全国茶品評会。
先日の当コラムで20日に行うことを記しましたが、まだ新芽の伸びが足りなく、27日に変更と致しました。
先ほど、茶園長と茶園で決定致しました。
(過去の様子です)
取り急ぎ、ご連絡です。
どうぞ、皆様でお気軽に楽しみに、ご参加下さいませ。
宜しく御願い致します。
いよいよでございます。
新茶の季節。
今年は、収穫時期的には例年通りか1、2日早くなりそうで、1週間早かった昨年よりは5,6日遅い感じです。
さて少し前になりますが、川南の茶試験場で、研修用に特別にハウスで育てた茶葉を使っての製造研修がありました。
研修の最後は、昨年、全国茶品評会に出した煎茶の振り返り。
このお茶だけ見ていると針みたいで、まさに
「THE 品評会出品茶」
で日本一になりそうな品質や外観ですが、昨年はまだ上には上がいて、少し厳しい結果でした。
そして、まだ新芽は小さい我が茶園。
この茶園で、日本一を3度頂きましたが、今年は今月の20日、土曜日に「第73回全国茶品評会愛知大会」の手摘みを行うことになりました。
是非一緒に日本一を目指して手摘みをしませんか?
毎年、200名近い方にお手伝いを頂いておりますが、初めての方でも、以前参加頂いた方でも、毎年参加されている方でも大歓迎です。
当日は、指導をしながら1芽ずつ摘んで頂きます。
摘む時間は4時間程。
皆さんが黙々と摘まれ、少し緊迫した、しかし鮮やかな新芽に囲まれた特別な空間がそこにあります。
募集要項を簡単に書きますね。
日 時 4/20(土) am7:00~ 新緑園で受付開始
摘み方開始 am8:00~ お昼頃終了予定
*お弁当と、薄謝あります。
*小雨決行
*参加頂ける方は事前に弊社に、お申し込みのお電話(0983-35-1057)をして頂くと助かります。
一緒に大きな「夢」を見ませんか?
お待ちしております。
農林水産大臣賞3連覇を頂いた茶園で、今年も日本一を目指して魂の液肥をまく魂の園長:羽澤。
新芽を守るために連夜、夜中の霜対策水出しで鼻声が心配ですが、寡黙に頑張ってくれており、頭が下がります。
ちなみに、今年も少し新茶の収穫は早そうです。
昨年は県内では新燃岳の噴火で、なかなかの1年でしたが、今年は今のところ大丈夫で、順調に新芽が伸びてくれております。
そして店内では、美の魂を持っている店長:図師の華やかさが生きています。
さすが、今日で丸10年勤務の頼れる店長のお仕事です。
母なる大地的な社員。
(10年間勤務、本当に有難うございます!」です)
そしてこれは、中1娘の作品。
ん~。
良いのやら、どうやら・・・(^^)
魂というより、
「たまにし~よ」
というレベル。
そんな曇天の土曜日です。
船井総研の社長が講演されると聞き、昨夕市内に。
その船井社長だけでなく、あとお二人も講演というか講話をされました。
そんな中、三名の方が言われたのは私なりの解釈で、
「日本人としての誇りを持つこと」
「戦争で戦った先人達の魂を大切にすること」
「歴史を学びましょう。そこには自虐的には一切ならなくていい誇り高い日本国があります。他国に否定される国ではありません」
等々でした。
日々振り返ると、目の前の事象一つ一つに翻弄される自分がいて、例えば歴史を学び大局的にモノゴトが考える力も必要と思いながらも、そこは大いに不足しています。
しかし毎日の会社運営では、歴史や想い、理念だけではなく、現場スタッフの環境が少しでも良くなることも大事と思っています。
この大枠思考と、現場主義のバランスが大事ですね。
そして改めて、マズローの5段階+1の欲求で現状を考えてみると、私自身もまだまだ欠乏欲求レベルであることを痛感。
だから今は、まず地味でも地固め。
格好良いことは言えなくても、思いつかなくても、まずは現場を・・・。
外部から色んな企画も頂きますが、ちょいとお断りする事もあります。
しっかり社内が流れ始めて、次のステップへ!
