。
(んで私は、今風にフィットさせていきたいと思う方です)
また急須で飲む人が減っている現状を嘆き続けるか、それ以外の方法で美味しく飲めるものを提案していくかも分かれ目ですね。
その故きを温め的な今昔話で言うと、今ドハマリしていること。
東京ラブストーリー。
1991年ものを当時、観ておりましたが、当時のも再現された2020年版もネットのアマゾン・ナンチャラで観れることがわかり、巣ごもりでウォッチングの日々。
いやあ、久しぶりに観た1991年版の鈴木保奈美さんのハイテンション「カンチ!」も素敵でキュンキュンしますが(女性受けはしないでしょうが)、現代版の予想以上のドラマとしての出来に、至福のひととき。
現代版は旧作や原作のオマージュが品良く各所にちりばめられ、TOKYOのきらびやかな夜景の中で20代の若者がさまよう青春ドラマ。
いやあ、脳からセロトニンが多発しています。
これを作られたディレクターか脚本家さんか、センスがすごいですね。
出演の20代の俳優さん達もこれまた素敵で、以前事故を起こして今は姿を見ない俳優さんも出ていますが、それは法律と時間の経過で許されて、いつかは表に出てきて欲しいと思っています。
そう、「許す感じ」が欲しいですがね、今の時代は。
オリンピックの大役の方のことも、例えばスポーツで敗北した人のことも、世の色んな立ち場で何かの失敗をされた方々のことも、
許す感じとういか、追い立てない責め立てない感じ
が、世の中に欲しいですがね。
そう思います。
以上、気まぐれブログでした。