ちょうど半世紀生きてきたクロキです。
当店では四季に合わせた、季節限定のお茶を販売しています。
そこで、冬にむけて深蒸し茶の「冬茶だより」。
毎年、このお茶は渋みの少ないこくのある深蒸し茶を、かなり強めの焙煎で芳ばしく、そして味わい深く仕上げています。
そして今朝は、その原料選定。
新茶の時期に、原料の確保はしていましたが、改めて候補の3点を審査。
判断の一番の基準は、強い火温に耐えて、旨みが出てくる原料かどうか・・・・。
ちょっと火を強くすると、「火負け」しちゃう見かけはいいけどチープなお茶があります。
人間でも、ちょっとした圧力を乗り越えて伸びていくか、へなへなと負けてしまうか・・・・、あると思います。
(「あると思います」の人、元気かな?)
そして、加工する際もかなり強火で短時間で仕上げるか、普通強火で時間をかけて仕上げるか・・・。
そこが、火熱とかける時間の単純な「かけ算」ではないんです。
さて、8月末に農林水産大臣賞を頂いて以降、今まで以上に、お客様の来店も反応もて増え有り難いばかり。
卸先様も、
「日本一のお茶屋さんのお茶ですよ!」
と推進頂いています。
でも、それだけでマンゾクとは出来ず、社員と再度色んなチャレンジをしています。
でないと、せっかく大きな賞を頂いて、それを生かさないとお世話になっている方々に申し訳ない。
大事なことは、夜の部で祝賀会や祝勝会的なことを単発でするんじゃなく、継続して1本でも多くの「宮崎茶」を全国に広めることや、お茶を飲む楽しさや尊さを地道にお伝えし続けること。
ここが、私がリアリストと言われる所以。
(誰が言ってるか、聞いた事ないけど)
(^^)
ハードル上げてます。
でも、元々が低かった・・・。
私的な話では、大学受験の模試で目標校がかなり厳しい判定ばかりでも、めげずに対策を取りながら努力する息子の姿にも教えられます。
有事を楽しむ。
流行の「ありのままで・・・」って、なんか逃げてる気がするとよね。
ありのまま。
蟻のパパ。
蟻のごとく、こつこつ働くパパでした。