茶匠のひとり言 | 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 茶匠のひとり言 – ページ 20 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

社長ブログ

2019.08.03

ここで一句

 

夕方でもかなり暑いんですが、最近は近所や茶畑の周りを走ったりしています。

 

ユー・チューブで80年代DISCO・SONGを聴きながら。

 

 

しかしまだまだ体は重く、足取りはやっとこさ「徒歩」より少し早い程度。

 

トホホ・・・。

 

 

 

そしてこの辺りは、稲刈りも始まってます。

 

 

実るほど こうべを垂れる 稲穂かな

(仕事が出来て良い会社をつくられている方は、腰が低く威張らず品の良い方が多いです)

 

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思い起こせば小学生時代。

 

夏休みには、両親の稲刈りの手伝いを姉たちとしていました。

 

暑さといがいがで、よだきよだきでしたけど。

 

 

 

さて「実るほど」で言うと、まだ実りの足りないジブン&我が社

 

 

エネルギーを維持し、前進し続けるのは簡単ではないです。

 

感謝の気持ちで成り立っていることを忘れたり、朝令暮改で方向がぶれたり・・・・。

 

 

 

 

ここで一句

 

 

 

実らずに 微風にぶれる 稲穂かな

 

 

 

秋頃には実ってる様、頑張ります(^^)!

 

2019.07.31

まだまだです

 

嬉しい有り難いご報告ですが、2年前も1度お世話になっておりましたANA(全日空)国際線ファーストクラスさんで、また弊社の宮崎県産のお茶を今年の9月から2年契約で使って頂くことになりました。

 

その関係で、先日福岡でANAの方と視察や打ち合わせ。

 

 

そして空いた時間で、お茶屋さん「万(yorozu)」さん見学。

 

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(私の様に)決して昭和の臭いのしない今時の品の良いお兄さんが、威圧感の無い笑顔で色んなお茶の話しをしてくれました。

 

 

でも同業者であることは、最初に言っておきたく

 

 

「宮崎から参りましたお茶屋です」

 

 

と、お伝え。

 

 

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こちらは少し緊張する中、お茶に真っ正面から深掘りされているスタンスに敬服しながら、美味しいお茶やお菓子を頂いてきました。

 

その貴重な時間は、お茶の品種、産地のこと、振る舞い、淹れ方、出し方、言葉、タイミング、表情など、学ぶべきところ満載。

 

特に、2煎目、3煎目を、肯定的に意味をなして出される考えは、

 

 

「ほほ、、、なるほど」

 

と、腑に落ちました

 

 

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和菓子も2つ。

 

本当に美味しい。

 

 

テゲテゲでは一切ない。

 

 

お金をかけ、外観やデザインを立派にすることは可能ですが、ここは内質まで徹底されていました。

 

 

ここまで持ってくる内面の力強さがオーナーの方にあるのでしょう。

 

 

 

世の人はすぐに、

 

 

「こだわりは?」

 

 

と聞かれますが、このお店の様に、これらはこだわりでなく全てに徹っし切れるか否かの差だと思います。

 

 

 

んじゃ、俺は??

 

 

まず目指すスタイルとして、高品質な「モノ」を準備しリアルな日々の販売力を身につけること。

 

そのモノに、心が躍り幸せを感じる「コト」を社員と共に品良く被せていき、お客様にも喜んでいただくこと。

 

 

その両立に徹したいが、まだまだまだ・・・。

 

 

うん、まだまだ。

 

2019.07.12

92どっ!

 

 

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夏の感謝祭、初日もそろそろ終わりですが、今日は久しぶりに夏の青い空が広がりました。

 

 

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こんな日は、水出し茶がカラダにココロに染み入ります。

(演歌みたい)

 

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そして今回も少しでもお店に出て、お客様にお茶をお淹れしながら色んな会話を楽しませて頂いております。

 

 

「神奈川から来ました!!!  美味しかったから、また来るからね」

 

と、固い握手をして頂いたご婦人。

 

 

 

 

夏限定水出し茶を飲んで頂くと、少し間をおいて

 

「幸せ!」

 

と言われた女性。

 

 

 

亡き父の同級生の方も毎回お寄り頂けまが、

 

「もう92どっ!」

 

と言われました。

(父も生きていれば92才か・・・・)

 

 

 

 

ちょうど混雑時に、レジで待って頂く時間が長くなっていると気になり、釜炒り焙じ茶を水出しで飲んで頂くと、瞬時にすごい笑顔(^^)になられたお客様。

 

 

(良かった~)

 

 

友達とお互いの子供の近況報告をしたり。

 

 

県北から、県南から、宮崎市内からわざわざ来ていただいています。

(だから、このご来店が当たり前と思ってはいけないと、気を引き締めています)

 

 

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有難うございます。

 

 

土、日も「感謝祭」とタイトルしているからにはお客様に感謝の気持ちを込めて、冷たいのも熱いのも美味しく楽しんで頂ける様、(滑りオヤジトークを交えながら)お淹れ致します(^^)!

