県外のあるお茶屋さんに、数年来、お茶を納めさせて頂いています。
そこではうちのお茶と他社、他県のお茶をブレンドされ、1つの商品として販売されていますが、そこの社長と色々お話しをすると、社長の品質に対する強い想いが伝わってきます。
まあそれは、懸命に仕入れやブレンドをされており敬服します。
それで、先日うちがサンプルで出したあるお茶について、
「黒木さん、ちょっと焙煎弱いから再度やり直したのを見せて下さい」
とのこと。
「えっ、強めの火入れしたけどなあ」
と内心思いながら、その不採用のお茶の加工表を見直し、実際にそのお茶を飲んでみる。
「んんん・・・・。確かに香り弱い」
温度を上げたハズなのに、香りがいいハズなのに、試飲で確認したハズなのに・・・。
「ハズ」がいくつか積み重なる。
が、飲んでみると、先方様の指摘通りの香りが少し足りないお茶。
仕事は結果。
仕事の「失敗」と言われることの要因は、思い込みや情報不足と言われます。
それと世の中では、会話の誤差も積み重なります。
今回のことは、思い込み。
「頑張った、一生懸命やったのに」
は、小学生のスポーツや勉強まで。
それでも黙って取り引きを切らずに、再提出を求めて頂いた先方様には感謝。
これに関してはコロナのせいでもなく、誰のせいでもなく。
結果を出すのみです!