そう考えています。
少し前の、その日。
園長ハザワが、品評会茶園用に手作りした肥料をトラックに載せていました。
そして翌日、それを手でまいて・・・。
それを吸収した新芽が伸びて、4月の下旬になると思いますが、摘むのも機械でなく、180人程の手となります。
手作業です。
高校のPTA役員をされている方が集まった、その日。
楽しいお茶淹れ教室の時間を頂きました。
出来るだけリラックスして頂ける様に、和気あいあいの時間。
私のすべりトークも織り交ぜながら約2時間(^^)
楽しい、美味しいを体感頂けたと思います。
そして山形屋さん地下では、2月も1週間、社員が頑張ってお茶の販売。
私が夕方に少し手伝いで入った、この日。
やはりお客様の言葉が、心に響きます。
満面の笑みで、30歳台?の女性のお客様が開口一番、言われました。
「ホント、大好きなんです!」
(えっ! 人前で?)
「一度飲んで、優しい味のとりこになりました」
(お茶がですよね・・・)
ご年配のお客様からは、
「絶対味を落としちゃだめですよ、この味だから飲んでるんです」
と、気合いの入る言葉。
そして、我が人生を作ってくれた父の七年忌。
この日、家族だけであの日、あの頃を思い出しながら一連の行事。
一度だけでいいから、また父と話したいなあ~。
郷愁
ちっちゃい娘の作った、ちっちゃい急須のオブジェ?にホッと一息のこの日。
こんな毎日です。
本日は、我が社にとっては驚きのお客様でした。
元カリスマバイヤーであの伊勢丹メンズ館を大成功させられた、マスコミでもおなじみの三越伊勢丹HDの元社長、大西様で、現職で地方創世や本物の食材を探されており、その関係でご来店頂きました。
(うちはまだまだ、「本物」というには及びませんが・・・)
それにしても、これほどメジャーな方でありながら、物腰の柔らかさというかソフトなトークで、地方の事を大事に考えておられる事が伝わり、非常に有り難く感じました。
田舎で仕事をしているとアンテナが錆びてへし折れて、ボーっとしてしまう自分がいますが、一流の舞台で戦ってこられた方のお話は深みがあり、聞き入ってしまいスイッチを入れ直す良い機会となります。
田舎だから、小さい会社だから・・・と言い訳せず、鼻息荒く前進していきたいと思います。
そして宮崎市内で先日開催された「みやざきお茶まつり」
茶業関係者やT-1(ティーワン)チャレンジの小学生や保護者の皆様、お茶好きな一般の方もお寄り頂き、快晴の元、無事終了致しました。
それと今年は、河野知事も出席頂きました。
色々お話をしてみると、宮崎茶に対して意識も興味も持って頂いており、これまた有り難い。
テイスティングコンテストでは、県北の谷岩茶舗さんが、釜炒り茶で優勝!
谷岩君、品質のこだわりが本当に強く、さすがの結果でした。
県南の井ヶ田さんも、味わい深い美味しい深蒸し茶を出されていました。
宮崎の仲間、みんなで切磋琢磨中。
もう回数を重ねてきたこの大会ですが、それでもまだ改善点もあり、だからこそまだまだ良い大会になります。
反省会もあると思いますので、次回にむけてみんなで話し会いたいと思います。
反省と改善。
それをスピードで実行!
わかっちょるが!
けど、あれもこれもあって・・・。
わかっちょらんとかな???