 

 

2019.06.29

 

つい先日、某夜。

 

百貨店さんの御中元前懇親会に参加。

 

そこではアルコールは口に含まず、その会だけで帰る予定でいると、ささみ燻製営業マンでPTAつながりの友人から声をかけられ

 

 

「黒木さん、新緑園のお茶を使ってカクテルを出しているバーがありますよ。でも今日は飲んでないなら行けんですね」

 

とのこと。

 

 

 

「んにゃにゃにゃ! それは行かんとお茶道&社長道に反する。行くよ!」

 

 

と2次会はそちらに。

 

 

そのお店は、「道」さんという和風バー。

 

 

初対面の若いマスターに聞いてみると、色々試してうちのお茶が一番美味しかったとのこと。

 

 

 

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いやあ、美味しかったですよ。

 

ジンベースで創られたお茶のカクテルは清涼感あふれ、後口さわやか。

 

 

 

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こういう時間は嬉しい、有り難い。

 

 

改めて、まだまだちゃんと仕事してこういう方達の期待に応えなきゃ!と思わせて頂ける機会。

 

 

2杯頂いて、3次会まで行ってしまった夜。

 

 

久しぶりニシタチを闊歩し、エネルギッシュに夜街ではじける若者を見ながら、

 

「あっ、30年近く前は自分がこんな感じだったな」

 

とシミジミしながら、翌朝は少し頭が痛くシジミの味噌汁をすすった私でした。

2019.06.16

同じ天気でも結果は違う

 

県内では6月から始まった2番茶も中盤過ぎ。

あれほどテンパっていた新茶期よりは、少し気持ちは落ち着いた状態で過ごしています。

 

新体制でむかえた我が園も理解ある仲間のお陰で、予想以上に順調に進んでいます。

(それは今は亡き父が、若い頃から皆さんと良いお付き合いをさせて頂いていた流れがあってのことだろうと、改めて感じます)

 

 

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特に今年は、梅雨のハズなのに天気の良い日が続き、毎年苦労する雨間の摘採もスムーズに進みますね。

 

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そして、早朝からは販売に足りない分をお茶の市場で買い付け。

こちらも長年の仲間と競い合って、県内生産者300名以上の上場茶を丹念に審査し入札で購入。

 

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ここでお茶を見ながら頭を使う事は、甘味、香り、滋味、旨み、雑味、苦み、色、形、品種、抽出度合(蒸し度)は当然のことながら、相場、販売計画(仕入れ数量計画)、誰が入札に来ているか? 買うタイミング等々、色々あります。

 

その中で、いくらで値段を入れるかは、仲間とのかけひきもちょびっとあります。

それとすご腕の生産者の方にはリスペクトもあり、少しでも踏ん張って買えれば!と思っています。

それにしても同じ宮崎の天気で、なぜこんなに並べられたお茶の品質や価格が違うのだろうかと毎年思ってしまう。

(値段も2~3倍くら違う時が普通にありますが、作り手の想いは10倍は違うんだろうな)

 

 

販売も経営も同様だと思います。

 

んじゃ、日々の仕事で自分がどれほどのことを生み出しているだろうかと?と考えると反省の気持ちで、

 

 

「さあ、明日からやるぞ!!」

 

と、ここに誓います(^^)

 

 

さて、茶業界のなが~く変わらない、ずっと続いているコト。

古い体質と言われる茶業界。

 

それが良い事もあり、悪い事もあります。

 

華やかに見える話題を1つ作るより、現実に100本のお茶を新たに売る難しさ。

 

100本のお茶を売りながら、日頃の愚直な取り組みが結果として相手の心の底に響き渡って、共に喜べる様な仕事がしたいとも思います。

 

真っ直ぐ行くか、でも変化球も少し?

 

 

明日からでなく、今夜もう少し頑張ってお仕事します。

 

2019.05.31

受験の見送り気分・・・

 

 

全国茶品評会に出品するお茶の最終チェックを、お茶の試験場で行ったところです。

 

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審査項目となる茶葉の外観(形や色)や抽出しての味や香りを改めて見直し

(保管してある、昨年日本一の静岡茶を見てみると、「お主、なかなかやるのう!」と言いたく程のお茶というのも正直なところ)

 

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出品するお茶は完成品で手は加えられませんが、約1ヶ月前に180人の方々と一芽一芽摘んだお茶と、あの時よりは冷静な気持ちで再会でした。

 

そしてそれを改めて真空、箱詰めにし、名前や住所を書いて梱包。

 

 

 

まさにこれは大切な我が子が、親元を離れて受験に行くのを見送る様な心境です・・・。

 

 

 

 

そして先日の一番茶打ち上げ社内懇親会。

 

恒例の景品有りクイズ大会?を社員企画で行いましたが、あるクイズの正解を紙に書くのに、「サンド イッチ」と自信満々で書いたのに、みんなが大笑いしている。

 

 

「なぜっ??」

 

 

と思いよく見ると、

 

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全く、本気のオトボケ。

 

 

大丈夫か? 54歳!

