今年の全国茶品評会の結果が、金曜日午後に出ました。
出品した玉緑(たまりょく)茶部門で100品程の出品があり、今回は9位でした。
昨年は日本一を頂き、皆様と喜びを分かち合えましたが、今年は予想以上に厳しい結果で、気持ちが△×?#*・・・です。
振り返ると1年間、寒い日も暑い日も懸命に肥料をまき社員と草刈りをし、4月20日にはその茶園に愛車を停め一泊し何かを感じ、23日にコロナ対策をとりながら140名程の摘み手の方と、想いを込めてその時にしか出会えない新芽を一芽一芽を丁寧に摘んで出品しました。
が、気候の影響か、他県の頑張りか、私の技術不足か、色んな要因がからみあったのか今回の結果となりました。
悔しいです。
当日、一緒に手摘みをして頂いた方々に、
「私、お茶摘み行って、それが日本一なったとよ!」
「俺が摘んだから、日本一になったっちゃが!」
と、笑顔で言って頂きたかった。
社員とも喜びたかった。
(でもこういう結果が出ると、去年の日本一が改めて有り難く感じますね)
それで今回、団体で参加頂いた方はその代表の方に、個人参加の方はその方に、女将と手分けして結果のご報告でご連絡を入れていますが、一緒に悔やしがる方、励まして頂ける方、温かい言葉を投げかけて頂ける方と有り難いばかりです。
その中である友人は、
「信吾さん、そうやってちゃんと連絡する姿勢が日本一じゃわ」
と言ってくれました。
これは、涙が出ます。
さて、私もいつまでもぐずぐず・ぐちゅぐちゅ・ふにゃふにゃ言ってる場合じゃなく、これから友人と行く西都の妻湯と八神順子さんのコンサートで全てをリセットし、明日から新たな創造の模索と、日々の業務の見直しと愚直な積み重ねのミックスに徹っして頑張ります。
あ~、でもやっぱ悔しい。