ロンドン宛て。
とある著名な高級レストランからご注文を頂き、特に上質なお茶をお送りしました。
わがお店に、ある経緯で辿り着いて頂き、今回で2回目のご注文です。
ロンドンの一流店で、我らのお茶が御利用頂いている姿を想像するとワクワクしてきます。
まだ物量的には多くなくドンドンという程ではありませんが、嬉しい限りです。
会社の経営理念である
「宮崎のお茶で世界を笑顔に」
の、小さな一歩です。
あー、行ってみたい・・・。
「日本茶アワード」という大会があります。
全国から、各社自慢の逸品を提出し、消費者目線で味や香りを競うものです。
今年は、全国から400点程の出品があり、第一段階として18品が「プラチナ賞」として今週選出されましたが、我が社の「特撰深蒸し茶」が、2年連続で選んで頂きました。
(県内で他の会社の方も選ばれています。宮崎茶、いいぞおおお!!)
パチパチパチ(^^)
深蒸し茶。
全国的に深蒸し茶が広く愛好されていますが、深蒸し茶というお茶の製造上、どうしてもお茶本来の香りや旨みが無くなり場合もあり、茶の「濃さ」だけで飲まれているものも見受けられます。
しかし、そこは製造部長トシフミ君の目利きとプライドにより、お湯に出した鮮やかな色や濃さだけでなく、トローンと口の中に広がる上品な味わいのする原料を、最良のブレンドと加工(特に焙煎:火入れ)で光輝かせています。
人生いろいろな様に、深蒸し茶でも、それぞれなんです。
それは、似て非なるもの
その差は、小さい様で非常に大きい。
そこの差が、トシフミ君は見える人。
それでこの大会。
別のアイテムも出品しておりましたが、そちらは入りませんでした。
「ん~・・・・・・」
そこはまた、素直に謙虚に勉強のし直しです。
さてさて、このアワード。
最終審査が12月に渋谷で行われ、トップである大賞が決まります。
我が深蒸し茶が、晴の舞台で皆様の心を揺さぶり、認めて頂けることを祈ります。
全国茶品評会、長崎大会。
午後3時に、吉報を頂きました。
煎茶部門に100点程出品され、全国で13位(参考品というのも出品されており、それを省くと10位)
静岡の強豪が多々揃う煎茶部門に初チャレンジで、上位入賞。
そこがどういう世界か見えない中、何とかかき分けて、食い込んだ感じです。
担当の方から第一報を私が受け、十数人の社員を集めて報告する直前に、色んなことが頭の中に浮かんできて、不覚にも心の汗が流れて言葉に詰まりました。
3連覇の玉緑茶で4連覇を目指すか、煎茶にチャレンジかを社内で気を揉んだときのこと。
早朝から集まって頂いた200名の方と、手摘みした4月29日の風景。
その方達に少しでも気持ちよく過ごして頂きたく、最善のおもてなしを頑張ってくれた我が社の女性スタッフの笑顔。
茶園に365日意識を巡らして、本当に命懸けで園作りをしてきた園長ハザワの想い。
そして見えない誰かが、
「新緑園、頑張ったな。でもまだまだだよ」
と、言ってる様な気がしてきて・・・。
心がグラグラと、揺さぶられた1日。
最近ノッペリしていた神経を、再び研ぎすましてもらった気分です。
そして、社員みんな帰宅した今夕。
事務所で1人、涙あり喜びありの、この「今」を改めて有り難く感じています。
まだまだ、繊細にポジティブに頑張ります。
ありがとうございます。