 

 

 

 

さてさて、梅雨っぽい季節になってまいりました。

 

 

 

しかし湿度にグズらず、「反応より対応」で確実に突破していきます。

 

 

 

 

 

 

2019.05.09

きたっ!

 

 

今日も新茶の火入れ(焙煎)中。

 

茶葉は、品種も粒度も品質も売価も1点ずつ全てが違うから、それごとに火入れ温度をいじりながらの仕上げになります。

 

 

 

まず想定した温度でお茶を流して試飲。

 

その具合で、温度を上げるか下げるか、お茶を流す量を増やすか減らすか、スピードを上げるか下げるか・・・。

 

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そして今日のお茶は、

 

 

「もう少し下げ!」

 

 

とまず1度下げ、10分後に再飲。

 

 

 

「いや、あと1度下げ!!!」

 

 

とまた下げて、10分後に再飲。

 

 

 

 

 

「きたっっっ、これこれ!」

 

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少し何か、軽いえぐみがイヤだった味わいが、とろ~んと好きな味わいになった瞬間。

 

雨が降って湿度が高いせいか、今日の着地点はこれ。

 

 

 

ちょいと快感です。

2019.05.05

好天のなか

 

10連休GWの中盤の5月3日、八十八夜の翌日。

 

好天の中、8回目の「新茶 DE ピクニック」を開催致しました。

 

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恒例の茶摘み体験は4回。

 

何度も参加頂いている方、初めての方、この日だけでも2回参加の方もいらっしゃったり。

 

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緊迫する品評会の手摘みとは全く違った空気感で、皆さんワキアイアイ、楽しそうに摘んでおられました。

 

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「摘んだお茶をちゃんと美味しく作ると、うちの新茶が売れなくなりますから、適当に作って下さいね」

という、恒例の社長ギャグも失笑かスルーされたり。

 

 

 

園の中では、絵本にでも出てきそうな可愛いちびっ子の姿があったり。

 

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そして敷地内では、35のテナントさんの出店。

(さっかさんと言うらしいですが・・・)

 

こちらは、女性向きのお店がずらり。

 

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男の発想では、こういう企画は浮かびません(^^)

 

 

 

お茶好きな方、お茶摘み好きな方、新芽の天ぷらが大好きな方、雑貨屋さんや美味しいものが好きな方、抹茶ソフトが好きな方、ドライブが好きな方等々、ご来場頂いたと思います。

 

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そして特に午前中はお客様が多く、店内や交通事情などご迷惑をおかけした点もあったかもしれません。

 

それでも、このイベントがGWの楽しかった時間の1つに加えて頂けたら嬉しく思います。

 

 

 

是非またお寄り下さいませ。

 

 

 

 

 

 

2019.04.28

185+1

第73回全国茶品評会に出品の手摘み。

 

 

よく晴れた昨日。

 

185名の方に早朝からご参集頂き、緊迫しながらも無事終了致しました。

 

 

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参加頂ける方も、毎年増えています。

 

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(テントウ虫を入れると、186名ですが・・・)

 

 

8回連続の方、今回初めての方、各方面から、色んな想いの方から、楽しみたい方から、癒されたいと言われる方も、一番遠くからは大分からインストラクターの方、そして元社員も・・・。

 

 

有り難い、有り難うございますの一言です。

 

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こうなると、全国で何位だった!よりも、大事にしたいコトがあると感じます。

 

 

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そして夕方には、ほぼ出来上がりました。

 

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針の様に真っ直ぐ伸びた茶葉が、この厳しい茶業界に何かを起こしてくれそうです。

 

 

そう貢献出来る様に、まだまだ頑張ります。

 

 

 

 

2019.04.21

いよいよです

 

香り豊かで(私の思う)お茶らしい味のしっかりある新茶を、少しずつですが準備しております。

(今は1品だけですが、旬の香りのする美味しい新茶がお店には並んでいます)

 

 

そして他の新茶も少しでも早くお客様にお届けしたいと思いながら、納得の品質が前提ですので、製造部長も私もじっくり品質を確かめて、

 

 

「よし、これなら」

 

とか、

 

「これは違うな~」

 

と、毎日色んなお茶と向き合って格闘しております。

 

 

 

 

さて、全国茶品評会の手摘み(4/27)まであと1週間となりました。

 

 

皆様が茶園で迷子にならない様に(^^)、茶園に表示するナンバーの確認をしながら、その日を粛々と迎える気持ちです。

 

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1年間、特別な管理で過ごしてくれた茶園さんと園長:羽澤。

 

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クラッシックが品質を前進させてくれます。

 

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そして品評会ですので上位入賞を目指しますが、それだけでなく200名近くの方が集まって頂き、色んな想いで手摘みをして頂くという事実。

 

 

お一人、お一人の手で小さな新芽を摘んでいく。

 

 

それだけでなにか言葉に出来無い、大きなことです。

 

 

ドキドキです。

 

 

いよいよです。

 

 

 

 

 

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