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
さて昨日から始業でしたが、全員揃っての仕事始め式では代表挨拶として、
「笑顔の1年でいたい」
と話したところです。
そしてその後に、来店された私より年上の女性のお客様にご挨拶をしましたら、
「いつも美味しいお茶を有り難うございます。健康に気をつけて頑張って下さい」
と、年始から非常に身の引き締まる、心臓に突き刺さるお言葉を頂きました。
有り難くて、本当に涙が出そうでした。
(なぜ仕事をするかという大きなテーマがあるなら、こういう言葉を頂けるから、頂きたいからと言える程のことでした)
会社を運営する上で、何をどう学び、思考し行動するかを考えると、それはもう無数に選択肢がありますし、自分に出来ない、苦手なことも非常に多くあります。
あれもこれもと気になるばかりで、何も成し遂げれない自分もいます。
じゃあ、あれこれ考え過ぎず、今年の1歩目はまず「笑顔!」
そして次に、マイナスに目が行き過ぎず、働くことに「誇り」をもつこと。
それを心の土台として、その上に戦略や戦術を1つずつ重ねてければと思います。
まず自分が(^^)!で。
自分の機嫌をとるのは、自分です。
そんな年始の屁理屈の誓いを記しながら、今月23日頃から販売の「春待ち茶」の原料を模索。
徐々に暖かくなってくる希望の春、出会いの春、新しいスタートの春、時には別れの春に、穏やかで優しい気持ちで飲んで頂けるお茶でありたい。
だから、柔らかい優しい味わいのお茶を選んでいます。
結局は原価を抑えることより、品質優先となります。
(「偉い!」と心の中で独り言)
春待ち茶を口に含んで頂き、「にこっ!」とされると、いいなあ~。
笑顔あふれる1年に!
今日、12月30日。
毎年、我が社恒例(父ゆずり)の年始用のお飾りを行います。
畑の機械、配達車、製造ライン、パッケージ室、お店、受注の電話・・・。
それそれの部署が繁盛する様に、そして事故が起きない様にの2つですね、この日に強く思うのは。
(当コラムの毎年のラストは、いつもこのミカン話だと思いますが、毎年どう書いているのだろう・・・と思います、読み返さないけど)
それにしても、餅に比べてミカンの大きさに笑ってしまいます。来年は、学び過ぎて頭でっかちの年??
さてこの一年を振り返ると、うまく出来た事とそうでない事が沢山ありましたが、仕事やお客様、取引先様や社員のことを考えると、その1つ1つは非常に有り難い一年でした。
(しかし人間の感覚って、良かった事がそうでない事よりずっと多くても、ネガティヴな記憶や意識に支配されがちな時ってありますがね)
生きていれば、色々あります。
でもそれに対して不満も愚痴も無く、あとは自分。
そして来年は、先日も書きましたが、
「誇り」
を持って歩ける一年にしたいです。
あとは心の底からの笑顔(^^)も。
まず自分自身がそうなって、周りもそう導けて・・・。
一年間、大変お世話になりました。
来年も何卒宜しくお願い致します。
先日、ある商談で90歳になられる会長職の方とお話をさせて頂きました。
その人生の大先輩、いまだにエネルギーは衰えず。
耳がもう悪くなられており、こちらの言葉はなかなか聞き取れない様子でしたが、熱く強く自分の業界の改善を話される姿に、
「俺、何しみったれているんか???」
と、自分に矢を向けざるを得ない気持ちでした。
そのお話の中で、
「誇りを持って仕事をしなさい」
と、言葉を頂きました。
確かに・・・・・
誇り
何か成し遂げた! 結果は出なくとも、そこに向かった!と、心の底から全然言えない、今の自分に欠けているもの。
尊大なプライドでなく、謙遜でもなく、謙虚さとプライドが「誇り」でしょうか・・・。
ちなみにその方の事務所の入り口に飾られていた、門松の大きなこと!
大正時代から生き抜かれてきたエネルギーが形になっている気がしました。
誇り
誰かに誉められたから喜ぶのでなく、誰かに否定されたから自信が持てないのでなく、誰になんと言われ様が自分の正解を自分で決めて行動し結果を出す力。
残り9日と来年のテーマです。