今朝も6時過ぎに犬の散歩で茶園をぐる~り。
(どうしても、5時には目が覚めてしまうお年頃)
その途中、きゅうりを栽培されている河野さん親子が収穫中でした。
で、河野さん曰く・・・
「きゅうりは、ハウスより露地の方がしゃきしゃきして美味しいがね・・・」
「値段が、今はまあまあいいとよね・・・」
「朝採ると、新鮮よ!」
1本1本、手摘み。
毎日農協に出されるそうですが、最終的に遠いどこかの食卓か、はたまたレストランなどで食べられた方が、
「うわっ、このきゅうり、しゃきしゃき、美味しい」
となると、いいなあ~と思います、1本1本の手摘みだから。
お茶にも露地物があります。
我が社はお茶のハウス栽培はやっておりませんが、その露地物との比較で言うと、「被せ(かぶせ)」という方法があります。
露地物のお茶には、なんかスーと口に入っていく自然の味わいや香りがあります。
それに対して摘む直前まで茶園に黒い布を数日被せると、お茶の渋みが減り、甘みや口当たりの良さが増します。
露地物も、被せた物もそれぞれの美味しさがありますが、自分の好みは・・・・。
その中間です。
(時には露地物の被せたお茶の神ブレンドもありますが・・・)
露地物の清涼感やお茶本来の内質を残しつつ、逆に被せの日数が長過ぎてモワっとした人工的な香りや味わいまではいってないお茶。
そんなお茶を求めています。
そして手摘みで言えば、全国茶品評会。
今年の結果は、順位的には目標に届きませんでしたが、200名近くの方と1日を共にして1枚1枚手摘みをしたというのは大きなこと。
年1回、顔を合わせる、この日を楽しみにしていただいている、新芽の香りの中で同じ時を過ごす、近況報告もあったり、また頑張ろうと思う気持ち・・・・。
「毎年、新緑園の手摘みに行くのが楽しみよ!」
と、言って頂ける方が増える会社になればと思います。
またどうぞ宜しくお願い致します。