春の蔵ざらえセール、始まりと終わりは雨も降りましたが、ほぼ影響なく無事終えることが出来ました。
今回も予想以上に多くのお客様にご来店頂き、心より感謝申し上げます。
さてコロナ対策で、店内のお客様の人数制限をさせて頂くために、外で待って頂いているお客様に春待ち茶を振る舞った4日間。
恒例のお客様とのやり取り・・・・。
長年お寄り頂いているお客様は、高校時代の御友人(悪友と言われておりましたが)と来られ、「いつもブログを読んでますよ!」と言われました(人生の先輩にそう言われると恐縮します)
このお方は、品評会等の受賞の際もいつも自分のことの様に喜んで頂けます。
また男性の方に「いつからお寄り頂いていますか?」とお聞きすると、「母が煎茶道を長年やっていて、やっと美味しいお茶に出会って10年以上、来ていますよ」とのこと。
「私、お客さんが来られるときは【まれもの】を氷出しでおもてなしします。あの甘さは格別ですよ」と言われた方も。
こういうお話をお聞きすると、ほんと、お茶屋冥利と責任でマインドが上がります。
「全日空のティーバッグ」をいつもはお茶を飲まない東京の息子さんに送ったら、「また送って!の催促がきたらか買いに来ました」と笑いながら言われたり。
若いお母さんが「三歳の息子が、新緑園のほうじ茶しか飲まないんですよ。よそのお茶を淹れたら全然飲まなくて・・・」(違いがわかる男に育ちますね)
全国的に有名なあるアッパー系大手スーパーの元バイヤーで取引開始の際に大変お世話になった女性。
今は転職で異業種にいらっしゃるのに、所要があったからとはいえ、関東から来られ茶園や工場見学をされました。
「香ばしい冬のお茶より、まろやかな春待ち茶が好き」と言われた方も。
「品評会受賞おめでとう」と、昨年の受賞祝いを数名の方に言って頂きました。
春待ち茶を飲んで、「あっ、春って感じ」と言われた方も。
帰られるお客様にお礼を言うと、「こちらが有難うですよ」と言われる方も。
「今度、職場(県病院)である学会の打ち合わせ中に、テレビで新緑園が日本一になったニュースを見て、学会の本番のおもてなしで使いました」と言われた方も。
ご年配のお母様を、両手で支えながらご来店される方も、数名いらっしゃいました。
皆様の会話も振る舞いが、なんか
美しいなあ
と思いながらの4日間でした。
そして最後に・・・。
イベントのポップというか店舗玄関前の表示。
担当社員が「蔵ざらえ」の「さ」の濁点を、手作りの桜の花びらの消しゴム印で押していました。
これも本当に美しい仕事です。
誰かの指示でなく、自分の発想でこういう仕事が出来る人は敬服に値します。
気が付くと、長文で自慢満載の社長でした。
すみません。
本日は以上ですが、ただ今pm4時。
品評会茶園に肥料まきに行ってきます!!
*全国茶品評会手摘み。
今年は4/16(土)am7時から行う予定です。皆さま一緒に日本一をめざしましょう!!